先日届いたPETER & GORDONのUS3rdアルバム、『I GO TO PIECES』を聴いています。

1965年にリリースされ全米51位を記録した本作には、「I GO TO PIECES」(全米9位)が収録されています。

私はPETER & GORODNのUKアルバムを全て(といっても5枚だけですが)揃えています。
しかし、彼らのUSアルバムについては中途半端な状態です。
彼らやDC5、HERMAN'S HERMITSなどのように、本国である英国よりもアメリカでの人気が高かった人達については、当然ながらUS盤もきちんと揃える必要があると思っています。
ROLLING STONESなんかもそうですけど、UK盤よりもUS盤の方がより本質を掴みやすい場合も多々ありますからね。

ただ、DC5同様、彼らのUS盤は枚数が多いのが難点です。
私の記憶が正しければ、彼らのUS盤は10タイトルあったはずです。
それらを手っ取り早く集めるには、現行の2イン1CDを買えばよいのですが、私は2イン1という形式が大嫌いなので地道に集めるしかありません。
それでも彼らのUS盤は流通数が多いので、集めるのにはそれほど苦労しないと思いますが、最後の1枚がなかなか見つかりませんね・・・


本作はUK2nd『IN TOUCH WITH PETER AND GORDON』と同じジャケット・デザインが非常に秀逸・・・と言いたいところですが、いかにもUS盤らしい馬鹿デカイ文字が見事に雰囲気を損ねているのが難点です(苦笑)
でも、肝心の内容は悪くありません。
本作のようなUS盤はUKアルバムを基準にしてみると、どうしても寄せ集め的な内容だと思われがちです。
しかし、本作をきちんと聴いてみるとそれほどチグハグな印象はありません。
むしろUK盤よりも、まとまりの良い内容だと思います。
US盤=寄せ集めの手抜き編集、というのはここでは当てはまりません。
彼ら(というよりもレコード会社かな?)はアメリカ市場をとても大事に考えていたのだと思います。