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TOM JONES "A-TOM-IC JONES" [BRITISH BEAT]

あまりにも圧倒的なヴォーカルのせいで爆発しちゃいました(笑)

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本作は1966年にリリースされたTOM JONESの2ndアルバムです。

それにしても凄いアルバム・タイトルですが、前作同様TOM JONESのケダモノ・ヴォーカルは原爆級の凄さです。

まず冒頭のキラー・ナンバー「DR. LOVE」からエンジン全開です。
この一曲だけでもお腹いっぱいになるのに、他の曲でもゴージャスなバックを背にド迫力の超絶ヴォーカルを聞かせてくれます。

あとの説明は不要です。
ここでは、彼の顔がクドイだとか、存在自体が暑苦しいということは関係ありません(笑)
とりあえず、このアルバムを聴いてみて下さい。
多分、彼が持っている圧倒的な存在感に驚かれると思います。


私が所有しているのはキングレコードから1971年に発売された国内初回盤です。
この初回盤は英DECCAから直輸入された、”メ直盤”です。

レーベルは英DECCA輸出仕様盤用の”boxed ffrr”ラベルです。
この時期のレーベルはBOXED DECCAと同様、一回り小さくなっています。
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マトリックスはA面1で、”JT”刻印のタックス・コードがあります。

ジャケットは見開きになっており、ラミネート・コーティングはされておりません。
UKオリジナル盤はコーティングされたシングル・ジャケットなので、ジャケットだけは日本製のようです。
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裏ジャケのデザインは日本独自のものです。
レコード番号はUK盤と同じ”SKL4743”です。

付属しているインナー・スリーブは、LONDONロゴの輸出仕様用のインナーです。
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よって、この盤はジャケットのみが日本製で、盤とインナーが英国から輸入されたということになります。
どうせなら、ジャケットも英国製にしてくれればよかったのに・・・

でも、音質面では英DECCAらしくクリアーで瑞々しいステレオ・サウンドなので大変満足しています。

私はこの盤を中古レコード店で購入しましたが、購入金額はたったの700円でした。
ちなみに盤・ジャケットともに良好な状態でした。

こんなことからも、日本ではTOM JONESの人気が全く無いことを実感します。

イギリスでも屈指の超実力派ブルー・アイド・ソウル・シンガーなんですけどねぇ・・・

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moondreams

こんにちは、はじままして。初回盤!いい音してそうです(笑)
A-TOM-ICとは、しゃれたタイトルなんですね。
トム・ジョーンズは「ラブ・ミー・トゥナイト」か「It's Not Unsual(よくあることさ)」位しか知りませんけど、ご紹介されてるこのLPに収録されてるんでしょうか?
ブリティッシュ・ビートは僕も好きなので、記事楽しみにしてます。今後もよろしく。
by moondreams (2009-04-25 17:28) 

poposuke

moondreamsさん はじめまして

これは70年頃にプレスされた盤なので、残念ながら初回盤ではないのですが、そこは腐ってもUK盤です(笑)なかなか良い音だと思いますよ♪

このアルバムには「ラブ・ミー・トゥナイト」や「よくあることさ」は収録されておりません。
どちらかといえば、あまり知名度のない曲が多いのですが、内容的には素晴らしいと思います。

ちなみに、「よくあることさ」はUK1stアルバムに収録されております。
1stアルバムは少し前に記事にしているので、気が向いた時にでも見てやって下さいね♪

>ブリティッシュ・ビートは僕も好きなので、記事楽しみにしてます。

同好の方のコメントは大歓迎ですよ!
こちらこそ今後とも宜しくお願い致します!


by poposuke (2009-04-25 21:53) 

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