HOLLIES "HOLLIES SING DYLAN" [BRITISH BEAT]
これは最近私が非常に気に入っているアルバムです。
HOLLIESの『HOLLIES SING DYLAN』です。
1969年にリリースされた本作は全英3位まで上昇しました。
本作はあまり人気のないアルバムかもしれません。
それは本作が原因(?)で主要メンバーだったGRAHAM NASHが脱退してしまった、ということもありますが、最大の原因は本作が”BOB DYLANのカバー曲集”であることだと思います。
オリジナル曲が中心ではないアルバムは、どうしても軽く見られがちです。
しかし、そんなことは関係なしに本作は素晴らしい内容だと思います。
HOLLIESはそれが誰の曲であろうと、彼らの曲だと思わせてしまう技量を持っています。
彼らの十八番であるコーラス・ワークは相変わらず完璧ですし、演奏だって巧いです。
それにアレンジもしっかり決まっています。
この曲もHOLLIES版だと”希望に満ちた歌”みたく聴こえます(笑)
このアルバムを聴いていると何故か笑顔になってきます(笑)
オリジナル曲を作ることが出来るのは大きな武器ですし、それは素晴らしい才能だと思います。
でも、それだけが全てではありません。
勿論、”その曲を誰が作ったか”ということも大事なことですが、それ以上に”その曲が私達の耳にどのように聴こえるのか”ということの方がより重要だと思います。
それが良い曲であれば、カバーだろうがオリジナルであろうがどちらでもいいことだと思います。
私が所有しているのはUKオリジナルのモノラル盤です。
EMI系のモノラル盤としては最後の方のアルバムだと思います。
このアルバムは不人気なのか、たったの£2(約320円)でした。
ちなみに送料はその3倍でした(苦笑)
本作にはいろいろな楽しみ方があります。
DYLANの曲には数多くのカバーが存在しているので、同世代のアーティストのカバーと聴き比べをするのも面白いと思います。
例えば、同時期のビート・グループならMANFRED MANNの「MIGHTYQUINN」、アメリカのグループならBYRDSの「MY BACK PAGES」などと比較するのも楽しいですよね!
そして、御大BOB DYLANのオリジナルと聴き比べても面白いと思います。
そうすると見えてくるのが、意外な(?)DYLANのメロディー・メーカーぶりです。
本作はHOLLIESの良さも、DYLANの良さも再認識させてくれます。
カバーとかオリジナルとかいうこと以前に、本作のように単純明快に楽しめるアルバムが一番ですね!
HOLLIESの『HOLLIES SING DYLAN』です。
1969年にリリースされた本作は全英3位まで上昇しました。
本作はあまり人気のないアルバムかもしれません。
それは本作が原因(?)で主要メンバーだったGRAHAM NASHが脱退してしまった、ということもありますが、最大の原因は本作が”BOB DYLANのカバー曲集”であることだと思います。
オリジナル曲が中心ではないアルバムは、どうしても軽く見られがちです。
しかし、そんなことは関係なしに本作は素晴らしい内容だと思います。
HOLLIESはそれが誰の曲であろうと、彼らの曲だと思わせてしまう技量を持っています。
彼らの十八番であるコーラス・ワークは相変わらず完璧ですし、演奏だって巧いです。
それにアレンジもしっかり決まっています。
この曲もHOLLIES版だと”希望に満ちた歌”みたく聴こえます(笑)
このアルバムを聴いていると何故か笑顔になってきます(笑)
オリジナル曲を作ることが出来るのは大きな武器ですし、それは素晴らしい才能だと思います。
でも、それだけが全てではありません。
勿論、”その曲を誰が作ったか”ということも大事なことですが、それ以上に”その曲が私達の耳にどのように聴こえるのか”ということの方がより重要だと思います。
それが良い曲であれば、カバーだろうがオリジナルであろうがどちらでもいいことだと思います。
私が所有しているのはUKオリジナルのモノラル盤です。
EMI系のモノラル盤としては最後の方のアルバムだと思います。
このアルバムは不人気なのか、たったの£2(約320円)でした。
ちなみに送料はその3倍でした(苦笑)
本作にはいろいろな楽しみ方があります。
DYLANの曲には数多くのカバーが存在しているので、同世代のアーティストのカバーと聴き比べをするのも面白いと思います。
例えば、同時期のビート・グループならMANFRED MANNの「MIGHTYQUINN」、アメリカのグループならBYRDSの「MY BACK PAGES」などと比較するのも楽しいですよね!
