コーティング・ジャケットと消しゴム それと、赤ちゃん用のおしりふき [メンテナンス]
これは移転前のブログで書いた記事です。
正直なところ、このような記事を移転させる必要はないと思ったのですが、このブログではレコードのメンテナンスについての検索がやたらと多いので、とりあえず移転させてみました・・・
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これは昨年末に購入したUKオリジナル盤です。
SPENCER DAVIS GROUPの『AUTUMN ’66』です。
この盤の購入金額は5000円以下でした。
このアルバムのUKオリジナル盤としては格安だったのかもしれませんが、ジャケットはそれなりにくたびれていました。
しかし、それを少しでも良い状態にしたいというのが人情というものです。
そこで、ジャケットのメンテナンスをするのですが、まず登場するのは赤ちゃん用のお尻拭きです。
これでラミネート・コーティングされたジャケットを拭くのですが、これを使用するのにはいくつか理由があります。
まず、湿り具合が絶妙であること。
ラミネートされているとはいえ、ジャケットは当然紙で出来ています。
当たり前のことではありますが、紙に過度の水分を与えることはダメージの元になりますし、下手するとカビなどが発生する原因にもなりかねません。
その点、これは拭いてもすぐに水分が蒸発するような湿り具合です。
また、大きさもちょうど使いやすいサイズですし、使い捨てなので余計な手間を掛けずに使用することが出来ます。
それに、元々このお尻拭きは赤ちゃんの肌に使うものなのでジャケットに有害そうな成分は含まれていないと思われます。
これは赤ちゃんの肌だけではなく、コーティング・ジャケットにもやさしいのだと思っています(笑)
勿論、私はこれをジャケットのメンテナンスばかりではなく、いつもは普通のウェット・ティッシュとして使用しています(笑)
早速、これでジャケット表を拭いてみます。
勿論、コーティングされていないジャケットをこれで拭くのは厳禁です。
次にやわらかい布で水分を拭き取ります。
念の為、収納する前には十分に乾燥させることが必要です。
これだけでもかなりの汚れが落とせます。
コーティング・ジャケットには埃やタバコのヤニなどの汚れが結構付いているものです。
この作業によって、コーティングの輝きが見違えるように変わったこともあります。
ちなみに、拭いても落ちないような頑固な付着物は消しゴムで擦るとキレイになることがあります。
続いてジャケ裏です。
折り返し部分のこのような汚れも消すことが出来ます。
ここでも赤ちゃん用のお尻拭きが登場です。
ご覧のような仕上がり具合です。
しかし、これではコーティング部分との境い目に付着している汚れを落とすことは出来ません。
ジャケット上部もこんな感じで汚れています。
ここで消しゴムの登場です!
この消しゴムは娘の机の上にあったのを無断借用しております(笑)
あまり力を入れすぎると、紙を傷めてしまう可能性があるので要注意です。
かなりキレイになったと思います。
横もこんな感じになりました。
この汚れが取れただけでも、全体の印象はかなり違ってきます。
また、消しゴムでラミネート・コーティングされていない部分を軽く擦ると薄汚れが落ちます。
この場合、色の付いている部分や文字の部分を擦ると色落ちが発生する可能性がありますし、強く擦りすぎるとその部分がケバだつこともあります。
あくまでも、白地の部分だけを軽く擦るのがコツです。
汚れが落ちないからといって無理は禁物です。
さすがに染みや経年変化による変色はどうにもなりませんが、メンテナンスする前よりもキレイになったとは思います。
これが、いつも私が行っているジャケットのメンテナンスですが、大してお奨めできる方法ではありません(苦笑)
もし、試してみようと思われる方がおられましたら、あくまでも自己責任でお願い致します。
やり方によっては大事なジャケットを傷めてしまう可能性があります。
もっとも、そんな方は皆無だと思われますが・・・(笑)
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次は盤の方です。
盤面の状態は良好です。
これはいい音が期待出来そうです。
でも、いくら盤面がキレイでもクリーニングは必ずするようにしています。
私は一応、レイカのバランス・ウォッシャーを使用しています。
あくまでも個人的な見解ですが、これによって飛躍的にノイズが減少したり、音質が向上するということはないと思います。
これは完全に気休めですね。
それでも、やらないよりはやった方が良いとは思います。
キレイに見える盤でも、意外と埃やヤニで汚れていることがありますからね。
正直な所、盤面のクリーニング方法はどれが良いのかよくわかりませんね・・・
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このUKオリジナル盤は素晴らしい音でした!
