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THE NASHVILLE TEENS 'TOBACCO ROAD' [BRITISH BEAT SINGLE]

久しぶりにこのシングル盤を聴いていました。
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NASHVILLE TEENSの「TOBACCO ROAD」(1964年 全英6位、全米14位)です。
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この曲を知ったのは中学生の時に見たブリティッシュ・ビートの映画『POP GEAR』でした。

私が中学生の頃は、週末になると父がよくレンタルビデオ店からビデオを借りてきていました。
父が借りてくるビデオの大半はコメディーや戦争物などの映画でしたが、中には音楽物のビデオもありました。
その当時VHSで発売されていた英国の音楽番組『READY STEADY GO!』などは、父が借りてきたビデオで見ました。
少々曖昧な記憶ですが、『POP GEAR』も父が借りてきたビデオで見たはずです。

『POP GEAR』には、最初と最後の場面に登場するBEATLESの他に、当時の私でも知っていたANIMALSやPETER & GORDONなども登場します。
しかし、ほとんどの出演者は知らない人達ばかりでした。

そんな知らない人達の中でも、この「TOBACCO ROAD」はどういうわけか強く印象に残っています。

この当時としては非常にハードなサウンド、EVERLY BROTHERSを意識したような(?)ツインボーカル、やさぐれ感でいっぱいの歌詞(ビデオには歌詞にも字幕が入っていた)など、この曲の特長は多いです。
しかし、ハードな演奏とヘロヘロなツインボーカルはアンバランスな感じもします。
そういったこの曲の異質な部分が印象に残ったのかもしれません。

私が『POP GEAR』で記憶に残っているもう一曲は、TOMMY QUICKLY & REMO FOURの「HUMPTY DUMPTY」です。
過去の記事でも触れていたと思いますが、この曲もちょっと変わっています。
当時の私はブルービートやスカなんて知りませんでしたからね。

ちなみに、NASHVILLE TEENSが『POP GEAR』で披露していたもう一曲の「GOOGLE EYE」は全く記憶に残っておりませんでした・・・

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DENNY LAINE 'SAY YOU DON'T MIND' [BRITISH BEAT SINGLE]

久しぶりに購入したシングルです。
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DENNY LAINEの傑作シングル「SAY YOU DON'T MIND」(1967年)です。
個人的にDENNY LAINEといえば、WINGSやMOODY BLUESの曲ではなく、この曲が真っ先に思い浮かびます。
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DENNY LAINEはMOODY BLUES時代からMIKE PINDERとの共作でオリジナル曲を書いていましたが、その多くは悪い出来ではないもののヒット性に欠けるものばかりでした。

しかし、この曲は全く違っています。

この時期(MOODY BLUESを脱退した直後)のDENNY LAINEが目指していたのはポップとクラッシクの融合でしたが、結果的にこの曲はきらびやかなサイケ・ポップの傑作に仕上がったと思います。

それにB面の出来も負けず劣らず素晴らしい!
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でも、この傑作シングルはどういうわけか全く売れませんでした・・・

セールス的には完敗だった「SAY YOU DON'T MIND」でしたが、後にCOLIN BLUNSTONEが取り上げてヒット(全英15位)させています。
また、レパートリーが少なかった頃のWINGSのライヴでも演奏されていましたし、DENNY LAINE自身もソロ・アルバムでリメイクして取り上げています。
名実ともにDENNY LAINEの代表曲と言えるでしょう。

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JEFF BECK 'HI HO SILVER LINING' [BRITISH BEAT SINGLE]

今日聴いていたシングル盤です。
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JEFF BECKの1stソロ・シングル「HI HO SILVER LINING」(1967年、全英14位)です。

JEFF BECK自らがヴォーカルを務める歌モノの曲はいくつかありますが、その中ではこれが一番マトモに聴こえます。
きっとこの曲は歌声に抑揚のないJEFF BECKにも歌いやすいのでしょうね。
だからプロデューサーのMICKIE MOSTは1stシングルにこの曲を選んだのだと思います。
そんなことは抜きにしても、この曲のアレンジは良く出来ていますし、相変わらず変な音の(笑)ギター・ソロもいい感じです。
同時期にはビート・グループのATTACKもこの曲を取り上げていましたが、個人的にはJEFF BECK版の方が圧倒的に優れていると思います。
ヴォーカルだけはやや微妙ですけどね(笑)

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THE WHO 'PICTURES OF LILY' [BRITISH BEAT SINGLE]

