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JUSTICE RECORDS [60’s AMERICAN ROCK CD]

米COLLECTABLESから発売されていたノース・カロライナの超マイナー・レーベルJUSTICE RECORDSの再発CD12枚を、数年間かかってようやくコンプリートしました。
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一番最後に購入したのはMARLBOROS AND THE JOKER SIXのCDです。

これらのアルバムは多くの音楽ファンにとって非常にどうでもいい存在だと思いますけど、個人的には米COLLECTABLESの中で1・2位を争うような素晴らしい再発シリーズだと思います!
COLLECTABLESではいつものことですが、音質面は酷いですけどね(苦笑)
60年代のガレージ・ロックやアメリカ東海岸のローカル・シーンに興味がある方なら、このシリーズは”買い”ですよ!

とは言っても、このシリーズがCD化されたのはかなり前ですが、今でも新品で購入可能です。
もしかすると、それなりに人気が高いシリーズなのかもしれませんね(笑)

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9月に入手したCD [60’s AMERICAN ROCK CD]

今月は盛岡で3枚のレコードを買いましたが、それとは別に数枚のCDも購入しています。

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以上の8枚ですが、どれも中古なので安かったです。
最近の中古CDはよほどのレア盤でない限り値崩れしている感じがしますね。
というか、どれも最初から価値がないタイトルなのかもしれません(笑)

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GARY U.S. BONDS "DANCE 'TILL QUARTER TO THREE" [60’s AMERICAN ROCK CD]

少し前に購入したCDです。
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GARY U.S. BONDSの『DANCE 'TILL QUARTER TO THREE』(1961年、全米6位)です。
本作には「NEW ORLEANS」(全米6位)、「SCHOOL IS OUT」(全米5位)、 「QUARTER TO THREE」(全米1位)が収録されています。

このCDは英PICKWICK系の廉価レーベルHALLMARKから発売されています。
少し前に取り上げたDION & THE BELMONTSのCDと同様、これも著作権の保護期間(英国では50年)が過ぎた作品の廉価盤シリーズです。
ちなみに日本のAmazonでの価格は690円でした。
このCDはAmazonのカスタマーレビューで「ブート以下の音質」と酷評されていましたけど、これは元々録音状態が良くないアルバムです。
本作のオリジナル盤を発売したLEGRANDは超マイナーなレーベルで、まともな設備のスタジオなどは持っておりませんでした。
そのため、収録曲の大半は普通の部屋に設置した簡易録音機材でレコーディングされたようです。
確かに音質的には最低レベルかもしれませんが、私はこのようないかがわしさも味のひとつだと思っておりますし(笑)、変に生々しい音には妙なリアリティーを感じたりもします。
米国債(U.S.BONDS)購入キャンペーンに便乗した(?)彼の芸名もかなりいかがわしいですしね(笑)

とはいえ、このCDの音源も当然(?)盤起こしです。
このような廉価CDにはオリジナルのマスターテープを使えないのは理解できます。
オリジナル・マスターを使うと多額の使用料が掛かってしまいますからね。
しかし、どうせ盤起こしなら少しでも良好な状態のオリジナル盤を使用してほしかったです。
それにこのCDは音圧が低すぎです。
「QUARTER TO THREE」のような曲は勢いとノリの良さが売りのはずですけど、このCDのショボイ音ではせっかくの魅力も半減です。
このCDではかなりボリュームを上げないとそれなりに元気のある音に聴こえません。
いくら廉価盤といえども、これらのことくらいは最低限クリアしてほしいものです。

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ELIMINATORS "LIVERPOOL! DRAGSTERS!! CYCLES!!! AND SURFING!!!!" [60’s AMERICAN ROCK CD]

昨日、Amazonから届いたCDです。
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ELIMINATORSの『LIVERPOOL! DRAGSTERS!! CYCLES!!! AND SURFING!!!!』(1964年)です。

ELIMINATORSはJAMES BURTONや若き日のLEON RUSSELLが参加していたスタジオ・グループです。
本作は64年当時、アメリカの若者達の関心事であった、サーフィン、ホット・ロッド、モーター・サイクル、そして音楽界のニュー・ウェーヴ(?)であった”マージー・ビート”の4大要素をテーマとしたアルバムです。
従来のサーフィンやホット・ロッドだけではなく、マージー・ビートが主要テーマのひとつになっているところに”1964年”という時代を感じます。
ちなみにマージー・ビート関連の曲としては、「TWIST AND SHOUT」、「CAN'T BUY ME LOVE」、「NEEDLES AND PINS」が取り上げられています。

私は以前から本作を探していました。
しかし、この手のオリジナル盤はなかなか見つからないですし、価格も高かったりします。
そんな中、EMIミュージック・ジャパンから「ROCK名盤 999 BEST & MOREシリーズ」として本作がCD化されました。
なんと値段は999円という低価格です!

