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TWINKLE 'TERRY' [GIRL POP]

昨日、今日と忙しかったので、結局病院には行けませんでした・・・
明日は時間が空きそうなのでなんとか行ってきたいと思います。

そんなわけで今日も右耳は不調のままです。
長時間音楽を聴くには少々キツイ状態ですが、そんな時はシングル盤を聴くに限ります。
古いシングルならモノラル録音なので、今の私にはストレスを感じることなく聴くことができます(苦笑)

先程まで聴いていたシングルはコレです。
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TWINKLEの「TERRY」(1964年 全英4位)です。
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モッズのアイドルといえばSANDIE SHAWですが、TWINKLEはロッカーズのアイドルでした。
何故、彼女がいかついロッカーズのアイドルだったのかはよく分かりません。

舌足らずな歌い方が怖そうなお兄さん達にウケたのでしょうか?
彼女はロッカーズだけではなく、ビート・グループの連中からもモテモテだったそうです。
それにしても、ステージ上でほぼ棒立ち状態なのが気になりますね(笑)

ちなみに、この曲は彼女のオリジナル曲です。
彼女はまだ十代でしたが、この当時は自作自演のアイドルは珍しい存在だったと思います。

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SUSAN MAUGHAN "HEY LOOK ME OVER" [GIRL POP]

今日、海外から届いたレコードです。

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SUSAN MAUGHANの『HEY LOOK ME OVER』です。

これは値段が安かった(£2.5)ということもありますが、完全にジャケ買いです(笑)
FONTANA SPECIALのロゴが邪魔なのが難点ですけど(苦笑)

SUSAN MAUGHANは1962年のヒット曲「BOBBY’S GIRL」(全英3位)で知られる女性シンガーです。
彼女には「BOBBY'S GIRL」以外の大ヒット曲はありませんが、安定した歌唱力を持つ実力派シンガーだと思います。

そういえば、彼女は『POP GEAR』にも出ていましたね!


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BILLIE DAVIS ’I WANT YOU TO BE MY BABY’ [GIRL POP]

休日くらいは気合の入った記事を書こうと思っているのですが、今日は疲れたので手抜き記事です・・・

これは私が最近よく聴いているシングル盤です。
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BILLIE DAVISの「I WANT YOU TO BE MY BABY」です。
このシングルは1968年にリリースされ、全英33位を記録しました。

BILLIE DAVISは「TELL HIM」(1962年、全英10位)のヒットで知られている女性シンガーです。
「TELL HIM」では子供っぽかった(当時はまだ十代)彼女も、ここではすっかり大人の女性シンガーに変身しています。
アイドル路線だった(?)彼女は、ここにはもういません!


グルーヴィーな感じがいいですね!
元MANFRED MANNのMIKE VICKERSによるアレンジもキマっているのですが、何よりも彼女の疾走感溢れるヴォーカルがカッコいい!

個人的には数あるイギリスのガール・ポップものの曲の中でも、確実にベスト3に入る曲だと思います。

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私の好きなガール・ポップ [GIRL POP]

今日の朝はややイマイチな天気でしたが、午後からは爽やかな天気になりました。

そういうわけで、今日は爽やかな(?)ガール・ポップでも聴きたいと思います。

ガール・ポップといっても私の場合は60年代のブリティッシュ物限定です。
一部に暑苦しそうなものもありますが・・

まずはコレからです。
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PAPER DOLLSの『PAPER DOLLS HOUSE』です。

ちょっと怪しげで微妙なルックスの3人組です。
このアルバムはTONY MACAULAYのベスト・ワークのひとつでしょう。


次は永遠のモッズ・ヒロインのこのアルバムです。
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P.P. ARNOLDの『THE FIRST LADY OF IMMEDIATE』です。

個人的には『EVERYTHINGS IS GONNA BE ALRIGHT」が大好きですが、他の曲も最高です!

「(IF YOU THINK YOU'RE)GROOVY」の動画です。

このブログをお読みの方ならご存知かと思いますが、この曲はMARRIOTT-LANEの提供曲です。
演奏は勿論SMALL FACESです!

彼女も後日”紙ジャケCD”で登場予定です。
いつになるかはわかりませんが・・・(苦笑)

続いてガール・ポップ・シーンの姉御の登場です。
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PETULA CLARKの『DOWNTOWN』です。

やはり、「DOWNTOWN」は名曲です。

このアルバムは安く売られていたので試しに買ってみましたが、思いのほかに良い内容でした。

本作はTONY HATCHのプロデュースです。
彼はSEARCHERSよりもこちらの方がずっと良い仕事をしていると思います。
きっと、想い入れの違いなのでしょうね(笑)

次は元気いっぱいの彼女です。
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LULUの『LULU!』です。

少し前に無理やり(?)購入したアルバムですが、内容的には満足しています。
DECCA時代の彼女には”イモねーちゃん”的なイメージがありますが、洗練されたEMI時代よりも元気で弾けた感じがいいと思います。

でも、実はEMI時代の方をよく聴くんですよね(笑)

この頃になるとすっかり垢抜けています。
イモねーちゃんの面影はありません(笑)

最後はやはりこの人です。
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DUSTY SPRINGFIELDの『A GIRL CALLED DUSTY』です。
彼女は60年代最強の女性シンガーでしょう!

