KINKS "KINKS" [KINKS]
私の気のせいかもしれませんが、この1stアルバムの評価は意外と低いような気がします。
このアルバムには「YOU REALLY GOT ME」のような典型的なキンキー・サウンドもあれば、正統派マージー・ビートみたいな曲もあるので、どっちつかずみたいな印象があるのでしょうか?
最初から音楽的な幅が広かったとも言えるんですけどね。
それにしても、このアルバムはいろいろな面で結構損をしていると思います。
KINKSは”英国4大バンド”(そんなの誰が決めたの?)らしいので、
これらの1stアルバムと比較されてしまう運命にあります。
後発組のWHOはともかくとして、先行してデビューしたBEATLESやSTONESと比べて衝撃度が劣ってしまうのは否めません。
それにKINKSは”その後”が非常に長いグループなので、どうしても彼ら自身の諸作とも比べられてしまいます。
そうなると比較対象が『SOMEHING ELSE』や『THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY』ですからね・・・
でも、このアルバムはそれらの傑作アルバムと比較されてしまうから分が悪いだけで、一般的なビート・グループのデビュー作と比べると出来の良い部類に入るのではないでしょうか?
例えば、この某ビート・グループのデビュー作なんかと比べるとKINKSの1stは10倍くらい良い出来だと思います(笑)
もし、KINKSがアルバム一枚だけを残して消えていたとしたら、今頃この1stアルバムは”ブリティッシュ・ビート史に残る幻の大名盤”扱いされていたかもしれません。
それと、このアルバムの評価がイマイチなのは、あまりにも音が悪すぎるのも要因の一つかもしれません。
私がこのアルバムを最初に聴いたのは中学生か高校生の頃に購入したPRTのCDでしたが、
その後購入した70年代再発のアナログ盤でも、
つい最近購入したオリジナル盤でも、
どれを聴いても音の悪さは変わりませんでした(苦笑)
ただ、UKオリジナル盤は音の生々しさが他と一味違います。
音自体は確かに悪いかもしれませんが、この盤にはビート・グループのデビュー作らしい躍動感があります。
勢いの良さならBEATLESやSTONESの1stと比べても何ら劣らないと思います。
ビート・グループのデビュー作には多少の無鉄砲さや元気の良さも大事だと思います!
このアルバムには「YOU REALLY GOT ME」のような典型的なキンキー・サウンドもあれば、正統派マージー・ビートみたいな曲もあるので、どっちつかずみたいな印象があるのでしょうか?
最初から音楽的な幅が広かったとも言えるんですけどね。
それにしても、このアルバムはいろいろな面で結構損をしていると思います。
KINKSは”英国4大バンド”(そんなの誰が決めたの?)らしいので、
これらの1stアルバムと比較されてしまう運命にあります。
後発組のWHOはともかくとして、先行してデビューしたBEATLESやSTONESと比べて衝撃度が劣ってしまうのは否めません。
それにKINKSは”その後”が非常に長いグループなので、どうしても彼ら自身の諸作とも比べられてしまいます。
そうなると比較対象が『SOMEHING ELSE』や『THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY』ですからね・・・
でも、このアルバムはそれらの傑作アルバムと比較されてしまうから分が悪いだけで、一般的なビート・グループのデビュー作と比べると出来の良い部類に入るのではないでしょうか?
例えば、この某ビート・グループのデビュー作なんかと比べるとKINKSの1stは10倍くらい良い出来だと思います(笑)
もし、KINKSがアルバム一枚だけを残して消えていたとしたら、今頃この1stアルバムは”ブリティッシュ・ビート史に残る幻の大名盤”扱いされていたかもしれません。
それと、このアルバムの評価がイマイチなのは、あまりにも音が悪すぎるのも要因の一つかもしれません。
私がこのアルバムを最初に聴いたのは中学生か高校生の頃に購入したPRTのCDでしたが、
その後購入した70年代再発のアナログ盤でも、
つい最近購入したオリジナル盤でも、
どれを聴いても音の悪さは変わりませんでした(苦笑)
ただ、UKオリジナル盤は音の生々しさが他と一味違います。
音自体は確かに悪いかもしれませんが、この盤にはビート・グループのデビュー作らしい躍動感があります。
勢いの良さならBEATLESやSTONESの1stと比べても何ら劣らないと思います。
ビート・グループのデビュー作には多少の無鉄砲さや元気の良さも大事だと思います!