このシリーズからは「サーフィン&ホット・ロッド編」として、本作を含めた全20タイトルがリリースされています。
また、今後は「ブリティッシュ・ビート編」や「アメリカン・ロック編」のCDも順次リリースされる予定とのことです。
本作をはじめとした「サーフィン&ホット・ロッド編」も大変濃い内容でしたし、今後の「ブリティッシュ・ビート編」なども期待できるのではないでしょうか!

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BOX TOPS ”THE LETTER" [60’s AMERICAN ROCK CD]

つい最近まで知らなかったのですが、先日、ALEX CHILTONが亡くなりました。
死因は不明のようです。
享年59歳でした・・・

ALEX CHILTONといえば、BIG STARでの活動が有名です。

でも、私にとってはBOX TOPSの印象が強いのです。
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これは彼らの1stアルバム『THE LETTER』(1967年、全米87位)です。

本作ではこの曲が有名ですね!

全米1位の大ヒットになった「THE LETTER」です。
この頃の彼はまだ十代でした。

BOX TOPS時代の彼は与えられたサウンドによって作られたスターだったのかもしれません。
しかし、そんなことはどうでもいいことです。
重要なのは彼の歌声が今どのように聴こえるかです。
このアルバムでの彼の熱唱を聴けば、答えはすぐに出てくるはずです。

本作に収録されている、もうひとつのヒット曲「NEON RAINBOW」(全米24位)です。

個人的には「THE LETTER」よりもこっちの方が好きです。

本作には収録されておりませんが、この曲はもっと好きです。


いくら曲そのものが素晴らしくても、歌い手に魅力や実力が無ければ全く意味がありません。
これらの曲を聴いていると改めてそう思います。

それにしても彼の死は早すぎます。

今日はこのCDを一晩中かけ続けたいと思います。

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KNICKERBOCKERS "LIES" [60’s AMERICAN ROCK CD]

いや~長距離運転の出張は疲れますね。

週末くらいは気合の入った新しい記事を書こうと思っているのですが、今日は疲れたので過去記事を移転させてオシマイです・・・

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いきなりですが、私はこのKNICKERBOCKERSというグループのことをよく知りません・・・

私が知っていることといえば、当初の彼らは典型的なフラット・ロック系のグループだったということです。
そして、BEATLES旋風の直撃を受けた彼らはBEATLESモドキ、というかJOHN LENNONになりきったグループへ変身します。

そんな彼らが放った一発ヒットが「LIES」(全米20位)です。

外見はちっともBEATLESみたいではありませんが・・・

その「LIES」を含む本作は彼らの2ndアルバム(全米134位)です(違ったかな?)。
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(写真はCOLLECTABBLESからのCDです。)

先に彼らは一発屋と書きましたが、厳密にいうと「ONE TRACK MIND」(全米46位)、「HIGH ONE LOVE」(全米94位)というマイナー・ヒットも出しています。
これらの曲は本作に収録されています。

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タグ:KNICKERBOCKERS CD
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BEAU BRUMMELS "INTRODUCING THE BEAU BRUMMELS" [60’s AMERICAN ROCK CD]

サンフランシスコ出身のこのグループは最初のフォーク・ロック・バンドとして有名です。

また、このグループのプロデューサーはSLY & FAMILY STONEのSLYだったことも有名です(多分)。

だが、そんなことよりもこのアルバムの魅力はジャケット・デザインにあると断言出来ます(笑)
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(写真はREPERTOIREからのCDです)

1965年に彼らの1stアルバムとしてリリースされた本作には、
「LAUGH LAUGH」(全米15位)、
「JUST A LITTLE」(全米8位)、
が収録されています。

「LAUGH LAUGH」の動画です。


ついでに、彼ら唯一の全米トップ10ヒット曲である「JUST A LITTLE」の動画です。

SAL VALENTINOの個性的なヴォーカルが印象的ですね。
好き嫌いはありそうですが・・・

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タグ:CD BEAU BRUMMELS
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SOUL SUVIVORS "WHEN THE WHISTLE BLOWS ANYTHING GOES" [60’s AMERICAN ROCK CD]

”ブルー・アイド・ソウル”という言葉で思い浮かぶのはRASCALSでしょう。
他にもMITCH RYDERやRIGHTEOUS BROTHERSなどが挙げられます。

