今日聴いていたレコードです。

ROLLING STONESの『BEGGARS BANQUET』のUKステレオ盤です。

このステレオ盤は本当に良い音です。
個人的な見解ですが、60年代のUKステレオ盤なら英DECCAの音が一番良いと思います。

でも、このステレオ盤はUK盤と言いつつも、実は国内で発売されたものです。

メーカー直輸入盤、所謂”メ直盤”です。

レーベルは輸出仕様のLONDONレーベルになっています。

ジャケットは英国製でラミネート・コーティングが施されておりますが、”DECCA”のロゴではなく”LONDON”のロゴに差し替えられています。

レコード番号もPSから始まるものに変わっています。

ちなみに通常ならこんな感じです。


付属しているインナー・スリーブも輸出仕様の物が使われています。


一応、これでも”日本盤”なので、解説も付いております。


当時、この盤を購入された方はラッキーだったと思います。
この名盤をこんなに素晴らしい音で聴けたのですから!

それに現在でもこのメ直盤は非常にお買い得な盤です。

このメ直盤の購入価格は3000円くらいでした。
同程度のOPEN DECCA盤なら確実に万単位になると思いますが、どちらも中身は同じです。
違うのはレーベルやジャケットのロゴ、インナー・スリーブだけです。
そんなものには拘らない音質重視の方にリーズナブルなメ直盤はオススメです。

ただ、これがオマケに付いている盤は少し値段が高いようです。

MICK JAGGERへの電話インタビューが収録されたソノシートです。

もちろんインタビューは英語で行われています。
なので、私がこのソノシートを聴いたのは一回だけです。
私のヒアリング能力では何を言っているのかよく分かりませんからね(苦笑)

このソノシートが付属していて、さらに帯まで付いていたら、OPEN DECCA盤以上の値段になると思われます。