今までこのアルバムは80年代に出ていた再発アナログ盤で聴いていたのですが、音の鮮度の高さは勿論のこと、低音部の迫力が全然違っています。
時間をかけてメンテナンスをした甲斐がありました!
ただ、新品だった消しゴムを使いすぎたので、後で娘から文句を言われそうです(笑)
正直なところ、このような記事を移転させる必要はないと思ったのですが、このブログではレコードのメンテナンスについての検索がやたらと多いので、とりあえず移転させてみました・・・
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これは昨年末に購入したUKオリジナル盤です。
SPENCER DAVIS GROUPの『AUTUMN ’66』です。
この盤の購入金額は5000円以下でした。
このアルバムのUKオリジナル盤としては格安だったのかもしれませんが、ジャケットはそれなりにくたびれていました。
しかし、それを少しでも良い状態にしたいというのが人情というものです。
そこで、ジャケットのメンテナンスをするのですが、まず登場するのは赤ちゃん用のお尻拭きです。
これでラミネート・コーティングされたジャケットを拭くのですが、これを使用するのにはいくつか理由があります。
まず、湿り具合が絶妙であること。
ラミネートされているとはいえ、ジャケットは当然紙で出来ています。
当たり前のことではありますが、紙に過度の水分を与えることはダメージの元になりますし、下手するとカビなどが発生する原因にもなりかねません。
その点、これは拭いてもすぐに水分が蒸発するような湿り具合です。
また、大きさもちょうど使いやすいサイズですし、使い捨てなので余計な手間を掛けずに使用することが出来ます。
それに、元々このお尻拭きは赤ちゃんの肌に使うものなのでジャケットに有害そうな成分は含まれていないと思われます。
これは赤ちゃんの肌だけではなく、コーティング・ジャケットにもやさしいのだと思っています(笑)
勿論、私はこれをジャケットのメンテナンスばかりではなく、いつもは普通のウェット・ティッシュとして使用しています(笑)
早速、これでジャケット表を拭いてみます。
勿論、コーティングされていないジャケットをこれで拭くのは厳禁です。
次にやわらかい布で水分を拭き取ります。
念の為、収納する前には十分に乾燥させることが必要です。
これだけでもかなりの汚れが落とせます。
コーティング・ジャケットには埃やタバコのヤニなどの汚れが結構付いているものです。
この作業によって、コーティングの輝きが見違えるように変わったこともあります。
ちなみに、拭いても落ちないような頑固な付着物は消しゴムで擦るとキレイになることがあります。
続いてジャケ裏です。
折り返し部分のこのような汚れも消すことが出来ます。
ここでも赤ちゃん用のお尻拭きが登場です。
ご覧のような仕上がり具合です。
しかし、これではコーティング部分との境い目に付着している汚れを落とすことは出来ません。
ジャケット上部もこんな感じで汚れています。
ここで消しゴムの登場です!
この消しゴムは娘の机の上にあったのを無断借用しております(笑)
あまり力を入れすぎると、紙を傷めてしまう可能性があるので要注意です。
かなりキレイになったと思います。
横もこんな感じになりました。
この汚れが取れただけでも、全体の印象はかなり違ってきます。
また、消しゴムでラミネート・コーティングされていない部分を軽く擦ると薄汚れが落ちます。
この場合、色の付いている部分や文字の部分を擦ると色落ちが発生する可能性がありますし、強く擦りすぎるとその部分がケバだつこともあります。
あくまでも、白地の部分だけを軽く擦るのがコツです。
汚れが落ちないからといって無理は禁物です。
さすがに染みや経年変化による変色はどうにもなりませんが、メンテナンスする前よりもキレイになったとは思います。
これが、いつも私が行っているジャケットのメンテナンスですが、大してお奨めできる方法ではありません(苦笑)
もし、試してみようと思われる方がおられましたら、あくまでも自己責任でお願い致します。
やり方によっては大事なジャケットを傷めてしまう可能性があります。
もっとも、そんな方は皆無だと思われますが・・・(笑)
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次は盤の方です。
盤面の状態は良好です。
これはいい音が期待出来そうです。
でも、いくら盤面がキレイでもクリーニングは必ずするようにしています。
私は一応、レイカのバランス・ウォッシャーを使用しています。
あくまでも個人的な見解ですが、これによって飛躍的にノイズが減少したり、音質が向上するということはないと思います。
これは完全に気休めですね。
それでも、やらないよりはやった方が良いとは思います。
キレイに見える盤でも、意外と埃やヤニで汚れていることがありますからね。
正直な所、盤面のクリーニング方法はどれが良いのかよくわかりませんね・・・
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このUKオリジナル盤は素晴らしい音でした!
