TOM JONES " ALONG CAME JONES " [BRITISH BEAT]
多くの人がTOM JONESに持っている印象といえば“マダム殺しの超絶倫シンガー”といったところでしょうか?
概ね間違いではありませんが、超実力派ブリティッシュ・ロック・シンガーである彼をマダム達だけに独占させておくのは非常に勿体ない事だと思います。
このアルバムは1965年に発表された彼のファースト・アルバム(全英11位)です。
まず、このアルバムの最大の目玉が冒頭を飾るキラー・チューン「I‘VE GOT A HEART」です。
歌っている本人の半径1m以内にいると、間違いなく聴覚に異常をきたすであろう圧倒的な声量の超絶ヴォーカルは、中途半端なビート・グループのヴォーカリストなんかでは足元にも及ばないほどの破壊力です。
ERIC BURDONが“アニマル”なら、彼はまさしくケダモノ(?)です。
アルバムの1曲目が素晴らしいと残りの収録曲がゴミでも、3分の1程度は満足することができますが、このアルバムにはもう1曲のキラー・チューンである、ヒット曲「IT‘S NOT UNUSUAL」(全英1位)がA面の最後に控えています。
この2曲の傑作を聴くだけでもこのアルバムは“買い“です。
勿論、他の収録曲でも彼のヴォーカルは圧倒的な迫力です。
特に疾走感溢れるA面で桁違いです。
私が所有しているのは英DECCAオリジナルのモノラル盤です。
このアルバムにはステレオ盤は存在しません。
OPEN DECCAラベルですが、レーベル面に溝がないので68年後半から69年前半頃プレスの盤です。
タックス・コードは”JT”と刻まれています。
上記の2曲を聴くだけなら編集盤のCDでも充分だろうと思われる方もいるかもしれませんが、このアナログ盤だけが持つ生々しい雰囲気と圧倒的な音圧は、彼のヴォーカリストとしての凄みを倍増させていると思います。
ちなみに、この盤はたったの1600円で購入した記憶があります。
彼の日本での評価の低さを物語っています。
60年代から第一線で現役なのは、なにもROLLING STONESやPAUL McCARTNEYだけではありません。
概ね間違いではありませんが、超実力派ブリティッシュ・ロック・シンガーである彼をマダム達だけに独占させておくのは非常に勿体ない事だと思います。
このアルバムは1965年に発表された彼のファースト・アルバム(全英11位)です。
まず、このアルバムの最大の目玉が冒頭を飾るキラー・チューン「I‘VE GOT A HEART」です。
歌っている本人の半径1m以内にいると、間違いなく聴覚に異常をきたすであろう圧倒的な声量の超絶ヴォーカルは、中途半端なビート・グループのヴォーカリストなんかでは足元にも及ばないほどの破壊力です。
ERIC BURDONが“アニマル”なら、彼はまさしくケダモノ(?)です。
アルバムの1曲目が素晴らしいと残りの収録曲がゴミでも、3分の1程度は満足することができますが、このアルバムにはもう1曲のキラー・チューンである、ヒット曲「IT‘S NOT UNUSUAL」(全英1位)がA面の最後に控えています。
この2曲の傑作を聴くだけでもこのアルバムは“買い“です。
勿論、他の収録曲でも彼のヴォーカルは圧倒的な迫力です。
特に疾走感溢れるA面で桁違いです。
私が所有しているのは英DECCAオリジナルのモノラル盤です。
このアルバムにはステレオ盤は存在しません。
OPEN DECCAラベルですが、レーベル面に溝がないので68年後半から69年前半頃プレスの盤です。
タックス・コードは”JT”と刻まれています。
上記の2曲を聴くだけなら編集盤のCDでも充分だろうと思われる方もいるかもしれませんが、このアナログ盤だけが持つ生々しい雰囲気と圧倒的な音圧は、彼のヴォーカリストとしての凄みを倍増させていると思います。
ちなみに、この盤はたったの1600円で購入した記憶があります。
彼の日本での評価の低さを物語っています。
60年代から第一線で現役なのは、なにもROLLING STONESやPAUL McCARTNEYだけではありません。
>彼をマダム達だけに独占させておくのは非常に勿体ない事だと思います。
で笑ってしまいましたが(笑)
ボーカルものはLPではほとんど所有していないのですが、彼は日本でも売れてくれたおかげで国内シングル盤で結構お世話になっております。
声量が凄いというか、このあらぶる声は、普段ボーカルものを聴く機会のないロックファンにもたまらないものがあると思います。
by いたち野郎 (2009-04-14 02:12)
いたち野郎さん おはようございます
彼は所謂”ロック・ファン”からの評価が極めて低いと思います。
個人的にはこんなに"ロックな”ヴォーカリストは少ないと思います(笑)
全部のアルバムを聴く必要はないかもしれませんが、この1stと2ndに限ってはブリティッシュ・ビート好きなら聴いていて損はないと思います。
でも、ホントに彼の声量は凄いですよね!
キャラも必要以上に濃いですし(笑)こんな面白いヴォーカリストはなかなかいないと思いのですが・・・
by poposuke (2009-04-14 07:19)
poposukeさん、こんにちは!
来ましたね、「英国のサブちゃん」ことTOM JONES(笑) 最高ですよね~!ちなみに私は2nd「A-TOM-IC JONES」のUKステレオ盤(例の「原爆ジャケ」がキョーレツな、アレです)を所有していますが、
>このアナログ盤だけが持つ生々しい雰囲気と圧倒的な音圧は、彼のヴォーカリストとしての凄みを倍増させていると思います。
まったくそのとおりだと思いますね!
>アルバムの1曲目が素晴らしいと残りの収録曲がゴミでも、3分の1程度は満足することができますが、
確かに(笑) そういう意味では2ndの1曲目は「MOD SCENE」でもおなじみのキラー・チューン「DR. LOVE」(UK盤でこの曲が聴けるのは確かこのアルバムだけ!)ですし、poposukeさん理論でも無事合格してますね!その他もややスローなナンバーが多めながら、捨て曲なしでおススメできる内容だと思います。
彼はホント過小評価されているアーティストの代表格ですよね!
似たようなところではLONG JOHN BALDRYの2nd「LOOKING AT LONG JOHN」も、名盤1stの陰に隠れがちですがスウィンギン・ロンドンを感じさせる素敵な1枚なので大好きです。もし未聴でしたら是非!「KEEP ON RUNNING」のカッコいいカバーも収録されていますよ。ではまた。
by ちーたん (2009-04-14 11:44)
ちーたんさん こんばんは
またもや濃いキャラ記事へのコメントありがとうございます!(笑)
彼は「英国のサブちゃん」なのですか!?
サブちゃんも彼ほどはクドくないキャラだと思います(笑)
原爆ジャケ(笑)の2ndはメ直盤で所有しております。
当然ながら2ndもかなり好きですよ♪
LONG JOHNの2ndは移転前のブログで記事にしておりますよ。
近々こちらへ移転させる予定です!
by poposuke (2009-04-14 23:03)