個人的にはビートルズもストーンズもキンクスも1stより2ndの方が好きです。デヴューの勢いも残しつつ、少し洗練さも加わった、とでもいいましょうか。これらに限らずスペンサーデイヴィスグループ、アニマルズ等多くのバンドもそんな感じです。といっても、あくまで比較しての話でいずれの1stも革新的な名盤であったことには間違いありません。我々は後から色々な情報を得て聴いているわけですが、当時の衝撃度はもの凄いものがあったと思います。(生れ変わるとすれば、絶対60年代の英国)「音が悪い」との評はよく聞きますが、確かに「音がいい」とは言いませんが、こんなオリジナリティのある音は今の録音では出来ないと思います。
あ、それとTHE WHOの1stは別格です。
by しみへん (2010-09-21 07:32)
poposukeさんの影響も(多少は?)あって、
4枚ともオリジナルアナログMONO盤で入手しちゃったのですが、
'63年3月リリースのBEATLES1stは間違いなく歴史的名盤、
'64年4月リリースのR.STONES1stはブルーズの解釈が超スタイリッシュ、
'64年10月リリースのKINKS1stはオリジナル曲のセンスがピカいち!
でも、BEATLESの音のド迫力に比べて、STONESとKINKSの音は、イマイチなんですよね・・・
あ、さらに1年遅れで出たTHE WHOの1stは、確かに音質も音楽的センスも別格でした
by HIKKY (2010-09-21 22:16)
PRTからCDも出てたんですね。自分がCDで最初に買ったときはもうビクターだった気がします。
手持ちだと、不思議とオリジナル盤よりもほんの少し後に出た廉価盤のGolden Guinaシリーズの方が音の抜けがいい感じがするんですよ。プレス事情の微妙な差でそうなったのかもしれませんが、聴くときはこの廉価盤の方になってしまっています。
キンクスのファーストはドラムが巧くていいね…と思ったらスタジオミュージシャンが叩いていると後で知り、なるほど、と思った記憶があります。
session with the Dave Clark Fiveも他大勢と比べれば割かしいい方だと思ってはいるんですがいかがでしょう(笑)
by いたち野郎 (2010-09-22 02:29)
POPOSUKEさん、こんばんは。
Kinksでは、僕はまさにこのアルバムを最初に買ったがゆえに、当分買わないでおこうと思いました。当時はBeatlesとStonesの1stは良く聴きこんでいて、Kinksは一体どんな感じだろう?と非常にわくわくして買ったのですが、正直がっかりでした。
個人的な感想ですが、まず音が悪いとは思いませんでした。
それよりも、ボーカルが左右に移動する不自然なステレオミックスがまず駄目でした。そして何よりもB面のタルミーの2曲のクオリティとカバー曲のアレンジが全然格好良く思えませんでした。その感想は今も変わりません。
後にPye時代のKinksの全体像を知り、さらにモノラル盤で聴いて、ようやく聴けるようになりました。
ジャケットが格好良いし、You really ・・・も入っているのですが、残念です。タルミーの曲でなく、2ndシングルのAB面が代わりに収録されていたら、ずっと良くなったのにと思います。全然売れなかったようですが……。
by JD (2010-09-23 01:19)
しみへんさん こんばんは
1stアルバムはアーティストの素に近い姿を垣間見ることができるから好きなんですよね♪
個人的にBEATLESとSTONES、WHOについては1stの方が好きです。
やはり1stのインパクトは大きいです。
ただ、KINKSの場合はやや微妙ですね(笑)
1stは良い曲とダメな曲の差が大きすぎますね。
内容的には2ndの方が明らかに良いでしょう。
でも、出来の悪い子ほどカワイイ(?)もので、聴く機会は2ndよりも多いです。
by poposuke (2010-09-23 02:42)
HIKKYさん こんばんは
nice!&コメントありがとうございます♪
STONESとKINKSの1stは録音自体がイマイチですけど、オリジナル盤の迫力は凄いと思います。
でも、この録音状態はCDで聴くとちょっとツライかもしれません。
個人的にはこのくらいの録音状態は充分許容範囲ですけどね(笑)
KINKSの1stですが、どう贔屓目に見ても他の3枚と比べられると少々分が悪いです。
衝撃度の大きさもそうですけど、やっぱりカバー曲の大半がややイマイチな感じです。
ただ、HIKKYさんの仰るようにオリジナル曲のセンスは光っていますし、彼らの個性がよく発揮されていると思います!