どれも私の大好きなアーティスト達ですが、”ブルー・アイド・ソウル”の中で忘れてはならないグループがいます。

それが、今回紹介するSOUL SURVIVORSです。

SOUL SURVIVORSはニュージャージーで結成されました。
彼らは1966年に1stシングル、翌67年には2ndシングルをリリースしますが、全くの不発に終わります。
しかし、そんな状況の中で彼らに転機が訪れます。
彼らはR&B界の新進気鋭ソング・ライター/プロデューサー・チームであるGAMBLE&HUFFに誘われ、活動の拠点をフィラデルフィアに移します。
そこでGAMBLE&HUFFから提供されたシングル「EXPRESSWAY TO YOUR HEART」が全米4位の大ヒットとなってしまったのです。

この大ヒットを受けて制作されたのが、彼らの1stアルバムである『WHEN THE WHISTLE BLOWS ANYTHING GOES』です。
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(写真はCOLLECTABLESからの再発CDです)

本作は1967年にリリースされ全米123位を記録しました。

彼らのサウンドはRASCALSからの影響を強く受けています。
実際、本作に収録されている幾つかの曲はRASCALSにそっくりです。
しかし、彼らにはRASCALSよりも荒々しく、ワイルドな魅力があります。
それに1967年という時期もあってか、本作にはサイケデリックな雰囲気も所々に散りばめられています。

彼らを代表するヒット曲「EXPRESSWAY TO YOUR HEART」です。


この他の収録曲はSAM COOKEやJAMES BROWNなどのR&Bカバーが中心です。
中でも、OTIS REDDINGの「RESPECT」のカバーはワイルドなガレージR&Bで秀逸です。


彼らはこの後、「EXPLOSION IN YOUR SOUL」(全米33位)、「IMPOSSIBLE MISSION(MISSION IMPOSSIBLE)」(全米68位)のスマッシュ・ヒットを放ちますが、人気は急落してしまいます。
68年には2ndアルバム『TAKE ANOTHER LOOK』をリリースしますが、これは全く話題になることもなくノー・チャートに終わってしまいます。
そして、活動が頭打ちになってしまった彼らは活動を停止してしまいます。

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SONICS "HERE ARE THE SONICS" [60’s AMERICAN ROCK CD]

私はブリティッシュ・ビートが大好きです。

なので、必然的にイギリス産の音楽を聴くことが多くなります。

だからといって同時期(60年代半ば頃まで)のアメリカの音楽を軽く見たことはありません・・・

というのはウソで(苦笑)、ある一時期まではイギリス>アメリカという公式が私の中で成り立っていました。

勿論、ブリティッシュ・ビートに大きな影響を与えた黒人音楽は別でした。
BOB DYLANやBEACH BOYSも同様です。
それはBEATLESの面々が彼らに一目置いていたからです(笑)
しかし、アメリカのその他大勢(苦笑)は、BEATLES以前の旧態然としたポップス組か、ブリティッシュ・ビートの影響下にある物真似組のどちらかだと思っていました。

ハッキリ言ってそんな人達は聴く価値がないと思っておりました。

この人達を知るまでは・・・

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これは1965年にリリースされたSONICSの1stアルバムです。

とりあえず能書きは後回しにして、彼らのことを知らない方はまずこの曲を聴いて下さい。

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KINGSMEN ”IN PERSON" [60’s AMERICAN ROCK CD]

しばらくはアメリカものが続きます。

60年代の音楽はブリティッシュ・ビートだけではありません。

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私にとってアメリカの”ガレージ・バンド”といえば、このグループが思い浮かびます。

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向こうでは”フラット・ロック”というカテゴリーに入るのかもしれませんが、そんなことはどうでもいいことです。

60年代のアメリカン・ガレージ・バンドの多くはブリティッシュ・ビートの延長線上のあるというイメージもありますが、このグループは違います。
彼らのサウンドはイギリス勢の影響などを受けずに生み出されたものでした。
むしろ、彼らの代表曲「LOUIE、LOUIE」(全米2位)はKINKSをはじめとするブリティッシュ・ビート勢に大きな影響を与えています。



その「LOUIE,LOUIE」を含む本作は1964年にリリースされ、全米20位まで上昇しました。
そんな本作の魅力は「LOUIE,LOUIE」よりも、その後に続いて収録されているニセ・ライヴ(?)にあると思います。
ここでのインチキぶり(笑)や初期衝動感に溢れた荒々しい演奏、これぞガレージです!

私は彼らこそが典型的なガレージ・バンドだと思っていますが、彼らが他のガレージ・バンドと大きく異なる点は一発屋ではないことです(笑)

このアルバムにも収録されていますが、彼らにはこんなヒット曲(全米16位)もあります。


このカバーは64年の年間チャートにも入っています(86位)。
多くのアメリカ人にとって「MONEY」のカバーといえば、BEATLESではなくKINGSMENのはずです(多分・・・)

個人的にKINGSMENのアルバムではこの1stが最も気に入っています。
こんなにいかがわしくて楽しい作品はなかなかないと思います。

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