PRIMITIVES "BLOW-UP" [BRITISH BEAT]
ここ最近はマイナーなビート・グループの記事が続きました。
今回はもう少しメジャーなグループ、PRIMITIVESを取り上げます。
彼らはイギリスで3枚のシングルをリリースしています。
先日のTALISMENよりもかなりメジャーです(笑)
これらのシングルは当然の如く(?)売れませんでしたが、現在ではブリティッシュ・ガレージ・ビートの傑作として評価が高いようです。
そんな本国イギリスでは不発だった彼らですが、巡業先のイタリアでは本場イギリスの”本物の”ビート・グループとして絶大な支持を得ました。
そして、1967年にイタリアのみでリリースされたのが名盤の誉れ高い本作です。
このグループの二代目ヴォーカリストであるMAL RYDERは、パワフルかつソウルフルなヴォーカルが持ち味です。
彼のようなソウルフルなヴォーカリストが在籍しているグループは、ブルー・アイド・ソウル的なサウンドになるのが世の常ですが、このグループは根が凶暴なので全然そうはなっていません。
ソウルフルでガッツのあるヴォーカルに、必要以上に凶暴な演奏、本作は最高にワイルドでカッコいいアルバムです。
それに1967年という時期もあってか、所々にサイケな雰囲気が漂っているところも、本作をより魅力的にしていると思います。
本作のオープニングを飾る、「GIMME SOME LOVING」です。
本家SPENCER DAVIS GROUPから天才少年を取り除いてチンピラ化した感じです。
また、本作にはご当地のイタリア語で歌われた曲も含まれています。
FOUR TOPSのカバー「REACH OUT I'LL BE THERE」などがそうです。
これらを聴いて思うことは、どの言葉で歌われていようがカッコいいものはカッコいいということです。
そして、やっぱりイタリア語のビート・ロックは怪しく聴こえるということです(イタリアの皆さんゴメンナサイ)。
なんかグループ・サウンズみたいですね。
私が所有している盤はCONTEPO RECORDSなるレーベルからの再発盤です。
ちなみにこれのオリジナル盤は激レアで、中古市場では恐ろしく高い値段が付いているらしいです。
私は見たことがありませんが・・・
わざわざ高いオリジナル盤を買う必要はないと思いますが、このアルバムはかなり内容が良いのでお勧めですよ!
今回はもう少しメジャーなグループ、PRIMITIVESを取り上げます。
彼らはイギリスで3枚のシングルをリリースしています。
先日のTALISMENよりもかなりメジャーです(笑)
これらのシングルは当然の如く(?)売れませんでしたが、現在ではブリティッシュ・ガレージ・ビートの傑作として評価が高いようです。
そんな本国イギリスでは不発だった彼らですが、巡業先のイタリアでは本場イギリスの”本物の”ビート・グループとして絶大な支持を得ました。
そして、1967年にイタリアのみでリリースされたのが名盤の誉れ高い本作です。
このグループの二代目ヴォーカリストであるMAL RYDERは、パワフルかつソウルフルなヴォーカルが持ち味です。
彼のようなソウルフルなヴォーカリストが在籍しているグループは、ブルー・アイド・ソウル的なサウンドになるのが世の常ですが、このグループは根が凶暴なので全然そうはなっていません。
ソウルフルでガッツのあるヴォーカルに、必要以上に凶暴な演奏、本作は最高にワイルドでカッコいいアルバムです。
それに1967年という時期もあってか、所々にサイケな雰囲気が漂っているところも、本作をより魅力的にしていると思います。
本作のオープニングを飾る、「GIMME SOME LOVING」です。
本家SPENCER DAVIS GROUPから天才少年を取り除いてチンピラ化した感じです。
また、本作にはご当地のイタリア語で歌われた曲も含まれています。
FOUR TOPSのカバー「REACH OUT I'LL BE THERE」などがそうです。
これらを聴いて思うことは、どの言葉で歌われていようがカッコいいものはカッコいいということです。
そして、やっぱりイタリア語のビート・ロックは怪しく聴こえるということです(イタリアの皆さんゴメンナサイ)。
なんかグループ・サウンズみたいですね。
私が所有している盤はCONTEPO RECORDSなるレーベルからの再発盤です。
ちなみにこれのオリジナル盤は激レアで、中古市場では恐ろしく高い値段が付いているらしいです。
私は見たことがありませんが・・・
わざわざ高いオリジナル盤を買う必要はないと思いますが、このアルバムはかなり内容が良いのでお勧めですよ!
