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BEATLES 'REVOLUTION' [BEATLES]

これからは休みの日くらいは新しい記事を書こうと思います。

今日は超メジャー・グループの一番売れたシングル盤を取り上げたいと思います。

本当は超マイナーなシングル盤を取り上げようかと思ったのですが気が変わりました(笑)

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とはいっても、主役はA面のこちらではなく、
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B面のこっちです(笑)
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私がBEATLESという存在を認識したのは幼稚園の頃です。

まだJOHN LENNONは健在で、ELVIS PRESLEYが亡くなる前後の時期です。

当時、私の実家にはビデオがありました。
この頃はまだ家庭用のビデオ・デッキがあんまり普及していなかったはずで、確かVHSでもベータでもない形式のビデオだったと思います。

私はそのビデオで父が録画していたBEATLESのTV番組をいつも観ていました。
どんなタイトルのTV番組かは記憶にありませんが、内容は今でもしっかり覚えています。

幼い頃の私は、BEATLESの解散理由を”活動後期の頃に人気が急落したため”だと勝手に決め付けていました(笑)
そのTV番組でも活動後期の頃になると初期の頃のような女の子にキャーキャー騒がれている映像は出てきませんし、映画『LET IT BE』での長髪・髭ヅラのルックスなんかはとても”アイドル”とは思えませんでした(笑)
幼稚園の子供には髭のある人なんておじいさんにしか見えませんでしたからね(苦笑)

そんな私がBEATLESの”音楽”に遭遇したのは小学生になってからでした。
それは父が買ってきた『赤盤』のカセット・テープがきっかけでした。
父が何故レコードではなくカセット・テープを買ってきたのかは定かでありませんが、小さな子供には扱いやすいカセットテープはとても便利な存在でした。

そのカセット・テープを聴いた私は一発でBEATLESの”音楽”に夢中になりました。

それからというもの、二つ年上の兄と共にそのカセット・テープを毎日のように聴きました。
父はそのカセット・テープを私達のために買ってきた訳ではないと思いますが、結果的には私達兄弟で独占してしまいました(笑)

私達兄弟が『赤盤』には続きがあるらしいと知ったのは、それから少し後になってからのことです。
当然ですが、知ってしまった以上は続きが聴きたくなってしまいます(笑)
ただ、小学校低学年の兄弟にお金なんてあるはずがありません。
父は『赤盤』以降のBEATLESには興味がないらしく、続きを買ってくれる気配はありませんでした・・・

困った私達兄弟はちょっとした悪知恵を考えつきました。
ちょうどその頃は父の誕生日の直前だったので、続きのカセット・テープを父の誕生日プレゼントという名目で母に買ってもらうという計画です(笑)
そして、その計画はまんまと成功しました。
ついでに図々しくも『ハリウッド・ボウル』のカセット・テープまでも一緒に買ってもらいました(笑)
もっとも、母もそんな計画はお見通しだったのでしょうけどね(苦笑)

そうして手に入れた『青盤』のカセット・テープですが、最初に聴いたときは驚きました。
サウンドが『赤盤』の頃とはまるで違っていたからです。

ついでですが、ジャケットに写っているメンバーのルックスも同じくらい違っていました(笑)
あまり変わっていなかったのはPAULだけでした。
なので、”ポールだけは若いな~”と子供心に思っていました(笑)

最初は『赤盤』との雰囲気の違いに戸惑った『青盤』ですが、聴いているうちにだんだん良く思えてきました。

そんな中でも特にインパクトが強かったのがこの曲です。



カセット・テープにも歌詞の対訳は付いていましたが、小学生には”革命”という言葉の意味なんてよく分かりませんでした。
でも、いきなり始まるノイジーなギターとへヴィーなリズムを聴いて、子供心に”これがロックだ!”と思いました(笑)
当時はポップなイメージが強かったBETALESですが、”こんなへヴィーなサウンドだって出来るんだ!”と妙に嬉しく思った記憶があります(笑)

まだ、当時はBEATLESが解散してから10年も経っていませんでしたが、小学生の私にはひどく古い音楽を聴いている感覚がありました。
BEATLESを聴いていることなんて、周りの友人達には恥ずかしくて言い出せませんでした(苦笑)

