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PETER & GORDON "I GO TO PIECES" [BRITISH BEAT]

先日届いたPETER & GORDONのUS3rdアルバム、『I GO TO PIECES』を聴いています。
dc102404.JPG
1965年にリリースされ全米51位を記録した本作には、「I GO TO PIECES」(全米9位)が収録されています。

私はPETER & GORODNのUKアルバムを全て(といっても5枚だけですが)揃えています。
しかし、彼らのUSアルバムについては中途半端な状態です。
彼らやDC5、HERMAN'S HERMITSなどのように、本国である英国よりもアメリカでの人気が高かった人達については、当然ながらUS盤もきちんと揃える必要があると思っています。
ROLLING STONESなんかもそうですけど、UK盤よりもUS盤の方がより本質を掴みやすい場合も多々ありますからね。

ただ、DC5同様、彼らのUS盤は枚数が多いのが難点です。
私の記憶が正しければ、彼らのUS盤は10タイトルあったはずです。
それらを手っ取り早く集めるには、現行の2イン1CDを買えばよいのですが、私は2イン1という形式が大嫌いなので地道に集めるしかありません。
それでも彼らのUS盤は流通数が多いので、集めるのにはそれほど苦労しないと思いますが、最後の1枚がなかなか見つかりませんね・・・


本作はUK2nd『IN TOUCH WITH PETER AND GORDON』と同じジャケット・デザインが非常に秀逸・・・と言いたいところですが、いかにもUS盤らしい馬鹿デカイ文字が見事に雰囲気を損ねているのが難点です(苦笑)
でも、肝心の内容は悪くありません。
本作のようなUS盤はUKアルバムを基準にしてみると、どうしても寄せ集め的な内容だと思われがちです。
しかし、本作をきちんと聴いてみるとそれほどチグハグな印象はありません。
むしろUK盤よりも、まとまりの良い内容だと思います。
US盤=寄せ集めの手抜き編集、というのはここでは当てはまりません。
彼ら(というよりもレコード会社かな?)はアメリカ市場をとても大事に考えていたのだと思います。

私が入手したのはUSオリジナルのモノラル盤です。
dc102405.JPG
レーベルはBEATLESでもお馴染みのRAIBOW CAPITOLです。

このアルバムの中では、やっぱりこの曲が好きです!


PETER & GORDONの他にもUSアルバムをコンプリートさせる必要がある人達は他にもいます。
US盤でもUK盤と同内容なら別に揃える必要は無いのですが、アメリカでも非常に人気の高かったANIMALSの初期アルバムなんかは未所有のままです。

ブリティッシュ・ビート系アルバムの完全制覇まではまだまだ時間が掛かりそうですね。


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コメント 14

poposuke

xml_xslさん おはようございます

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2011-10-24 07:06) 

muzik

おはようございます、ピーターとゴードン。
このアルバムとかウーマンくらいまでよく聞きました。
愛なき世界が一番有名ですけど、レノンマッカから逃れて
デルシャノンから無理くり引っ張った「I GO TO PIECES」も
いい曲ですね。
by muzik (2011-10-24 07:29) 

Studio-Oz

おはようございます。

Zepの1stを国内、US、UKと聴き比べをしようと
目論んではや1年・・・
UK盤は高くって手が出ないです。(涙)

とりあえず国内、USとの比較では僕の好みは国内盤でした!
一寸、こもった音が聴きなれたCDの音に近かったんですよね・・
でも、格安UK物件を探索中なんです。(笑)
by Studio-Oz (2011-10-25 06:37) 

poposuke

muzikさん おはようございます

nice!&コメントありがとうございます♪

彼らはどうしてもBEATLESの弟分みたいな扱いをされがちですが、BEATLESの提供楽曲以外にも良い曲が多いですよね!
「I GO TO PIECES」はある意味、最も彼ららしい雰囲気の曲だと思います♪
by poposuke (2011-10-25 08:25) 

poposuke

マチャさん おはようございます

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2011-10-25 08:26) 

poposuke

Studio-Ozさん おはようございます

nice!&コメントありがとうございます♪

Zepの1stのUK盤をお探しだったのですか!
それなりの流通量はあると思うのですが、需要が多いのでしょうね。
UK盤は高値のことが多いですね。

>国内、USとの比較では僕の好みは国内盤でした!

