英国の黒人・白人混成グループ、FOUNDATIONSの3rdアルバムです。


1969年にリリースされた本作には、
「IN THE BAD BAD OLD DAYS」(全英8位)、
が収録されています。

本作からはリード・ヴォーカリストが交代し、COLIN YOUNGが新たに加入しています。

本作のプロデュースは前作、前々作と同様、PYEレーベルのプロデューサー兼作曲家であるTONY MACAULAYが務めています(本作はJOHN MACLEODとの共同名義)。
本作には彼らの自作曲もいくつか含まれていますが、大半の曲はTONY MACAULAYとJOHN MACLEODの手によるものです。

FOUNDATIONSはTONY MACAULAYが絡んでいるということもあって、よく”ソフト・ロック”という枠組みに入れられています。
でも、ソフト・ロックって何なんでしょうか?未だによく分からない言葉です。
ある意味便利な言葉なのかもしれませんが・・・

そんな疑問はさておき、本作にはポップで無条件に楽しめる曲が満載です。
アルバム自体のまとまりの良さでは1stアルバム(2ndアルバムはライヴ盤)に軍配が上がりますが、本作にはキラー・チューン「IN THE BAD BAD OLD DAYS」が含まれています。
その他にも、思わず歌って踊ってしまいそうな楽しい曲が数多く収録されています。
1stアルバム同様、ソフト・ロックのファンのみならず、モッズ好きの方にもお勧めできる内容のアルバムです。