ELIMINATORS "LIVERPOOL! DRAGSTERS!! CYCLES!!! AND SURFING!!!!" [60’s AMERICAN ROCK CD]
昨日、Amazonから届いたCDです。
ELIMINATORSの『LIVERPOOL! DRAGSTERS!! CYCLES!!! AND SURFING!!!!』(1964年)です。
ELIMINATORSはJAMES BURTONや若き日のLEON RUSSELLが参加していたスタジオ・グループです。
本作は64年当時、アメリカの若者達の関心事であった、サーフィン、ホット・ロッド、モーター・サイクル、そして音楽界のニュー・ウェーヴ(?)であった”マージー・ビート”の4大要素をテーマとしたアルバムです。
従来のサーフィンやホット・ロッドだけではなく、マージー・ビートが主要テーマのひとつになっているところに”1964年”という時代を感じます。
ちなみにマージー・ビート関連の曲としては、「TWIST AND SHOUT」、「CAN'T BUY ME LOVE」、「NEEDLES AND PINS」が取り上げられています。
私は以前から本作を探していました。
しかし、この手のオリジナル盤はなかなか見つからないですし、価格も高かったりします。
そんな中、EMIミュージック・ジャパンから「ROCK名盤 999 BEST & MOREシリーズ」として本作がCD化されました。
なんと値段は999円という低価格です!
このシリーズからは「サーフィン&ホット・ロッド編」として、本作を含めた全20タイトルがリリースされています。
また、今後は「ブリティッシュ・ビート編」や「アメリカン・ロック編」のCDも順次リリースされる予定とのことです。
本作をはじめとした「サーフィン&ホット・ロッド編」も大変濃い内容でしたし、今後の「ブリティッシュ・ビート編」なども期待できるのではないでしょうか!
最近のレコード会社は『○○デラックス・エディション』とか『××コレクターズ・エディション』みたいな、同一タイトルの再発ばかりを繰り返しているように思います。
勿論、それに対する需要があるのなら、そういった再発も否定はしませんが、そればかりが発売される現状にはちょっとした疑問を感じます。
レコード会社には長らく廃盤になっていたり、未CD化だった隠れた名盤をもっと積極的に世の中に向けて発信してほしいものです!
決まりきったタイトルだけを発信していてはあまり意味がありません。
偉大な文化遺産である音楽を次の世代に伝え広めていくのは、レコード会社の社会的な使命だと思います。
そういった点でこのような低価格シリーズは大歓迎です!
このシリーズは久々のナイスな企画だと思いますし、今後の展開も非常に楽しみです。
まだまだ日本のレコード会社には期待ができますね!
ELIMINATORSの『LIVERPOOL! DRAGSTERS!! CYCLES!!! AND SURFING!!!!』(1964年)です。
ELIMINATORSはJAMES BURTONや若き日のLEON RUSSELLが参加していたスタジオ・グループです。
本作は64年当時、アメリカの若者達の関心事であった、サーフィン、ホット・ロッド、モーター・サイクル、そして音楽界のニュー・ウェーヴ(?)であった”マージー・ビート”の4大要素をテーマとしたアルバムです。
従来のサーフィンやホット・ロッドだけではなく、マージー・ビートが主要テーマのひとつになっているところに”1964年”という時代を感じます。
ちなみにマージー・ビート関連の曲としては、「TWIST AND SHOUT」、「CAN'T BUY ME LOVE」、「NEEDLES AND PINS」が取り上げられています。
私は以前から本作を探していました。
しかし、この手のオリジナル盤はなかなか見つからないですし、価格も高かったりします。
そんな中、EMIミュージック・ジャパンから「ROCK名盤 999 BEST & MOREシリーズ」として本作がCD化されました。
なんと値段は999円という低価格です!
このシリーズからは「サーフィン&ホット・ロッド編」として、本作を含めた全20タイトルがリリースされています。
また、今後は「ブリティッシュ・ビート編」や「アメリカン・ロック編」のCDも順次リリースされる予定とのことです。
本作をはじめとした「サーフィン&ホット・ロッド編」も大変濃い内容でしたし、今後の「ブリティッシュ・ビート編」なども期待できるのではないでしょうか!
最近のレコード会社は『○○デラックス・エディション』とか『××コレクターズ・エディション』みたいな、同一タイトルの再発ばかりを繰り返しているように思います。
勿論、それに対する需要があるのなら、そういった再発も否定はしませんが、そればかりが発売される現状にはちょっとした疑問を感じます。
レコード会社には長らく廃盤になっていたり、未CD化だった隠れた名盤をもっと積極的に世の中に向けて発信してほしいものです!
決まりきったタイトルだけを発信していてはあまり意味がありません。
偉大な文化遺産である音楽を次の世代に伝え広めていくのは、レコード会社の社会的な使命だと思います。
そういった点でこのような低価格シリーズは大歓迎です!
このシリーズは久々のナイスな企画だと思いますし、今後の展開も非常に楽しみです。
まだまだ日本のレコード会社には期待ができますね!
こんばんは
poposukeさんが書かれている(後半部の)内容は、私が常日頃感じているレコード会社への不満や疑問を鋭く提起されています。
今回紹介されているEMIミュージックジャパンのシリーズ、私は初めて知りましたが、好企画みたいですね。
ただこうした国内盤の場合残念なのは、プレス枚数がバック・オーダー分まで無くほとんど店頭に並ばないことです。地方都市ではリアル店舗そのものが減っていますから更に一般的な音楽ファンが手に取る機会は少ないでしょう。
超豪華ボックス・セットのように熱心なファンが黙っていても買うような(ニーズに沿っているものばかりとも思いませんが)アイテムはいざ知らず、多少なりとも周知期間や啓蒙期間が必要な音楽の場合は、レコード会社も余裕を持たないと新たな音楽ファンは育たないと思うんですけどね。
何やら偉そうに書き連ねましたが、色々な音楽が幅広く紹介されることは一ファンとしては大歓迎ですね。
by t-izu (2012-07-15 21:23)
t-izuさん こんばんは
>ただこうした国内盤の場合残念なのは、プレス枚数がバック・オーダー分まで無くほとんど店頭に並ばないことです。
多分このシリーズのプレス数もそれほど多くないのでしょうね。
この価格なら店頭で見かけたら衝動買いしてしまいそうですが、実際に店頭に並ぶとすれば大型店舗だけなのかもしれません。
本当は多くの音楽ファンの方にこのシリーズの存在を知ってほしいのですが・・・
>多少なりとも周知期間や啓蒙期間が必要な音楽の場合は、レコード会社も余裕を持たないと新たな音楽ファンは育たないと思うんですけどね。
全く同感です。
でも、今のレコード会社にそのような余裕は無いのでしょうね。
だから焼き畑農業みたいな『何とかデラックス・エディション』ばかり乱発するのだと思います。
しかし、そのような状況の中で、この企画は大変意義があると思います。
これからも単発シリーズで終わらずに続けてほしいですね!
by poposuke (2012-07-16 01:06)
こちらでシリーズの存在を知り検索してみたら、すでに結構な数が出てるんですね。ゲイリー・アッシャーがプロデュースしたものもあるとは。ジャン&ディーンもいくつかレコードでは持ってないCDがあったので、折を見て注文してみたいと思います。素晴らしい情報ありがとうございます!
by いたち野郎 (2012-07-18 02:55)
いたち野郎さん こんばんは
このシリーズでは結構貴重なアルバムがCD化されていると思います。
私もあと3、4枚は追加購入する予定ですよ♪
それにしてもこの値段での発売は本当に快挙だと思います!
by poposuke (2012-07-19 01:01)