私がはじめてDAVE CLARK FIVE(以下DC5)の存在を知ったのは中学生の頃にレンタルビデオで借りて見た『READY STEADY GO!』というビデオでした。

このビデオは60年代中頃にイギリスで放映されていた人気音楽番組を編集したもので、DC5は「GLAD ALL OVER」と「DO YOU LOVE ME」の2曲を披露していますが、ここで印象に残ったのは白熱のライヴ演奏をみせてくれるTHE WHOやGEORGIE FAME&BLUE FLAMES、それにROLLING STONES(「UNDER MY THUMB」と「黒く塗れ」のライヴ!このビデオのベスト・パフォーマー!)でした。
当時の私には明らかな口パク演奏の彼らはあまり印象に残りませんでした(もっとも、この番組ではBEATLESなど大半の出演者は口パクでしたが・・・)。

それから数年後、中古レコード店でDC5のアメリカでの4作目『COAST TO COAST』を見かけました。