新・自己満足レコード館』というサブブログをやっているので勘違いされることもあるかもしれませんが、私はアナログ至上主義者ではありません。
私はAMラジオや友人達からもらったカセットテープを聴いて育ってきました。
今考えるとそれらは劣悪な音質だったのでしょうけど、その当時聴いた音楽は今でも素晴らしいと思っております。
それに私はオーディオマニアでもありませんから、音質的な拘りはそれほどありません。
先日記事にしたような盤起こしの廉価CDでも(一応)許容範囲です。
あまり好ましくはないですけどね(苦笑)
基本的に素晴らしい音楽はどんな再生環境で聴いても素晴らしく聴こえるものだと思っております。

ただ、シングルのオリジナル盤の中には、他の再生方法で聴くのとはまるで違った印象を与えてくれる物もあります。

例えばこれです。
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「PICTURES OF LILY」のUKオリジナル・シングルです。
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私はこの曲がそれほど好きではありませんでしたけど、このシングルを聴いてからは印象が大きく変わりました。

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CHANTS 'I COULD WRITE A BOOK' [BRITISH BEAT SINGLE]

久しぶりにシングル盤を購入しました。
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CHANTSの「I COULD WRITE A BOOK」です。

CHANTSはリヴァプールの黒人5人組グループです。
”マージ―・ビート”に黒人グループというのはあまりピンとこない方が多いかもしれませんが、60年代初頭のリヴァプールにも数千人規模の黒人街があったようです。
実際、GERRY & PACEMAKERSの主演映画『FERRY CROSS THE MERSEY』の冒頭にも白人と黒人の子供がリヴァプールの下町で遊ぶシーンが出てきます。
当時のリヴァプールにおいても黒人はそれほど珍しい存在ではなかったのでしょう。

私なんかは英国在住の黒人=西インド諸島出身=ブルー・ビートやスカ、という単純な図式をすぐに思い浮かべてしまいますが、彼らはドゥー・ワップの影響が強いヴォーカル・グループです。
彼らが古くから英国に居住していたアフリカ系の人達なのか、西インド諸島からの移民なのかは分かりませんが、ジャマイカなどでもドゥー・ワップは非常に人気の高い音楽でしたから(ロックステディにヴォーカル・グループが多いのはその名残)、リヴァプールの黒人達の間でドゥー・ワップの人気が高かったのも不思議ではありません。
それに本場アメリカの黒人と同様、英国在住の黒人達にとっても高価な楽器を必要としないドゥー・ワップは入り込みやすい音楽だったのでしょうね。

この「I COULD WRITE A BOOK」は彼らの2ndシングルです。
この曲には彼らが所属していたPYEレーベルの敏腕プロデューサーTONY HATCHが絡んでいます。
そのせいか、どこから切っても実にPYEレーベルらしい王道ポップなサウンドに仕上がっています。

一般的なマージ―・ビートのイメージとはまるで違っていますけど、これもれっきとした”マージ―・ビート”の一部なのです。
当時のリヴァプールの音楽シーンは本当に奥が深いです!

ちなみに彼らがCAVERN CLUBで初ライヴをした際にバック・バンドを務めたのはBEATLESです。
BEATLESも彼らの実力を買っていたのでしょうね!
そんな繋がりもあってか、彼らは一時的にBRIAN EPSTEINのマネージメント下にありました。
しかし、どういうわけかBRIAN EPSTEINは彼らの売り出しに消極的でした。
BRIAN EPSTEINは彼らのような黒人グループをどのように売り出して良いのか分からなくて持て余してしまったのかもしれません。
結局、彼らは隣町マンチェスターのマネージメントに移籍してしまいます。

彼らは新たなマネージメントの元でPYEレーベルとの契約に成功して、本作を含む4枚のシングルをリリースします。
しかし、残念なことにどれも不発に終わってしまいました。
その後はFONTANAやDECCA、英RCA VICTORから5枚のシングルを出しますが、どの曲もヒットすることはありませんでした・・・
それでも60年代に計9枚ものシングルを残せたのは、業界内で彼らの実力が高く評価されていた証拠になると思います。

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ROULETTES 'BAD TIME' [BRITISH BEAT SINGLE]

昨日、英国から届いたシングル盤です。
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ROULETTESの3rdシングル「BAD TIME」(1964年)です。

この曲は(オリジナル盤が激高な)彼ら唯一のアルバムにも収録されています。
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B面の「CAN YOU GO」はオリジナル・アルバムに収録されていませんが、再発CDにはボーナス・トラックとして収録されています。
両方ともSANDIE SHAWのプロデュースや「YESTERDAY MAN」のヒットでお馴染みの、CHRIS ANDREWSの楽曲です。

このシングルは値段が安かったです。
全英チャート入りしていないシングルではありますが、現在の市場でもあまり人気が無いのでしょうか?
アルバム『STAKES AND CHIPS』の冒頭を飾るこの曲は、アルバムの中でもベスト・トラックだと思うのですが・・・

RUSS BALLARDや後にKINKSにも加入するBOB HERITが在籍していたビート・グループROULETTESについては、別の機会に詳しく取り上げたいと思います!