私の好きな「EVERY DAY I HAVE TO CRY」の動画です。

この曲はARTHUR ALEXANDERのカバーです。
彼の曲はBEATLESやGERRY & PACEMAKERS、ROLLING STONESなどがカバーしていますが、その中でもこの曲が一番だと思います。

大好きな曲を楽しそうに歌っている彼女が最高です!

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タグ:GIRL POP
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JACKIE DeSHANNON ”PUT A LITTLE LOVE IN YOUR HEART" [GIRL POP]

今日もガール・ポップもの(?)ですが、今回はイギリスの人ではありません。
イギリスのアーティストに人気があった人です。

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1969年にリリースされ全米81位を記録した本作には、
「PUT A LITTLE LOVE IN YOUR HEART」(全米4位)、
「LOVE WILL FIND A WAY」(全米40位)、
が収録されています。

彼女の曲は、DAVE CLARK & FRINEDSのアルバムでもタイトル曲がカバーされていましたし、SEARCHERSをはじめとするブリティッシュ・ビート勢に大変人気がありました。
そのため、彼女はイギリスでも人気があったと思いきや、意外にもUKチャート入りした曲は一つもありませんでした。
彼女は本国アメリカでもトップ10入りした曲は2曲だけですし、どちらかといえば玄人受けする人だったのかもしれません。

そんな彼女の曲の中で、最も人気が高いのは多分コレでしょう。

「WHEN YOU WALK IN THE ROOM」です。
玄人受けどころか、意外にもアイドルチックな映像でしたね(笑)
それもそのはず彼女はこの当時(1964年頃)は、まだ20歳(!)くらいでしたから・・・

ちなみに、この曲はSEARCHERSがカバーをして有名になりましたが、個人的にはBILLY J. KRAMERとベンチャーズのカバーが気に入っております。

それと、本作のタイトル曲である、「PUT A LITTLE LOVE IN YOUR HEART」の動画です。


この曲は彼女の最大のヒット曲なので、多くの人達がカバーしています。
その中で私が好きなのは、やはり我らがDC5のカバー(1969年 全英31位)です。
理由は簡単、MIKE SMITHが歌っているからです。
当然、彼女のオリジナルよりも気に入っています。

このように、彼女の曲は多くの人達によってカバーされているせいか、彼女は”作曲家”としてのイメージが強いように思われます。
しかし、彼女はシンガーとしても魅力的な存在なのです。

本作の収録曲も大半は彼女が作った曲(共作)で、どれも親しみやすい佳曲ばかりですが、ここでは作曲家しての魅力よりもシンガーとしての魅力の方が勝っているように感じます。

それに、この時期の彼女は大人の落ち着いた魅力があって、とてもいい感じです。

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DUSTY SPRINGFIELD "DUSTY IN MEMPHIS" [GIRL POP]

やはり、世間一般でのDUSTY SPRINGFIELDの最高傑作はコレになるのでしょうか?

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1969年にリリースされ、全米99位を記録した本作には、
「SON OF A PREACHER MAN」(全米10位)、
が収録されています。

1968年に米ATLANTICレーベルと契約した彼女は、新作のレコーディングを本場メンフィスで敢行しました。
プロデューサーはJERRY WEXLER、TOM DOWD、それにARIF MARDINの3人です。
勿論、バックはメンフィスのアメリカン・スタジオを根城とする腕利きミュージシャン達が務めました。
「SON OF A PREACHER MAN」という大ヒット曲が生まれた本作は、その後のイギリスのミュージシャン達による南部詣での先駈けになりました・・・

このアルバムは彼女の最高傑作と評されることが多い作品です。
取り上げている曲もいいものばかりですし、本場の凄腕ミュージシャン達による演奏も完璧です。
また、3人の優れたプロデューサー達によるプロデュースも的確です。

しかし、彼女ほどの優れた力量のヴォーカリストだと、録音場所やプロデューサーが誰かということはあまり大きな意味を持たないように思います。
このアルバムで最も輝いているのは彼女の圧倒的に素晴らしいヴォーカルです。
やはり、本当に歌唱力のある人は、どこで何を歌わせてもうまいです!
元々彼女は本場の人以上の実力を持っていますからね!

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CILLA BLACK "CILLA SINGS A RAIBOW" [GIRL POP]

CILLA BLACKについて皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?

概ね、“リヴァプールはキャバーン・クラブの受付嬢から、BEATLESの妹分としてデビュー、そして大スターへと上り詰めたシンデレラ・ガール”、といったところでしょうか?

それとも、“幸運なリヴァプールのイモねーちゃん”だとか、“BRIAN EPSTEINによって豪華な衣装に着飾らされた操り人形”、といったあまりよくない印象でしょうか?

