CHARTBUSTERS 'SHE’S THE ONE’ [60's AMERICAN ROCK]
先日記事にした擬似マージービート・グループ、MANCHESTERSの正体について、いつもお世話になっているJDさんから情報提供がありました。
MANCHERSTERSの正体はワシントンDCを拠点の活動していたバンド、CHARTBUSTERSでした。
やっぱり、アメリカのグループでしたね(苦笑)
JDさん貴重な情報ありがとうございました!
CHARTBUSTERSは50年代から活躍していたロカビリー・スター、BOBBY POE & THE POE KATSのギタリストであったVERNON SANDUSKYを中心に結成された4人組グループです。
驚くべきことに彼らには2曲の全米ヒットがあります。
「SHE'S THE ONE」(1964年 全米33位)
「WHY」(1964年 全米92位)
100位以内スレスレのマイナー・ヒットであった後者はともかくとして、「SHE'S THE ONE」の全米33位はかなり立派な成績です。
http://www.youtube.com/watch?v=vnafdOjrIv8
この曲はメンバーのオリジナルで、プロデュースは昔のバンド仲間のBOBBY POEとリード・シンガー兼ギタリストのVERNON SANDUSKYです。
BEATLESの「I SAW HER STANDING THERE」やDC5の「CAN'T YOU SEE THAT SHE'S MINE」なんかを所謂フラット・ロック風に仕上げると、こんな感じになるのでしょうね。
でも、これはあんまりブリティッシュ・ビートに聴こえませんね(笑)
彼らは典型的な「ワン・ヒット・ワンダー」、つまり一発屋さんですが、「SHE'S THE ONE」は人気ガレージ・コンピ盤『NUGGETS』にも収録されているので、その筋のファンの方々には結構知られている曲のようです。
CHARTBUSTERSはメンバー・チェンジをしながらも68年頃まで活動していたようですが、これら以外のヒット曲を出すことはできませんでした。
そんな彼らを代表する2曲は『BEATLERAMA VOL.2』の方に収録されています。
アルバム版の「SHE'S THE ONE」は冒頭のカウントがカットされています。
それにしても、オリジナルのヒット曲が2つも収録されているにもかかわらず、アルバムの名義はMANCHESTERSのままになっています。
擬似マージービート・グループを演じていた方が手堅く売れると判断されたのでしょうか?
いくらなんでもこれではちょっとあんまりです。
また、どうでもいいことではありますが、『VOL.2』の方に収録されている
BEATLESカバーの2曲ですが、これらは1作目にもしっかり収録されています。
SIDE2の3曲目「LITTLE MISS MARGIE」が実は「PLEASE PLEASE ME」です(苦笑)
単純な表記ミス、というよりは確信犯的に間違えたのだと思います(笑)
やっぱり、このアルバムは詐欺みたいです(笑)
他の収録曲はどうやら彼らのオリジナルみたいです。
ちなみに私が所有しているのは2枚ともステレオ盤です。
もちろん、2枚ともモノラル盤も存在しています。
ただ、ステレオ盤といっても、1作目は右がヴォーカル、左は演奏という非常に分かりやすいステレオ・ミックスです(笑)
そして、『VOL.2』はどういうわけか擬似ステレオになっています。
1作目ではちゃんとした(?)ステレオだった「PLEASE PLEASE ME」や「MY BONNIE」も『VOL.2』ではしっかり擬似ステレオになっています(苦笑)
でも、この手のインチキ・アルバムには擬似ステレオの方が似合っているような気がします(笑)
MANCHERSTERSの正体はワシントンDCを拠点の活動していたバンド、CHARTBUSTERSでした。
やっぱり、アメリカのグループでしたね(苦笑)
JDさん貴重な情報ありがとうございました!
