ALAN PRICE SETの2作目です。



1967年にリリースされた本作には、
「THE HOUSE THAT JACK BUILT」(全英4位)、
が収録されています。

前作に引き続き、本作もALAN PRICE自身のプロデュースです。

本作の内容も前作の延長線上にありますが、前作にはあったR&B色は薄れており、ANIMALS時代の残り香は完全に無くなった感じがします。
より洗練されたポップ・サウンドは、サイケデリックの波にどっぷり浸かったかっての仲間達とは対照的です。

ただ、本作とERIC BURDONの実質的なソロ作品『ERIC IS HERE』とは、RANDY NEWMANの曲を取り上げていることもあり、不思議と似たような空気を感じてしまいます。
どちらも大人の雰囲気のアルバムです。

ちなみにRANDY NEWMANの曲は本作の半数を占める7曲も取り上げています。


このヒット曲はALAN PRICEの自作曲です。