SONICS "HERE ARE THE SONICS" [60’s AMERICAN ROCK CD]
私はブリティッシュ・ビートが大好きです。
なので、必然的にイギリス産の音楽を聴くことが多くなります。
だからといって同時期(60年代半ば頃まで)のアメリカの音楽を軽く見たことはありません・・・
というのはウソで(苦笑)、ある一時期まではイギリス>アメリカという公式が私の中で成り立っていました。
勿論、ブリティッシュ・ビートに大きな影響を与えた黒人音楽は別でした。
BOB DYLANやBEACH BOYSも同様です。
それはBEATLESの面々が彼らに一目置いていたからです(笑)
しかし、アメリカのその他大勢(苦笑)は、BEATLES以前の旧態然としたポップス組か、ブリティッシュ・ビートの影響下にある物真似組のどちらかだと思っていました。
ハッキリ言ってそんな人達は聴く価値がないと思っておりました。
この人達を知るまでは・・・
これは1965年にリリースされたSONICSの1stアルバムです。
とりあえず能書きは後回しにして、彼らのことを知らない方はまずこの曲を聴いて下さい。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
これは彼らの代表曲「THE WITCH」です。
この突然変異のような曲が発表されたのは1964年です。
この時期のイギリスには彼ら以上にハードな音を出すバンドは存在していませんでした。
もし、仮にいたとしても当時のアメリカには紹介されていませんでした。
そうです!
この曲はBEATLESやROLLING STONESなど、イギリス勢の影響とは全く関係のないところで自然発生したのです。
”ビート・ロック”はイギリス勢の専売特許ではないのです。
この異常にワイルドかつハードなサウンドは初期パンクとも言えますし、初期ハード・ロックとも言えると思います。
これらの音楽もイギリス勢が先に作り上げた、というイメージがありますが、決してそんなことはありません。
個人的な見解ですが、YARDBIRDSあたりが初期ハード・ロックというのなら、SONICSのサウンドの方が100倍くらいハードだと思います。
というか、激しい衝動に突き動かされたプリミティヴな音楽に余計な能書きなんて不要ですね!
SONICSはKINGSMENと同じアメリカ北西部出身のロック・グループです。
アメリカ北西部は黒人音楽の人気が高い土地柄でした。
黒人音楽といってもブルースなどではなく、ノリの良いR&BやR&Rが好まれていました。
この1stアルバムには「THE WHICH」のようなオリジナル曲の他に、彼らが好んで聴いていたであろうR&BやR&Rのカバーが多数含まれています。
例えば、こんな曲です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
これぞブラックR&Rです!
CHUCK BERRYのカバーはブリティッシュ・ビートの定番ですが、是非このカバーと聴き比べてほしいと思います!
自分がカッコいいと感じた音楽をさらにカッコよく表現したいという初期衝動に国境なんてないのです!
先に取り上げたKINGSMENもそうですが、このSONICSもブリティッシュ・インベジョンとは関係のないところで生まれたロック・バンドです。
私はSONICSやKINGSMENを聴いて以来、イギリス偏重だった考えを改めました。
BEATLES上陸前のアメリカにだって、カッコいい”ロック”があったのです!
なので、必然的にイギリス産の音楽を聴くことが多くなります。
だからといって同時期(60年代半ば頃まで)のアメリカの音楽を軽く見たことはありません・・・
というのはウソで(苦笑)、ある一時期まではイギリス>アメリカという公式が私の中で成り立っていました。
勿論、ブリティッシュ・ビートに大きな影響を与えた黒人音楽は別でした。
BOB DYLANやBEACH BOYSも同様です。
それはBEATLESの面々が彼らに一目置いていたからです(笑)
しかし、アメリカのその他大勢(苦笑)は、BEATLES以前の旧態然としたポップス組か、ブリティッシュ・ビートの影響下にある物真似組のどちらかだと思っていました。
ハッキリ言ってそんな人達は聴く価値がないと思っておりました。
この人達を知るまでは・・・
これは1965年にリリースされたSONICSの1stアルバムです。
とりあえず能書きは後回しにして、彼らのことを知らない方はまずこの曲を聴いて下さい。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
これは彼らの代表曲「THE WITCH」です。
この突然変異のような曲が発表されたのは1964年です。
この時期のイギリスには彼ら以上にハードな音を出すバンドは存在していませんでした。
もし、仮にいたとしても当時のアメリカには紹介されていませんでした。
そうです!
