このアルバムは私が最初に手に入れたANIMALSのレコードです。



本作はALAN PRICE脱退後のANIMALSがアメリカで発表した編集盤です。

1966年にリリースされ、全米20位まで上昇した本作には、
「DON'T BRING ME DOWN」(全米12位)、
「INSIDE LOOKING OUT」(全米34位)、
「SEE SEE RIDER」(全米10位)、
が含まれています。

私にとって、ERIC BURDONは数少ないライヴ体験をした特別なシンガーです。

確か高校生の頃だったと記憶していますが、私の住んでいる町にERIC BURDONがやってきました。
キーボードはBRIAN AUGERだったはずです(当時、彼のことは全く知りませんでしたが・・・)。
私は小さなライヴ・ハウスで行われた彼のライヴを観に行きましたが、それは素晴らしいものでした。
特に印象に残った曲は「SPILL THE WINE」でした(ANIMALSの曲じゃなかったですね・・・)。

それ以来、ERIC BURDONは数あるブリティッシュ・ビート・グループのヴォーカリストの中でも特別な存在になっています。

このアルバムを購入したのは中学生の頃でした。
私が所有しているのは、1980年代に発売されていた米POLYDORからの再発モノラル盤です。
私はその頃からベスト盤は買わない主義だったので、ベスト盤以外となると当時はこれしか売っていませんでした。
あまり輸入盤を買い慣れていなかった中学生の私にとって、何もかも粗雑な作りのアメリカ盤からは大きなカルチャー・ショック(?)を受けました。

今日暫くぶりにこのアルバムを聴きましたが、やはりいいですね。
やや、まとまりに欠ける部分はありますが、この時期の彼らを代表するカッコいいシングル3曲が含まれており、決して悪くはない内容です。

個人的には最初に入手したANIMALSのアルバムでもあり、とても思い入れがあります。
このアルバムを聴いていると、これを夢中になって聴いていた中学生や高校生の頃を思い出してしまいます。