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BEDROCKS 'OB-LA-DI,OB-LA-DA' [BRITISH BEAT SINGLE]

ブログを放置していた1ヶ月の間に購入したのはDVDばかりではありません。

勿論、レコードやCDも購入しております。

レコードはシングル盤ばかり買っております。
LPは収納場所が無くなってしまったので一枚も買っておりません(苦笑)

シングルは全てUK盤です。

HOLLIESや、
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KINKSなどの気に入っている曲、
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それにアルバム未収録のシングルを中心に購入しております。

これらの大半はオリジナルのスリーヴ付きで、価格は£1~5ほどです。
勿論、国内の専門店で買うよりもはるかに安い価格なのですが、シングル一枚だけだと日本への送料の方が高くなってしまうことが多々あります。
でも、私は貧乏性なのか、送料の方が高くなるのが許せないのです(苦笑)

そこで、目当てのシングル以外に安い物を一、二枚抱き合わせで購入することがあります。

そのような”ついで買い”したシングルの中にも掘り出し物があります。

このシングルもそんな一枚です。
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BEDROCKSの「OB-LA-DI,OB-LA-DA」です。
1968年にリリースされたこのシングルは全英20位まで上昇しました。

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ROKES ’PIANGI CON ME’(「今日を生きよう」) [BRITISH BEAT SINGLE]

名古屋、福井、福島への出張から帰ってきました。

今回の出張は移動が多かったのでちょっと疲れました。
でも、各地で食べてばかりいたせいで、少し太ってしまったかもしれません。
土日で調整しなければいけませんね(苦笑)

今日は兄からもらったCDを少しずつ聴いています。
最近は仕事が忙しいので、200枚全てを聴けるのはいつになることやら・・・
また、自分で3月中に購入したレコードやCDも少しずつ聴きました。

その中の一枚がこのシングルです。
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ROKESの「PIANGI CON ME」です。

ROKESはロンドン出身の4人組ビート・グループです。
残念なことに彼らは本国である英国で全く芽が出ませんでした。
そこで、(B級ビート・グループによくあるパターンですが)空前のブリティッシュ・ビート・ブームに沸く、欧州各国への出稼ぎ巡業に活路を見出します。
そして、巡業先であるイタリアで熱烈な歓迎を受けた彼らは、活動の拠点をイタリアに移します。

イタリアを出稼ぎの拠点にした英国のグループとしては、たぶん彼らが最初の方だと思われます。
後にはSORROWSやPRIMITIVES、BAD BOYS、DOC THOMAS GROUPなどが続きますけどね。

彼らの曲には(この手のドサ回りバンドにしては珍しく)オリジナルが多く、その大半はリーダーであるSHEL SHAPIROが手掛けています。
ただ、イタリアでは彼らのような”本場”のブリティッシュ・ビート・グループでも、英語ではなくイタリア語で歌う方が歓迎されました。
英語の歌の方がウケた(?)ドイツや北欧諸国とは状況が違っていたようですね。
そのため、彼らにはイタリア語の歌を数多くありますが、イタリア語の歌詞はイタリア人プロデューサーのGIULIO RAPETTIが担当しています。

この「PIANGI CON ME」もそんなイタリア語の曲のひとつです。

そして、「PIANGI CON ME」はイタリアで空前の大ヒットになりました。

その大ヒットに目をつけたのが、今まで彼らに見向きもしなかった英国のレコード会社です。
彼らも晴れて母国でのレコード・デビューが決まったのですが、さすがにイタリア語の歌詞のままで発表することはできません。
そこで、新たに英語の歌詞を付けることになりました。
そのタイトルが「LET'S LIVE FOR TODAY」です。

このタイトル、どこかで聴いたことがあるような気が・・・
そうです!GRASS ROOTSの大ヒット(全米8位)の原曲がコレなのです。
よくGRASS ROOTSがオリジナルだと勘違いされている方もおられますけど、本当のオリジナルはROKESなのです!