この曲はBEATLESやROLLING STONESなど、イギリス勢の影響とは全く関係のないところで自然発生したのです。
”ビート・ロック”はイギリス勢の専売特許ではないのです。
この異常にワイルドかつハードなサウンドは初期パンクとも言えますし、初期ハード・ロックとも言えると思います。
これらの音楽もイギリス勢が先に作り上げた、というイメージがありますが、決してそんなことはありません。
個人的な見解ですが、YARDBIRDSあたりが初期ハード・ロックというのなら、SONICSのサウンドの方が100倍くらいハードだと思います。
というか、激しい衝動に突き動かされたプリミティヴな音楽に余計な能書きなんて不要ですね!
SONICSはKINGSMENと同じアメリカ北西部出身のロック・グループです。
アメリカ北西部は黒人音楽の人気が高い土地柄でした。
黒人音楽といってもブルースなどではなく、ノリの良いR&BやR&Rが好まれていました。
この1stアルバムには「THE WHICH」のようなオリジナル曲の他に、彼らが好んで聴いていたであろうR&BやR&Rのカバーが多数含まれています。
例えば、こんな曲です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
これぞブラックR&Rです!
CHUCK BERRYのカバーはブリティッシュ・ビートの定番ですが、是非このカバーと聴き比べてほしいと思います!
自分がカッコいいと感じた音楽をさらにカッコよく表現したいという初期衝動に国境なんてないのです!
先に取り上げたKINGSMENもそうですが、このSONICSもブリティッシュ・インベジョンとは関係のないところで生まれたロック・バンドです。
私はSONICSやKINGSMENを聴いて以来、イギリス偏重だった考えを改めました。
BEATLES上陸前のアメリカにだって、カッコいい”ロック”があったのです!
昨日ソニックスの事をたまたま書いて、次の日にはソニックスの記事が!?
いやぁ~ビビっちゃいましたよ(笑)。
たまたま昨日の夜は運転しながら『HERE ARE THE SONICS』を聴いていました。
あのスクリーミングがたまらないんですよねぇ。スタンダードなのにあれだけ凶暴にできるのはスゴイ!
by おいどん (2009-07-15 09:05)
いやぁ、やっぱハンバーガーや肉同様に広大なあの国は、スケールでかいすよね、いろいろいるいる、うふ♪
ソニックスは以前CDで持っていたけど、安レコで買い直そうと思い、そのまま…う〜ん探さなきゃ!
♪るるぉーゔぁゔぇーとゔぇん!…しょぼいハンドクラップがまた最高!うふふ♪
by へどろん (2009-07-15 22:03)
おいどんさん こんばんは
いつも過去記事の移転ばかりだと面白くないので、たまには新しい記事を書いてみました。
実は私も無性にSONICSを聴きたくなったのです(笑)
ただ、運転中にこのアルバムを聴くのはちょっと危険かもしれませんね(笑)
つい凶暴な気分になって、スピード違反してしまいそうです(笑)
by poposuke (2009-07-15 22:05)
へどろんさん こんばんは
SONICSはローカル・ヒットだけで終わってしまったグループですが、こんな凄いのが片田舎に埋もれたままになっているアメリカは底無し沼みたいな国だと思います。
アメリカにはまだまだ無名ながらも素晴らしい人達がいっぱいいるのでしょうね。
ホントにスケールが巨大すぎます(笑)
>しょぼいハンドクラップがまた最高!
北西部の安っぽいスタジオで録音するとこんなものでしょう(笑)
でも、それがよりワイルドさを増す要素だと思います!
by poposuke (2009-07-15 22:14)