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RAYMOND FROGGATT "THE VOICE AND WRITING OF RAYMOND FROGGATT" [BRITISH BEAT]

あんまり年末年始という感じがしないので、今日も通常モードの記事です。

今日取り上げるのはRAYMOND FROGGATTの1stアルバム『THE VOICE AND WRITING OF RAYMOND FROGGATT』(1968年)です。
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取り上げるといっても私がこの人について知っていることといえば、彼がバーミンガム出身のシンガーソングライターであることくらいです(汗)

それと我らがDAVE CLARK FIVEがカヴァーしてヒットした「RED BALLOON」の作者ということです。
私がこのアルバムを購入したのは、「RED BALLOON」のオリジナル版が収録されているからです。
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「RED BALLOON」の副題「CALLOW-LA-VITA」というのは元々のタイトルだったみたいですけど、社長さんがカヴァーした際に「RED BALLOON」に改題したようです。
社長版「RED BALLOON」は全英7位の大ヒットになりましたが、残念なことに彼のオリジナル版はあまり売れませんでした。
欧州諸国では本国よりもウケが良かったみたいですけど・・・

彼のオリジナル版はフォーキーで不思議な浮遊感があります。
これはこれで悪くないと思いますけど、個人的には聴きなれたDC5版の方が好きです。
DC5版は社長さんが目立ち過ぎているのがマイナス点ですけど(笑)

セールス面ではイマイチだったにもかかわらず、彼がこのアルバムをリリースすることができたのは(当時彼が所属していた)英POLYDORがDC5のヒットに便乗したからだと思います(笑)
それと、彼のソングライターとしての才能も買われていたのでしょうね。
実際、このアルバムに収録されている楽曲はどれも高水準です。
どの曲も基本的にはフォーキーなサウンドですが、ところどころにカントリーっぽい味付けやサイケの匂いも漂っています。
この時期のフォーキー・ポップが好きな方には確実に楽しめる内容のアルバムだと思います。

他に書くことがないので(苦笑)、私が所有しているUKオリジナル盤のジャケットやレーベルの写真などを載せておきます。
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ラミネート・コーティング無しのE式ジャケットは見開きになっています。
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BEATLESの『FOR SALE』などと同じようにレコードを内側から取り出すタイプです。

裏ジャケです。
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非常に紛らわしいデザインですね(笑)

ジャケット製作会社はErnest J. Day社です。
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この時期のErnest社はPOLYDORや英CBSのジャケットを数多く手掛けています。

レーベルです。
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英POLYDORのステレオ盤です。
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このUKオリジナル盤はあまり見かけません。
恐らくあまり売れなかったので流通量が少ないのでしょう。
しかし、中古市場では安く売られていることが多いので、現在の人気もあまり高くないみたいですね(苦笑)

ただ、このアルバムはCD化されています。
DONOVANや(この時期の)BEE GEESなんかが気に入っている方にはお勧めできるアルバムですよ!


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コメント 4

may_r

明けましておめでとうございます。

今年も引き続きよろしくお願いします。
by may_r (2013-01-01 07:45) 

poposuke

グリンクリンさん あけましておめでとうございます♪

nice!ありがとうございました♪


by poposuke (2013-01-01 18:22) 

poposuke

may_rさん あけましておめでとうございます

こちらこそ本年も宜しくお願い致します!

by poposuke (2013-01-01 18:23) 

poposuke

DEBDYLANさん 

こちらにもnice!ありがとうございました♪

by poposuke (2013-01-02 08:03) 

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