そうした中で聴いた『青盤』からは、全く古臭さなんて感じられませんでした。

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それから30年近く経ちました。

時代はすっかり変わってしまい、今では教科書にBEATLESが載る時代になってしまいました。
きっと、今なら小学生がBEATLESを聴いていても、”恥ずかしい”なんて思わないのでしょうね(笑)


私が小学生の時に聴いていた『赤盤』、『青盤』、『ハリウッド・ボウル』のカセット・テープは、すり減るまで聴いたので今はもうありません。

大人になった私は「REVOLUTION」をUKオリジナルのシングル盤で聴いています。
今日もお隣さんの車がないことを確認して(笑)、早朝から大音量でこの曲を聴いていました。
このシングル盤からはビックリするような凄い音が出てきます。
カセット・テープで聴いていた頃にはまるで想像出来ない音です。

この曲を聴いていてふと思ったのですが、”革命”という言葉の意味は今の方が余計に分からなくなったような気がします(笑)

でも、大人になった今でも”これがロックだ!”と思います。


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コメント 6

chan_yukky

こんにちは♪
まあ~ビートルズほど、街に溢れかえっている音楽はありませんからね。
私は母のお腹の中で、既に聴いてましたからね(負けず嫌い)^^;
「Revolution」のPVは、ホント・カッコイイです!シングルヴァージョンと
「Revolution 1」を合体したみたいで、コーラス・ワークも最高ですね^^
ビートルズは「アレンジャーとしても天下一品」だと思います。
by chan_yukky (2009-07-04 12:29) 

poposuke

chan_yukkyさん こんにちは

私は母のお腹の中ではBETALESを聴いていなかったと思います(笑)
はっきりとした記憶はありませんけど(笑)

そういえば、少し前のchan_yukkyの記事を拝見して『赤盤』『青盤』を久しぶりに聴いてみたくなりましたよ♪
カセットテープがダメになって以来、全く聴いていませんでしたからね。
お手頃なUK盤を見つけたら購入してみたいと思います!
by poposuke (2009-07-04 12:40) 

へどろん

いやぁ、初体験は早かったんですねぇ…自分は中学でしたから…うふふ♪

赤盤青盤はリマスターの時かな?出たカラーヴィニールのやつが安くあったんで、それを買ったのが初めて…だからかなり遅かったです。
おまけにリマスター後なんで細かいヴァージョン違いは修正されたりしてるみたいなんで…ツマンネんで、全然聴いてないのでした、うふ♪
by へどろん (2009-07-04 22:34) 

POPOSUKE

へろどんさん こんばんは

私も自分で最初に買ったのは中学生になってからですよ(笑)
その時の『FOR SALE』は今でも大事に持っております。
出番はだいぶ減っちゃいましたけどね(苦笑)

>おまけにリマスター後なんで細かいヴァージョン違いは修正されたりしてるみたいなんで…

もし、赤盤・青盤を買うとしたら70年代にプレスされた盤の方が良さそうですね!
了解しました♪

by POPOSUKE (2009-07-04 23:01) 

ひで

REVOLUTIONはビートルズの中でもかなり異質のハードロックですよね。
自分も始め聴いた時はビックリしました。
「革命」ってタイトルは当時の世相にピッタリで正に時代を感じます。

「赤盤」から「青盤」への音の違いはかなり顕著ですよね。
ハッキリと前期、後期に分けられてるみたいな。
ジャケットを見比べて人って(特にジョン)こんなに変わるんだ〜と感心したり…

私もそうですが、ビートルズにまつわる想い出話はホント尽きないですね。
by ひで (2009-07-05 01:29) 

poposuke

ひでさん おはようございます

>「赤盤」から「青盤」への音の違いはかなり顕著ですよね。

最初に聴いた時はあまりの違いに少し戸惑いました。
極端に言うと『赤盤』と『青盤』では別バンドみたいに感じました(笑)

>ジャケットを見比べて人って(特にジョン)こんなに変わるんだ〜と感心したり…

小学生の私にはジョンがじいさんにしか見えませんでした(笑)
何故、僅か数年の間にこんなに老けてしまったんだろうと深く考えさせられましたよ(笑)

>私もそうですが、ビートルズにまつわる想い出話はホント尽きないですね。

やっぱり、最初に聴いた人達ですからね!
いろいろと想い出は尽きないですよね♪

by poposuke (2009-07-05 10:22) 

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