とは言っても、この曲自体もBEN E KING在籍時のDRIFTERSの「I COUNT THE TEARS」をパクっているんですけどね(苦笑)
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「I COUNT THE TEARS」はSEARCHERSが3rdアルバム『IT'S THE SEARCHERS』でカバーしているので、ブリティッシュ・ビート・ファンの方々にもお馴染みの曲だと思います。
この当時だと、この程度のパクりは日常茶飯事だと思いますけど・・・

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CHICK GRAHAM AND THE COASTERS 'I KNOW' [BRITISH BEAT SINGLE]

”ブリティッシュ・ビート”における天才少年といえば、バーミンガムの天才少年STEVE WINWOODが真っ先に思い浮かびますが、リバプールの天才少年CHICK GRAHAMを思い浮かべる方も全国に3人くらいはいるかもしれません。

ちなみに私は当然前者です(笑)

SPENCER DAVIS GROUPでデビューしたSTEVE少年は大人も顔負けの超実力派シンガーでした。
彼の歌声を聴いたBEATLESのRINGO STARRが、彼を”本場の人”だと思ってしまったことは有名です。
また、彼はキーボード、ギター奏者としての腕前も高く評価されていました。

それに対して、リバプールの天才少年はこんな感じです。

CHICK GRAHAMことGRAHAM JENNINGS少年は、STEVE少年のような大人びたヴォーカリストではありません。
見た目を裏切らない(?)ボーイソプラノ歌手です。
彼はこの映像の時点(1963年)で15歳でしたが、全然15歳には見えません。
STEVE少年とは別の意味で、ですけどね。

恐らく、GRAHAM少年は地元リバプールで天才少年と騒がれていたのでしょう。
GRAHAM少年はリバプールのセミ・プロ・バンドCOASTERSをバックに付けて、地元のライヴ・ハウスなどで活動していました。
COASTERSは、元々BILLY KRAMER & COASTERSとして活動していたグループです。
勿論、BILLY KRAMERとは、BILLY J. KRAMERのことです。
(違っているかもしれませんが)グループのリード・ギタリスト、ARTHUR ASHTONはBILLYの兄弟(親戚かな?)だったと思います。
COASTERSはBRIAN EPSTEINとの契約話があった際に、”セミ・プロとして活動することを望んだ”(BILLY J. KRAMER 『LISTEN』のライナーより)ため、フロント・マンであるBILLY J.と袂を分かっていました。

そんな彼らに目を付けたのは、当時、各地のビート・グループと手当たり次第に契約していたDECCAレコードです。
何故、DECCAがビート・グループと手当たり次第に契約していたのかは説明不要ですね(笑)
今まではセミ・プロとしての活動を望んでいたCOASTERSも、全国的なスターになったBILLY J. KRAMERの活躍に刺激を受けたのか、今度はGRAHAM少年と共にDECCAと契約します。

そして、DECCAから1964年にリリースされたデビュー・シングルが「I KNOW」です。
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偶然にも、BILLY J. KRAMERにも同じタイトルの曲がありますが、同名異曲です。
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残念ながら、このシングルはチャート入りせずに終わりました。

1964年といえば、まだマージー・ビート・ブームが続いていましたが、ROLLING STONESなどのロンドンR&B勢が台頭してきた時期でもあります。
BEATLESをはじめとするマージー・ビートが人気を得たのは、曲の良さ、ルックス、ファッション・センスなど、いろいろな要因があると思いますが、一番大きな要因は若者達がマージー・ビートに何か新しい息吹を感じたからだと思います。
この時期の流行に敏感な若者達が次に新しい息吹を感じたのは、ロンドンR&B勢やモッズ勢でした。

そんな状況の中で、この曲はちょっとツライように感じます。
この曲はGRAHAM少年の声質や見た目のイメージに合っていると思いますし、曲自体も良く出来ていると思います。
しかし、この曲から何か新しいものは感じられません。
GRAHAM少年にはそれなりの話題性もあったと思いますし、イカツイ大人が多い中で清涼感のあるボーイソプラノも悪くないと思います。
でも、ちょっとデビュー時期が悪かったのかな?というような気がします。

この後の彼らはもう一枚のシングルをDECCAから出して、音楽シーンから消えてしまいます。
声変わりをして太い声にでもなってしまったのでしょうか?

ただ、これもマージー・ビートの一部であるのは間違いないですし、マージー・ビートに興味がある方ならお勧めできるシングルだと思います。
どちらかといえばB面の「EDUCATION」の方が、ブリティッシュ・ビート好きの方にはしっくりくるかもしれませんね!


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MANFRED MANN 'SEMI-DETACHED, SUBURBAN MR. JAMES' [BRITISH BEAT SINGLE]

PAUL JONES脱退後の新生MANFRED MANNの方向性を決定付けたシングルです。
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「SEMI-DETACHED, SUBURBAN MR. JAMES」(1966年 全英2位)です。

私はPAUL JONES在籍時のMANFRED MANNも好きですけど、シングルの出来の良さならチャプター2期の方が上だと思います。
これ以降の彼らは高度なポップ路線を突き進むことになります。

なんかライヴはガタガタですね(苦笑)

この曲もそうですけど、彼らのシングルは他人の曲ばかりです。
でも、彼らの手にかかると、どの曲も異常なくらい完成度が高くなるので、他人の曲かどうかなんてことは関係なくなります。

ただ、残念なことに巷の評価はイマイチなんですよね・・・

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