今までこのアルバムは80年代に出ていた再発アナログ盤で聴いていたのですが、音の鮮度の高さは勿論のこと、低音部の迫力が全然違っています。
時間をかけてメンテナンスをした甲斐がありました!
ただ、新品だった消しゴムを使いすぎたので、後で娘から文句を言われそうです(笑)
いやぁ、なんとも丁寧な!
そして、いい情報っす!
特に境目の汚れを消しゴムでなんて!
さっそく…ってやっぱ面倒な俺はそのうちやろう、って思うのでした。うふふ♪
しかし、おしりふきかぁ…う〜ん、やさしそう♪
by へどろん (2009-07-20 00:25)
なるほど!
消しゴムを使いますか!これは斬新だ。
とかいってレコード一枚持ってないんですけど(苦笑)。
メンテナンスでこんなに蘇るのですね。
もしかしてCDの白いプラケも消しゴムでキレイになったりするかも・・・
by ryo (2009-07-20 00:30)
こんばんは~♪
どうも、ご無沙汰してました^^;自分も消しゴムはよく使いますよ。
お尻拭きは知らなかったけど。今度試してみようかなぁ(^^)?
by chan_yukky (2009-07-20 00:55)
へろどんさん おはようございます
コーティングの境い目部分の汚れは消しゴムの種類によって落ち方が違います(笑)
どの種類が良かったのかは忘れちゃいましたけど(苦笑)、中には一発で汚れが落とせる物がありますよ!
これが適切な方法なのかは分かりませんけど、この手のメンテナンスの情報って本当に少ないですよね。
他にもっといい方法がいっぱいあるような気がするのですが・・・
by poposuke (2009-07-20 07:15)
ryoさん おはようございます
ジャケットの紙質によっては消しゴムを使えない場合もあるんですけどね。
下手するとジャケットが色落ちしたりケバだったりします。
こういった作業は暇つぶしには最適ですよ(笑)
最近はあんまりやっていませんけど・・・
私はCDのプラケースの汚れがあまりにも酷い場合には面倒なので新しい物に取り替えてしまいます(笑)
家には100円ショップなんかで買ったプラケースのストックがまだ結構残っていますよ(笑)
by poposuke (2009-07-20 07:26)
chan_yukkyさん おはようございます
コメント&niceありがとうございました!
コーティング・ジャケットは見かけがキレイでもヤニや埃で意外と汚れていたりします。
別に赤ちゃん用のお尻拭きじゃなくてもいいのですが(笑)、普通のウエットティッシュや固く絞った布なんかで拭いてみるとビックリするほど汚れていることが多々あります。
chan_yukkyさんも何か良いメンテナンス方法をご存知でしたら教えて下さいね♪
by poposuke (2009-07-20 07:37)
こんにちは。
素晴らしい、かつ実用的なレクチャー有難うございます(笑)
参考にさせていただきます。
しかし、レコード世代ではない(ですよね?)poposukeさん
が、ここまでレコード盤に愛着をもたれているのは、オヤジ世代
として驚きであり、嬉しいですね。
娘さんの協力が良いですね(笑)
by テル (2009-07-20 12:17)
テルさん こんばんは
コメント&niceありがとうございます!
私は30代後半なのでギリギリですがレコード世代ですよ(笑)
CDが普及しはじめた時期が中学生の頃で、レコードとCDの売上げが逆転したのが高校生の終わり頃です。
多分、30代前半くらいの方なら完全にCD世代なんでしょうね。
あまり参考にならなそうなことばかりですが(苦笑)、今後もこういった記事を取り上げていきたいと思います♪
>娘さんの協力が良いですね(笑)
残念ながら後でバレて怒られてしまいましたよ(笑)
by poposuke (2009-07-20 19:46)