どちらにしても、彼女には“ラッキー・ガール”といったイメージがあります。

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本作は1966年に発表された彼女のセカンド・アルバムで、全英4位を記録しました。

プロデュースは勿論、GEORGE MARTINです。

このアルバムを聴くと彼女が単なるラッキー・ガールではないことがわかります。

本作には、兄貴分?のBEATLESのカバーは「YESTERDAY」のみで、他はアルバム・タイトルにあるように多種多様なタイプの楽曲が収録されています。

それらを様々な表情で歌いこなす彼女の実力は本物です。

そして、GEORGIE MARTINのジェントリーなプロデュースも、彼女の豊かな歌唱力をうまく引き立ててくれています。

幸運な“アイドル”としてスタートしても本当の実力が無いと長続きしないのは、今も昔も変わりありません。

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私が所有しているのは、英国オリジナルのモノラル盤です。
マトリックスは両面1で、タックス・コードは“KT”の刻印があります。
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ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製です。

このアルバムは盤面もジャケットも良好ですが、確か2000円位で購入した記憶があります。
あまり女性ヴォーカル物は人気がないようですね。

実は、私もこのアルバムを単に安かったから購入したにすぎません。

しかし、内容が思った以上に良かったので、音楽に余計な先入観や偏見を持ち続けるのはよくない事だと改めて思い直しました。

私は、DUSTYやLULUなど、所謂“黒っぽい”タイプの女性ヴォーカル物しか聴いていませんでしたが、彼女のような完成度の高い正統派ポップス(?)も聴いてみるとなかなかいい物ですね。

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MILLIE 'MY BOY LOLLIPOP' [GIRL POP]

現在、このブログは過去記事の移転が中心になっています。

でも、そろそろ移転作業にも飽きてきました。

やっている本人が面白いと思わないのなら、きっと読んでいる方も面白くないと思います。

特に昔からこのブログにお付き合いして頂いている方なら一度目にした記事ばかりですし・・・

そんな訳で今日は新しい記事です。
大した内容ではありませんが・・・

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今日はこのシングルを聴いていました。
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MILLIEの大ヒット曲「MY BOY LOLLIPOP」(1964年 全英2位)です。

勝手な想像ですが、こんな楽しい曲を嫌いな人なんていないでしょう!

勿論、私もこの曲が大好きです!

この時のMILLIE嬢はまだ16歳(!)でした。
その後の活躍が期待された彼女ですが、「SWEET WILLIAM」が全英30位の小ヒットになったものの、結局は一発屋に終わってしまいました・・・
しかし、当時はまだアングラな音楽だったブルー・ビート~スカを全英、いや全世界へ発信したのは間違いなく彼女の功績です。

そういった意味で、このシングルは歴史的な一枚だと言えるでしょう!

なんて堅苦しい理屈はこの曲を聴いていると、どうでもよくなってきますね(笑)
やはりこの曲は理屈抜きで楽しむのが一番でしょうね!

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TOYS SING ”A LOVER'S CONCERTO” AND ”ATTACK!" [GIRL POP]

久しぶりに新しい記事です・・・

最近の私はシングル盤しか購入していなかったのですが、珍しく(?)CDを入手しました。
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TOYSの『SING "A LOVER'S CONCERTO" AND "ATTACK!"』です。

1966年にリリースされ全米92位まで上昇した本作には、
「A LOVER'S CONCERTO」(全米2位)
「ATTACK!」(全米18位)
が収録されています。

このCDを購入したのは、この曲が無性に聴きたくなったからです。

これは恐らく誰もが知っている曲でしょう!
日本では他の人のバージョンの方が有名かもしれませんが、オリジナルは彼女達です。
勿論、原曲はバッハのメヌエットですが、無条件に楽しい極上ポップスに仕上げています。

TOYSはニューヨークの仲良し高校生3人組で結成された女性R&Bグループです。
彼女達はこの「A LOVER'S CONCERTO」を世界的な大ヒット(全英チャートでもトップ5入り)にした後、数曲の小ヒットを残しただけで音楽シーンから消え去ってしまいます。
でも、彼女達の楽しい歌声は今でも全く色褪せておりません。
クラッシクの名曲が今でも色褪せていないのと同じように・・・

このCDは1994年にSUNDAZEDから発売された物です。
私はこれを中古で購入したのですが、どうやら今は廃盤状態のようですね。

また、どうでもいいことではありますが、私は長年TOYSをモータウン系のグループだと思い込んでいました。
しかし、これにはBOB CREWが絡んでいたんですね。
このCDを聴くまで知りませんでした(汗)
よく聴くと全然モータウンのサウンドではありませんでしたね(苦笑)

たまにはこのような楽しいアルバムもいいですね!

タグ:TOYS CD
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DUSTY SPRINGFIELD "WHERE AM I GOING ?" [GIRL POP]

私はガール・ポップ物のアナログ盤をあまり持っていません。

別に食わず嫌いといわけでもないのですが、レコードを購入する際の優先順としてはいつも後回しになってしまいます。

そんな中でも別格なのが、DUSTY SPRINGFIELDの本作です。

このアルバムは1967年にリリースされ、全英40位を記録しました。

私が所有しているのはオリジナルのモノラル盤です。
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