そして、御大BOB DYLANのオリジナルと聴き比べても面白いと思います。
そうすると見えてくるのが、意外な(?)DYLANのメロディー・メーカーぶりです。
本作はHOLLIESの良さも、DYLANの良さも再認識させてくれます。
カバーとかオリジナルとかいうこと以前に、本作のように単純明快に楽しめるアルバムが一番ですね!
ジャケはフリップバックですか?69年の発売ですね。近くのレコード屋に、表のみラミネイトのジャケがあったものですから。おっとステレオでした。
by pinkisland (2009-08-30 21:28)
pinkislandさん こんばんは
フリップバックのジャケではありませんが、両面にラミネート・コーティングが施されております。
表のみラミネートのジャケも同じ時期に併用されていたのでしょうか?
このアルバムについての詳しいことは、おまけのブログ(自己満足レコード館)で記事にしてみました!
http://dc5return.blog.so-net.ne.jp/2009-08-30
お時間があれば遊びに来て下さいね♪
by POPOSUKE (2009-08-30 22:44)
ポポスケさん、どうもこんばんは。TBありがとうございました♪
いやぁ、なぜかあまり取りざたされることがないアルバムですが、僕は凄く気に入っているアルバムです。Blowin' the windがまさかこれほど明るく前向きな曲になるとは(笑)
モノもあるんですよねぇ…ステレオはレンジが広すぎて、個人的にはちょっと貧弱に聴こえてしまうんですよ。しかしイーベイで買えばかなり安いんですね(笑) モノで欲しいですねぇ…
by いたち野郎 (2009-08-31 01:35)
こんばんは 100%poposukeさんに賛成です。
オリジナルか否かはまったく関係ないと思います。
実際、本家を凌ぐカバーはたくさんありますし・・・
ヘロヘロカバーも味があって良い曲、ありますよね。(kinksのデビューとか
結構好き♥)
本家を忠実にカバーしている曲、独自のアレンジをほどこしながら楽曲の
良さをしっかり残した曲。
前者は多くのブリティッシュ・ビートバンドの初期に聴けますし、後者の代表
はやっぱりsearchersがダントツかなと。(まったく個人的な意見ですが♥)
偉大な先輩に追いつけ追い越せと、カッコ良さの中にも微笑ましさを感じ
させてくれるもよし、「こんな解釈もあったのか!」の幸福な衝撃もまた
よし・・・
あ~やっぱりno music,no lifeですわ! (しかし、こんなド素人なコメントでよいのでしょうか?いかんせん周囲に同好の士がいないので、つい心の内を吐露してしまいまして・・・)
by ofukurock (2009-08-31 01:48)
いたち野郎さん おはようございます
TBありがとうございました!
これって国内のショップでもけっこう安く売られていますよね。
見かけるのはステレオ盤が多いと思いますが、モノラル盤はどうでしょうかね?
このアルバムは大ヒットになったので、モノラル盤の流通量もそれなりに多いような気がします。
>Blowin' the windがまさかこれほど明るく前向きな曲になるとは(笑)
こういう解釈の仕方も実に彼ららしくて楽しいですよね♪
個人的にはもっと評価されてもいいアルバムだと思います!
by poposuke (2009-08-31 07:10)
ofukurockさん おはようございます
私もカバー曲でも良いものはたくさんあると思いますよ♪
個人的にはヘロヘロカバーの方が好きかもしれません(笑)
聴いていて楽しいですからね(笑)
カバー曲によって、そのグループのセンスや実力がわかる場合も多いです。
仰るように、そういった点でSEARCHERSなんかは凄いですよね!
>こんなド素人なコメントでよいのでしょうか?
いえいえ!音楽好きに素人もプロもありませんよ!
もし、あるとすれば私だって素人みたいなものです(笑)
>周囲に同好の士がいないので、つい心の内を吐露してしまいまして・・・
私も周囲に同好の士が全然おりません(苦笑)
こんなブログで宜しければ、どしどしコメントをお寄せ下さいね!
どんなことでもウェルカムですよ~♪
by poposuke (2009-08-31 07:19)