by poposuke (2010-09-23 02:57)
いたち野郎さん こんばんは
KINKSのことについては全然詳しくないのですが(汗)、このCDは最初にCD化された頃の物なんでしょうかね?
20年以上前のCDなので年代物なのは確かですけどね(笑)
GOLDEN GUINA盤は実物を見たことが無いんですけど、60年代プレスなのでしょうか?
廉価盤なのでしょうが、意外と見かけないような気がします。
>session with the Dave Clark Fiveも他大勢と比べれば割かしいい方だと思ってはいるんですがいかがでしょう(笑)
ダメな方だと思いますがどうでしょうか?(笑)
どうしてもUS1st『GLAD ALL OVER』と比べてしまうもので・・・
by poposuke (2010-09-23 03:11)
JDさん こんばんは
学生時代の私は音質的なこだわりが全くなかったので、このCDの音質もそれほど気になりませんでした。
60年代の録音はこんなものだという先入観もありましたしね。
実はこのCDの音がショボかったと気づいたのは、ずっと後になってからです(笑)
私もKINKSを最初に聴いたのはこのアルバムでしたが、当時の私はPUNK少年だったせいか(?)意外とすんなり受け入れることができました。
ただ、当時から良い曲と悪い曲のギャップが大きすぎるのは少々気になってはいました。
特にカバー曲ではその差が顕著ですよね。
私にとっては最初に聴いたこのアルバムがKINKSの標準盤になっています。
なので、KINKSは”英国四大バンド”というよりも、優れた”ビート・グループ”という意識の方が強いです。
by poposuke (2010-09-23 03:30)
xml_xslさん こんばんは
nice!ありがとうございました♪
by poposuke (2010-09-23 03:31)
GetHipさん こんばんは
nice!ありがとうございました♪
by poposuke (2010-09-23 03:31)
こんにちは
KINKSの初期のLP盤は音質イマイチですよね
ついついシングル盤で聴いてしまいがちです
by nobody (2010-09-23 13:34)
nobodyさん こんばんは
nice!&コメントありがとうございます♪
『KINDA KINKS』は多少マシな音になってますけど、同時期のPYEのアルバムと比べると音質的にややイマイチな感じあります。
ある程度まともな音になったのは3rdアルバム以降でしょうか?
KINKSも66年以降になると飛躍的に音質が向上するんですけどね!
by poposuke (2010-09-23 22:51)
Studio-Ozさん こんばんは
nice!ありがとうございました♪
by poposuke (2010-09-23 22:52)
poposukeさん、こんにちは
誰が言い出したのか、英国4大バンド!と、英国5大プログレバンド!
その中でもキンクスとジェネシスは最も「ブリティッシュ・ロック」らしいバンドですね。初期のアルバムの音が野暮ったいのも共通しています。
キンクスの1stって、ぼ~っとして聴いていると何か良いんですよね。録音の悪さも曲の未完成さも、持ち味になっています。
by Cold Sun (2010-09-24 16:39)
Cold Sunさん こんばんは
4大バンドって誰が決めたんでしょうかね?
DC5が入らないのは確かですけど(笑)、レコード・セールスだけでいえばHERMAN'S HERMITSでも良いような気がします(笑)
真面目な話ですけど、HERMAN'S HERMITSはある意味KINKS以上にイギリス的です。
結局これって60年代の活動だけではなく、その後の活動も加味されているんでしょうね。
>録音の悪さも曲の未完成さも、持ち味になっています。
このアルバムの音が良くて曲の完成度が高かったら気持ち悪いですよね(笑)
私もこれはこれで良いと思います♪
by poposuke (2010-09-25 23:11)
yukky_zさん こんばんは
nice!ありがとうございます♪
by poposuke (2010-09-25 23:12)