タグ:BRITISH BEAT レコード
poposukeさん、こんにちは。早速PRIMITIVESを取り上げていただき有難うございます!私が「賛否両論ある」と書いたのは、MAL加入前のガレージパンク期(?)の方が一般的に評価が高いことと、やはり伊語のアヤシイ感じ(笑)が理解されないことが多いので…。でもMALのやさぐれ感満点でフェロモン過多なヴォーカルは伊語が見事にマッチしてると思いますし、その濃ゆいルックス(体毛も濃そう)も含めてイタリアで人気が出たのもうなずけるというものです(MALはその後イタリアで映画に主演したりもしていますよね)。R&Bのカバーも激アツですが、彼らのオリジナルでシングルカットもされた「EVERY MINUTES OF EVERY DAY」はアドレナリン大放出の名曲だと思います!そんなわけで長々と失礼しました(反省)。またコメントさせていただきます♪
by ちーたん (2009-04-11 16:01)
ちーたんさん こんにちは
こんな過去の手抜き記事で申し訳ないです(汗)
巷ではMAL加入前の方が高い評価なのですか?
私は断然コッチなんですけどね(笑)
この怪しい感じが分からないのは少しだけ不幸なことだと思います(笑)
>MALのやさぐれ感満点でフェロモン過多なヴォーカルは伊語が見事にマッチしてると思いますし・・・
彼はホントにキャラが濃いですよね(笑)
マイナーな存在にしておくには惜しいナイス・キャラだと思います。
これからも色々なビート・グループを取り上げるので宜しくお願いします!
熱い(!?)コメントは大歓迎ですよ♪
by POPOSUKE (2009-04-11 18:33)
MALの妖しい感じ(^^ゞ
たしかに加入後は妖しくなりますよね。
特にイタリア語バージョンの曲たちは
独特の濃ゆいキャラがクセになりますね(^^ゞ
私はコレは数年前にでたアンソロジーCDで持ってるんですけど
パイ時代のシングル群、フレンチEP、イタリアEPと順番に収録されてますが
初期のクールなガレージもカッコイイですけれど
イタリアEPの独特のコテコテ感とアングラ感が好みですw
彼らがイタリア・フランスでウケたというのも分かるような気がします。
彼らの濃ゆいキャラは、クールな英国では暑苦しいのかも…!?(汗)
恋に熱い国(?)仏伊では、このような濃さが親近感わくのかも!?(^^ゞ
by もりたん (2009-04-13 22:20)
連続投稿スミマセン!
上の投稿で間違いが。
イタリアEPは間違いで
正しくは「イタリアLP」でした(^^ゞ
イタリアだけでLPを出したなんて!
英国でウケなかったバンドが(失礼!(^^ゞ)、
欧州各国でウケてLP出すという図式が
このバンドにも見事にハマるわけですが
なかなか楽しい内容のLPなんですよ♪
「リーチアウト、アイル・ビー・ゼア」のイタリア語カバーでは
「GIRA,GIRA」という曲名になってますw
ギラギラかよ!と最初はビックリしましたが
よく聞いてみたら「ジラジラ」と歌ってました(^^ゞ爆
是非アンソロジーCDのほうも入手してみてください♪
by もりたん (2009-04-13 22:28)
またまた連続投稿すみませぬ(>_<)
イタリアLPのことに上のコメで触れましたが
まさにこの投稿のLPがそうでしたね!
春ボケしてました(゜o゜)
彼らはイタリアが気に入って
イタリアに移住したようなことが書いてある記事を
以前見たような気がするんですが
もしそうだとしたらスゴイことですね!(^^ゞ
でもイタリアだったら食事も美味しいし
英国よりも物価も安そうだから良さそうですね。
(ってそんな問題じゃない?爆)
by もりたん (2009-04-13 22:34)
もりたんさん こんばんは
MAL加入後の彼らは見事にもりたんさんのツボにハマっていそうですね(笑)
彼らは本国イギリスではなく、イタリアで受けたというのがミソだと思います。
ドサ回りビート・グループにとっての楽園であるドイツや北欧でも多分ダメだと思います。
あの濃いキャラは絶対に南欧向きなのでしょう(笑)
イタリアは食事も美味しそうですし、物価も安そうですしね(笑)
それにしても、このアルバムはなかなかの傑作だと思います。
是非、もりたんさんのブログでも取り上げてみて下さい(笑)
by poposuke (2009-04-13 22:56)