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ジャケ買いレコード ASTRUD GILBERTO "THE ASTRUD GILBERTO ALBUM" [ジャケ買いレコード]

「ボサ・ノヴァの女王」(帯ラベルより)、ASTRUD GILBERTOのデビュー・アルバムです。

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本作は1965年にリリースされ、全米41位を記録しました。

ASTRUD嬢は熱心なブラジル音楽ファンやジャズ好きな方から、あまり良い評価はされていないようですね。

その原因はいろいろあるのでしょうが、最大要因はやや不安定な歌唱力のためだと思われます。

確かにその歌唱力に少々疑問符が付くのは間違いありませんが、実力が高くても何も記憶に残らない歌手と、ヘタウマだけど確実に記憶に残る歌手だと、どちらがよいのでしょうか?

個人的には断然後者ですね。

私はこのアルバムをブラジル音楽やジャズとしてではなく、単純に良質なポップスとして聴いています。
やはり、稀代のメロディー・メーカーANTONIO CARLOS JOBIMの書く曲はどれも高水準で親しみやすいものばかりです。
楽曲のアレンジやバックの演奏も完璧ですね。

私は北国に住んでいますが、このアルバムは冬になると無性に聴きたくなります。
ちなみに、ELVISの『BLUE HAWAII』も冬になると聴きたくなるアルバムです。

私の所有している盤は、日本グラモフォンから発売されたメーカー直輸入盤です。
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これは米VERVEのオリジナル・ステレオ盤に帯ラベルを付けた物です。
レコード盤号はV6/8308です。
VAN GELDER刻印もあります。

ジャケットは表のみがラミネート・コーティングされているようですが、シュリンク・カバーがかかっている状態なのでよく確認できません。
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付属しているインナー・スリーブは米VERVEオリジナルの広告インナーです。
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ASTRUD GILBERTOのアルバムは数年前に発売された紙ジャケCDで持っておりますが、その中でも気に入っている数枚はアナログ盤も所有しています。

このアルバムについては値段が安かった(1500円位)のもありますが、内容とジャケットの良さが決め手でした。

ただ、このステレオ盤の音質はイマイチのように感じます。
そのため、このアルバムはいつもCDで聴いています。

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コメント 2

へどろん

いやぁ、自分は彼女の作品は、ジャケのかっこいいコンピ盤しかもってないっす。
でも、いいっすよね、素敵で♪

よく聞くじゃないですか、「歌うまいよね〜」とかヘタウマな歌手に対し「歌下手だから」とか…そういうの聞くと「オペラか声楽でも聴いてやがれ!」って言ってしまう俺でした…心の中でね、うふふ♪

テクより楽曲至上主義な俺でした、うふ♪
by へどろん (2009-08-11 23:04) 

poposuke

へどろんさん こんばんは

歌が上手くても魅力に乏しい人はけっこういますよね。

個人的には声そのものよりも、曲や演奏などを含めて全体的にどのように聴こえるか、ということの方がより重要だと思います。

>テクより楽曲至上主義な俺でした、うふ♪

小手先のテクニックに頼っているだけだったら面白くないですよね。
彼女のような不安定な歌唱の方がツッコミどころが多くて楽しいと思います(笑)

by poposuke (2009-08-11 23:42) 

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