HERMAN`S HERMITSの実質的な(オリジナルでの)ラスト・アルバムです。



HERMAN'SHERMITSはFREDDIE & DREAMERSと並んで、最も不人気なブリティッシュ・ビート・グループだと思われます。

いや、ひょっとすると”ビート・グループ”の範疇にすら含まれていないのかもしれません。

しかし、そんな彼らが残したこのアルバムはなかなかの傑作です。

歴史に残る大名盤とまではいきませんが、素晴らしい内容であるのは間違いありません。
1967年前後に発売された名盤の誉れ高い諸作と比べても、遜色ない出来だと思います。
BEATLESの『SGT. PEPPER'S』のように革新的な作品ではありませんが、非常に良質なポップ・アルバムとなっています。