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BUTTERFIELD BLUES BAND "EAST-WEST" [60's AMERICAN ROCK]

これはUSオリジナル盤ではありません。

中学生の頃にいとこから貰った何の変哲もない国内盤です。
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本作は1966年に彼らの2ndアルバムとしてリリースされ、全米65位まで上昇しました。

学生時代の私をブルースの世界へ引きずり込んだのはこのアルバムです・・・


私は昔から長尺ものの曲が苦手です。
10分近い曲なんかはすぐに飽きてしまいます。
だから某英国の有名トリオ・バンドの演奏を聴いて面白いと思ったことは一度もありません。
しかし、本作に収められている2曲の長尺ナンバー、「WORK SONG」とアルバム・タイトル曲「EAST-WEST」は例外です。
今聴いてもスリル満点なので決して飽きることはありません。
特にMIKE BLOOMFIELDのギターがスゴイ!
きっと、一番脂がのっていた時期なのでしょう。
この時期の彼は某BLUESBREAKERSのギタリストよりも断然上だと思います。

このアルバムの影響で学生時代にはブルースをよく聴いていました。
もちろんルーツ音楽に対する探究心もあったのですが、ちょっとだけ背伸びをしてみたかったのかもしれません。
その頃はポップな音楽=子供が聴くような軽い音楽、だと思っていましたからね。
そんな私自身が浅はかな子供でしたが・・・(苦笑)

それから20年近く経った今ではブルースを聴くことも少なくなりました。
そのかわりに、当時はバカにして聴こうともしなかった音楽を今では楽しんで聴いています。
年齢を積み重ねることによって進化したのか、退化してしまったのか・・・まぁどっちでもいいですね(笑)

それでも、このアルバムだけは今でもよく聴いています。
今でも中学生の頃に感じた衝撃の大きさは変わることがありません。
ただ、このアルバムを長年聴き続けてきたので、今ではすっかりボロ盤になってしまいました・・・


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へどろん

いやぁ、自分も同じようなこと思いますよ。
若い頃、クソだろ!って持っていたようなのを、今は聴いてる…
若い頃の耳より成長して、間口が広くなったのか?
それとも、退化して、間口がだるだるになったのか…なんて、

まぁ、気にせず聴くのみですね。死ぬまで聴ける音楽なんて全体のほんの数パーセントでしょうしね、うふふ♪
がんがん好きな音楽、聴ける時に聴きまくりましょう、うひょー!

って、その某BLUESBREAKERSのギタリストとはずっと相性が悪い俺…ってのはファンが多いんで内緒っす、うふ♪
by へどろん (2009-07-31 23:40) 

poposuke

へどろんさん おはようございます

今になって思うと、以前の私は変な先入観ばかり持っていたのでしょうね。
昔よりも少し音楽の嗜好が丸くなったのかな~とも思いますが、案外逆なのかもしれません(笑)

>がんがん好きな音楽、聴ける時に聴きまくりましょう、うひょー!

私も平均寿命だと残り半分ですし(笑)遠慮している時間はありませんからね!

それと、私は某BLUESBREAKERSのギタリストが苦手なわけではないですよ(笑)
ただ、某有名トリオ・バンドはちょっと苦手です(笑)
ギタリスト云々よりも、ボーカリストがちょっと・・・
私は楽器よりも人間の声に魅かれてしまうので・・・

最近はポップな音楽じゃないとダメですね(笑)

by poposuke (2009-08-01 07:16) 

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