KINKSの記念すべき1stEPです。



1964年にリリースされ、全英1位を獲得したこのEPには、
「LOUIE LOUIE」、
「I'VE GOTTA GO NOW」、
「I'VE GOT THAT FEELING」、
「THING ARE GETTING BETTER」、
が収録されています。

私が最初に聴いたKINKSの作品は、中学生の頃に聴いた1stアルバム『KINKS』でした。
しかし、その頃の私は1stアルバムを好きになれませんでした。
それ以降、KINKSにはまるで興味がなかったのですが、最近、急にKINKSの味わい深さ(?)がわかるようになりました。
『SOMETHING ELSE』や『KINDA KINKS』、『LIVE AT KELVIN HALL』などは私の愛聴盤になり、UKオリジナル盤まで購入するようになってしまいました。
値段は非常に高かったですが・・・

ここ数年で個人的な評価が急上昇したKINKSですが、、未だに1stアルバムだけはイマイチです。
(その理由はいずれ取り上げるであろう1stアルバムの記事で触れる予定です)

でも、なぜかこの1stEPは大好きです。
ひどい録音にヨレヨレの演奏という点では1stアルバムと全く同じなのですが・・・
このEPの方が1stアルバムより彼らの個性が発揮されているような気がしますが、多分、内容そのものよりもジャケット・デザインが良いから好きなのでしょう(笑)
なんの変哲もないデザインなんですけどね・・・

この1stEPは私が所有している数少ないEPのひとつです。


ピクチャー・スリーブの裏面です。

DELGA PRESS LIMITED製で、3辺が折り返されています。

PYEレーベルのEPについてはよく分かりませんね・・・

EPにはアルバム未収録の曲も多く含まれていますし、美しいピクチャー・スリーブも大変魅力的です。
また、45回転ということもあり、音質面でも優れていることが多いと思います(このEPやSTONESの1stEPは例外、録音そのものが悪すぎます)。
個人的には他のEPも欲しいのですが、私の住んでいる町ではほとんど見かけることがありません。
ネット・オークションなどではあまり買いたくないですし、困ったものですね・・・