昨日届いたDVD BOX、『THE STORY OF BEAT-CLUB』には、私の知らない映像が結構入っていました。

中でも驚いたのはこの映像です。

MANFRED MANN脱退後のPAUL JONESの「HIGH TIME」です。
ただ、驚いたのはPAUL JONESの熱烈ライヴ・シーンではなく(これはこれで見ものではありますが・・・)、彼のバックを務めているビート・グループ、WASHINGTON D.C.'Sです。

恥ずかしながら、彼らの動く姿が見られるなんて思ってもいませんでした。

私が持っている彼らのレコードはこれだけです。

英国のマイナー・レーベルEMBERから出ていた、『DAVE CLARK FIVE AND THE WASHINGTON D.C.'S』です。
これはメインであるはずのDC5の曲がたったの2曲しか入っていないという、詐欺に近いインチキ・アルバムです(笑)
DC5の2曲も少々魅力に欠けていますし、はっきりいってマニア以外には不要のアルバムだと思います。
ついでですが、このアルバムでのWASHINGTON D.C.'Sの曲もややイマイチです(苦笑)

それにしても、アルバム収録曲の数合わせのためとはいえ、どさくさ紛れにアルバムを残すことのできたWASHINGTON D.C.'Sはかなり幸運なグループです。
当時(1965年)のイギリスでアルバムをリリースすることができたのは、ごく一部の人気アーティストだけでしたからね。
本来なら彼らはシングル数枚で終わっていたはずです。

そんな彼らがドイツに渡ってBEAT-CLUBに出演していたなんて、このDVDを見て初めて知りました。
彼らはドイツでそれなりに人気があったのでしょうか?
BEAT-CLUBでは彼らの単独演奏の映像もありましたけど、それは意外と良かったです!

ちなみに私が彼らについて知っている情報は、

・ロンドン出身
・メンバーは4人
・EMBERから1枚、英CBSから3枚のシングルを残している

これだけです(苦笑)