私も聴きなれた音の方が、聴いていて安心することはありますよ(笑)
国内盤も捨てたものではないですよね。

by poposuke (2011-10-25 08:32) 

reds20061222

確かにUS盤は枚数が多いですよね。しかもmono、stereoとあるし・・・。USラストはstsreoのみでしたっけ?USラストは大好きです。
去年だったか、安かったので国内のお店でUS盤をある程度まとめて買いましたが、数枚は知人にあげてしまって、現在はどの盤が家にあるのかわからない状態です(笑)。
by reds20061222 (2011-10-25 17:00) 

poposuke

redsさん こんばんは

USラストは前から探しているのですが、なかなか見つかりません。
他は意外と簡単に見つかりますし、価格もわりと安めなのですが・・・
かなり曖昧な記憶ですがUSラストにはモノラル盤もあったような気がします。
ただ、US盤の場合ですとステレオかモノラルかという拘りはほとんどありません。
US盤はUK盤と異なった選曲の妙味と、(良くも悪くも)ジャケットのセンスなどが重要だと思っております。

by poposuke (2011-10-27 00:31) 

poposuke

DEBDYLANさん こんばんは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2011-10-27 00:32) 

いたち野郎

ポポスケさん、どうもこんばんは

ジャケが良い一枚なのですが、US盤だと派手な字体が邪魔っけですね(笑) 途中から米盤しか出なくなってしまいますが、アメリカ市場での活動を大事にしていたんでしょうか。ピーターにとってはプロデュース業で名を遂げたのがアメリカですし、何か惹きつけるものがあったのかもしれません。
by いたち野郎 (2011-11-02 01:59) 

t-izu

ポポスケさん、こんにちは

今までP&Gって自分から意識して聴いたことなかったんですが、先日近所のレコ屋で『Woman』のUS盤(レインボーキャピタルmono)が、ジャケに落書きがあるせいか(盤質はまあ良好)500円のセール価格で並んでいてこの価格ならと試しに購入して聴いてみました。

曲によってはオーケストレーション無しで素のままの方が魅力的なんじゃないか、と思ったりしましたが、黒人音楽をベースにした英国ビート・グループともバーズやラヴィン・スプーンフル等の米国産フォーク・ロックとも違ったニートでポップな持ち味はなかなか新鮮でした。

今後ともポポスケさんなりの持ち味でグッド・ミュージック紹介してください。楽しみにしてます。
by t-izu (2011-11-15 11:00) 

poposuke

ぼんぼちぼちぼちさん こんにちは

nice!ありがとうございました♪

by poposuke (2011-12-31 17:03) 

poposuke

いたち野郎さん こんにちは

コメント返しが遅れてしまい申し訳ございませんでした。

US盤のジャケットはやたらと字が大きいことが多いですよね。
何が売りなのか分かりやすいといえば分かりやすいですけどね(笑)
これも国民性なのでしょうね。

by poposuke (2011-12-31 17:15) 

poposuke

t-izuさん こんにちは

コメント返しが遅れてしまい申し訳ございませんでした。

仰るように彼らの立ち位置は独特ですよね。
ある意味非常に英国的なサウンドだと思うのですが、そういった部分がアメリカでの人気に繋がったような気がします。

>今後ともポポスケさんなりの持ち味でグッド・ミュージック紹介してください。楽しみにしてます。

来年はもう少し更新頻度を上げたいと思っております。
今後とも懲りずに宜しくお願い致します!

by poposuke (2011-12-31 17:24) 

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