昨日は「地元のレコード店を少しでも応援したい」という内容の記事を書きました。

そこで、今日は地元のレコード店をハシゴしてきました。
午前中から日が暮れる頃まで6軒のレコード店をじっくりと見て回りましたが、一日にそれだけの軒数を回るのは本当に久しぶりでした。

そこでの戦利品などについては後日記事にする予定ですが、今日は先行して2枚のアルバムを取り上げたいと思います。

その2枚とはELVIS PRESLEYのUS盤です。

タイトルは『ELVIS NOW』と『ELVIS AS MADISON SQUARE GARDEN』です。
どちらも1972年にリリースされたアルバムです。

レーベルは両方ともオレンジ・ラベルなので、70年代初期プレスのUSオリジナル盤です。

付属しているインナー・スリーブもオリジナルの物です。


この2枚は同じお店で購入しました。
購入価格は2枚合わせて2700円ほどでした。

ただ、これらのアルバムはeBay USAですと、同じような状態の盤が3分の1以下、場合によっては4分の1ほどで売られています。
このような価格の差が実店舗からネット通販へ流れていってしまう要因のひとつでもあります。

しかし、アメリカから直接買う時には送料が発生します。
アメリカからのアルバム2枚分の送料は大体$18~19くらいでしょうか?
ということは日本円で1500円くらいです。
仮にレコード料金が2枚で700円だとすると、送料が倍以上ということになってしまいます(苦笑)
そうなると、地元のお店で買った時との価格差は実質500円くらいしかありませんし、ネット通販には盤を直接手にして状態を確認できないリスクが常に存在します。
蓋を開けるとオリジナル盤ではなかった、なんてことも全く無い話ではありません。

また、同じ出品者からアルバム2枚を購入できれば、送料は1500円ほどで済みますが、それぞれを違う出品者から購入した場合だと送料はもっと掛かってしまいます。
その場合はむしろ地元のお店で購入した方が安上がりになります。

そういったことを考えていると、地元のお店でレコードを購入することが決して無駄な行為ではないことを再認識しました。
特にUS盤は海外送料のことを考慮すると、地元のお店で購入した方がお得な場合も多々あります。

それに、やっぱりお店でレコードを実際に手にして探すことは本当に楽しかったです(笑)

そんな忘れかけていたことを思い出させてくれただけでも、今日はとても有意義だったと思います!