”オリジナル”ANIMALSの2作目です。



とてもビート・グループとは思えないふてぶてしいジャケットが印象的な本作は1965年にリリースされ、全英7位まで上昇しました。

このアルバムは前作同様、相変わらず真っ黒なサウンドです。
内容的にはやや地味ですが、前作よりもほんの少しだけ聴きやすくなったような気がします。
それは恐らくALAN PRICEのキーボードの貢献が大きいのでしょうが、そんな彼も本作を最後にグループを脱退してしまいます。

それ以降、ガレージ・バンド化していくANIMALSとは対照的に、ALAN PRICEは非常に洗練されたポップ・サウンドを追求していきます。

私が所有しているのはUKオリジナルのモノラル盤です。

レーベルはBLUE COLUMBIAラベルです。

マトリックス・ナンバーは両面1で、タックス・コードは“KT”刻印です。

ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製で、表のみがラミネート・コーティングされています。
裏は取り出し口を除く3辺が折り返されています。


付属しているインナーは所謂“EMITEX”で、窓の部分が半透明になっているタイプの物です。


ちなみに、このUKオリジナル盤は極美品でしたが、さすがにこれを購入する際は1万円越えをしてしまいました。
かなり高い買い物ではありましたが、内容や音質面、そしてジャケット・デザインも良かったので大変満足しています。