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SNOBS 'BUCKLE SHOE STOMP' [BRITISH BEAT SINGLE]

今日も新しい記事です。

今日は朝からBEATLESのシングル盤を聴きまくっていたので、BEATLESの記事にしようかと思ったのですが、昨日に引き続きマイナーなシングル盤を取り上げます。

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皆さんは”かつら”と”ビート・グループ”といえば何を連想しますか?

ブリティッシュ・ビート好きの多くの方は”かつらビートルズ”ことHULLABALLOOSを思い浮かべると思います(本当か!?)。

1202084880[1].jpg

しかし、1964年のブリティッシュ・ビート・シーンにはHULLABALLOOSもビックリな”かつら”ビート・グループがいたのです。

それが、英DECCAに唯一のシングルを残したSONBSです。
dc062802.JPG

SONBSは4人組のビート・グループです。
彼らは18世紀のジョージ王朝風のかつら&衣装という奇抜な格好と、ストレートなビート・サウンドがウリでした。
日本ならちょんまげのズラに裃姿で演奏、といったところでしょうか?(ちょっと違うか・・・)
しかし、当時のイギリスではそんなイロモノが受け入れられる余地はなく、たった一枚のシングルをリリースしただけに終わってしまいました。
同じかつらビート・グループのHULLABALLOOSも本国イギリスでは全然受けませんでしたからね・・・

しかし、彼らは本場イギリスのビート・グループなら何でもウケた(?)北欧はフィンランドで人気者になります。
その後の彼らは北欧をベースに活躍していたようです。

ホントにあっぱれなB級ビート・グループ人生ですね(笑)

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EARL ROYCE & THE OLYMPICS 'QUE SERA SERA' [BRITISH BEAT SINGLE]

週末の休日くらいは新しい記事を書こうかと思います・・・


今日はちょっとだけマイナーなシングル盤を取り上げます。
dc062701.JPG

皆さんは「ケ・セラ・セラ」という曲名で連想するのは誰でしょうか?

やはり、DORIS DAYでしょうか?

でも、ブリティッシュ・ビート好きの方なら、まずこの人達のカバーを思い浮かべることでしょう!

GENO WASHINGTON & THE RAM JAM BANDによる熱烈カバー・バージョンです。
これは彼らの傑作ライヴ・アルバム『HAND CLAPPIN,FOOT STOMPIN,FUNKY-BUTT...LIVE!』に収録されています。

この曲はDORIS DAYのバージョンとは完全に別物です。
ミディアム・テンポにアレンジされて、実にカッコいいビート・ナンバーに仕上がっています。

しかし、コレには元ネタ(?)があります。
dc062702.JPG
それが、このEARL ROYCE & THE OLYMPICSの1stシングルです。

EARL ROYCE & THE OLYMPICSはリヴァプール出身のビート・グループです。
彼らはこのCOLUMBIAからのデビュー作と、PARLOPHONEからの2ndシングルだけで終わってしまったバンドです。
当然ですが、2枚のシングル共に全英チャート入りしませんでした。

そんなマイナーな存在の彼らですが、プロデューサーはBEATLESでお馴染みのGEORGE MARTINです。
EARL ROYCE版の「QUE SERA SERA」はGENO WASHINGTONほどの熱気はありませんが、EMI系のビート・グループらしく(?)実に端正に仕上げられています。
曲のアレンジ自体は両方ともほぼ同じですが、私はEARL ROYCEバージョンのショボサ具合がたまらなく好きです(笑)
ちなみに、彼らの「QUE SERA SERA」を聴いたGEORGE MARTINはひどく感動したようです。

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