CHARTBUSTERSは50年代から活躍していたロカビリー・スター、BOBBY POE & THE POE KATSのギタリストであったVERNON SANDUSKYを中心に結成された4人組グループです。
驚くべきことに彼らには2曲の全米ヒットがあります。
「SHE'S THE ONE」(1964年 全米33位)
「WHY」(1964年 全米92位)
100位以内スレスレのマイナー・ヒットであった後者はともかくとして、「SHE'S THE ONE」の全米33位はかなり立派な成績です。
http://www.youtube.com/watch?v=vnafdOjrIv8
この曲はメンバーのオリジナルで、プロデュースは昔のバンド仲間のBOBBY POEとリード・シンガー兼ギタリストのVERNON SANDUSKYです。
BEATLESの「I SAW HER STANDING THERE」やDC5の「CAN'T YOU SEE THAT SHE'S MINE」なんかを所謂フラット・ロック風に仕上げると、こんな感じになるのでしょうね。
でも、これはあんまりブリティッシュ・ビートに聴こえませんね(笑)
彼らは典型的な「ワン・ヒット・ワンダー」、つまり一発屋さんですが、「SHE'S THE ONE」は人気ガレージ・コンピ盤『NUGGETS』にも収録されているので、その筋のファンの方々には結構知られている曲のようです。
CHARTBUSTERSはメンバー・チェンジをしながらも68年頃まで活動していたようですが、これら以外のヒット曲を出すことはできませんでした。
そんな彼らを代表する2曲は『BEATLERAMA VOL.2』の方に収録されています。
アルバム版の「SHE'S THE ONE」は冒頭のカウントがカットされています。
それにしても、オリジナルのヒット曲が2つも収録されているにもかかわらず、アルバムの名義はMANCHESTERSのままになっています。
擬似マージービート・グループを演じていた方が手堅く売れると判断されたのでしょうか?
いくらなんでもこれではちょっとあんまりです。
また、どうでもいいことではありますが、『VOL.2』の方に収録されている
BEATLESカバーの2曲ですが、これらは1作目にもしっかり収録されています。
SIDE2の3曲目「LITTLE MISS MARGIE」が実は「PLEASE PLEASE ME」です(苦笑)
単純な表記ミス、というよりは確信犯的に間違えたのだと思います(笑)
他の収録曲はどうやら彼らのオリジナルみたいです。
ちなみに私が所有しているのは2枚ともステレオ盤です。
もちろん、2枚ともモノラル盤も存在しています。
ただ、ステレオ盤といっても、1作目は右がヴォーカル、左は演奏という非常に分かりやすいステレオ・ミックスです(笑)
そして、『VOL.2』はどういうわけか擬似ステレオになっています。
1作目ではちゃんとした(?)ステレオだった「PLEASE PLEASE ME」や「MY BONNIE」も『VOL.2』ではしっかり擬似ステレオになっています(苦笑)
でも、この手のインチキ・アルバムには擬似ステレオの方が似合っているような気がします(笑)
DEBDYLANさん こんにちは
nice!ありがとうございます♪
by poposuke (2012-07-08 12:56)
POPOSUKEさん、こんばんは。
リンクから彼らのヒット曲「SHE'S THE ONE」を聴きましたが、仰るとおり、「I SAW HER STANDING THERE」+「CAN'T YOU SEE THAT SHE'S MINE」みたいな感じでした。
結構良いですね。
それ以上に、ヒットしなかった「Why」が良いですね!
Swinging blue jeans の初期シングルのB面曲みたいなノリで、とても気に入りました。
どうして人気が出なかったのか、プロモーション不足でしょうか?
それとも衣装や髪型も含めた外観でしょうか?
Beatles上陸後だと、時代遅れっぽく見えたのかなとも思います。
この2曲が収録されているのは、先日のVol.2ですか。
MP3のダウンロード販売で試聴したところ、BeatlesのカバーはVol.2の2曲しかなかったですね。残念。
Voi.1も聴いてみたいものです。
by JD (2012-07-10 01:37)
JDさん こんにちは
出張のためにコメント返しが遅れてしまいました。
申しわけございません。
>それ以上に、ヒットしなかった「Why」が良いですね!
>Swinging blue jeans の初期シングルのB面曲みたいなノリで、とても気に入りました。
確かにこちらの方がマージービートっぽい雰囲気はあると思います。
私も「SHE'S THE ONE」よりもこちらの方が好みですよ♪
>どうして人気が出なかったのか、プロモーション不足でしょうか?
マイナー・レーベルで大手のプロダクションに所属していなければ、こんなものではないでしょうか?
むしろ、そのような状況下でも2曲が全米チャート入りしたのですから、それなりに健闘した部類だと思います。
やはり、曲がりなりにも”英国産”だと思わせたのが効果的だったのでしょうか(笑)
また、64年ですと衣装や髪型はまだ平均的な方だと思います。
アメリカでも翌65年だと完全に時代遅れに見えますけどね(笑)
>この2曲が収録されているのは、先日のVol.2ですか。
そうです!『VOL.2』の方です。
それにしても、これのダウンロード販売があるなんて驚きですね!(笑)
by poposuke (2012-07-15 14:03)