まずは”BEATLESの弟分グループ”などという二番煎じ的な評価を受けていることです。
前にもどこかの記事で書きましたが、ハッキリいってそれは間違いです。
彼らはたまたま、BEATLESと同じ出身地で、同じマネージメント、同じプロデューサーだったにすぎません。
彼らには彼らの確かな個性があります。
それは彼らが残した作品をきちんと聴けばすぐに理解出来ることだと思います。
何でもBEATLESが一番だと思い込んでいる評論家の評価などは無視すべきです。
それに全然イケていないルックスも問題ですね。
でも、これは事実だから仕方ないか(笑)
本作のコミック・バンド風のジャケットにしても、今の視点で見るとありえないくらいイケていません(笑)
このジャケットを見て本作をスルーされた方も多いかと思います。
実際に以前の私もそうでした。
本作に関していえば、カバー曲が多いのも軽く見られる要因のひとつかと思います。
しかし、収録曲がオリジナルであるのか、他人の曲であるのかというのは、大して重要な問題ではありません。
誰の曲であろうとも、どのように我々の耳に聴こえるのかが重要なことだと思います。
同時期のBEATLESのアルバム『PLEASE PLEASE ME』や『WITH THE BEATLES』にも、秀逸なカバー曲が数多く含まれています。
それらをカバー曲だといって軽く見るBEATLESファンは誰もいないはずです。
本作にも同じことが言えます。
本作の14曲中13曲が他人の曲ですが、それは本作の評価を落とすことにはなりません。
さて、そんな本作ですが、まずは曲順からして素晴らしいと思います。
冒頭の「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」から「JAMBALAYA」、「WHERE HAVE YOU BENEN ?」へと続く流れは完璧ですし、A面の最後にドラマチックな大ヒット曲「YOU'LL NEVER WALK ALONE」を配置するあたりも絶妙です。
特に冒頭の「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」はインパクト大です。
これは『PLEASE PLEASE ME』における「I SAW HER STANDING THERE」と同等の価値があると思います。
やはり、この辺の緩急織り交ぜた曲の配置は、本作のプロデューサーであるGEORGE MARTINのセンスなのでしょうか?
ちなみに次作『FERRY CROSS THE MERSEY』での曲順も最高です。
本作の収録曲はカバー曲が中心ですが、どれも原曲以上の魅力を放っています。
他人の曲をあたかも自分の曲のように仕上げるのはマージー・ビート系グループのお家芸ともいえますが、その中でも彼らのセンスの良さは群を抜いています。
彼らのR&BやC&W、ミュージカル曲などの幅広い選曲の良さは勿論ですが、ここではARTHUR ALEXANDERのカバー曲に注目です。
ARTHUR ALEXANDERはマージー・ビート系グループから愛されたR&Bシンガーです。
彼の曲はBEATLESの「ANNA」をはじめ、数多くのグループにカバーされています。
本作でも、「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」、「WHERE HAVE YOU BEEN ?」、「YOU'RE THE REASON」の3曲がカバーされています。
これらはどれも素晴らしい!
GERRY MARSDENの歌唱は勿論、PACEMAKERSの的確な演奏、彼ら流のアレンジの良さ、全てが最高です。
これらの曲は他のビート・グループにもカバーされているので、機会があれば是非それらと聴き比べて下さい。
彼らのセンスの良さが分かります!
私が所有しているのはUKオリジナルのモノラル盤です。
レーベルはBLUE COLUMBIAラベルです。
マトリックスは両面1で、タックス・コードは“MKT”刻印です。
GARROD & LOFTHOUSE社製のジャケットは表がラミネート・コーティングされ、裏は3辺の折り返されています。
付属しているインナーは所謂“EMITEX”です。
窓の部分が透明になっています。
本作は以前からCD化されているので容易に入手可能だと思いますが、これは是非ともUKオリジナル盤で聴くことをお勧めします。
現行CDの音質もクリアーで素晴らしいと思うのですが、このオリジナル盤の迫力には敵いません。
このUKオリジナル盤はとにかく音がデカい!
普通のレコードの1.5倍くらい(ややオーバー)のデカい音が飛び出してきます。
特に冒頭の「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」の出だしで、GERRYの掛け声と共にベースが鳴る部分はいつ聴いてもゾクゾクします。
『PLEASE PLEASE ME』やBILLY Jの『LISTEN』、FREDDIE & DREAMERSの1stなども同様ですが、1963年頃までのEMI系のUKオリジナル盤は本当にスゴイ音がします。
このUKオリジナル盤からは彼らの躍動感がダイレクトに伝わってきます。
この盤を聴くと彼らの優等生的な印象も変わるかもしれません。
本作のUKオリジナル盤は不人気のせいか、状態の良い物でも5000円以下で入手可能です。
私が所有している盤も専門店で4500円で購入しました。ちなみに盤の状態は良好です。
それに本作は比較的流通量が多いのか、ネット・オークションなどでもよく見かけます。
きっとUKオリジナル盤にしてはお買い得な価格帯で購入できると思います。
また、レコード・プレーヤーをお持ちでない方には、数年前に東芝EMIから発売されていた紙ジャケCDもお勧めです。
これにはアルバムに収録されていないシングル曲がボーナストラックとして多数収録されていますし、音質面も非常に良好だと思います。
このCDは現在廃盤状態(?)のようですが、これも不人気のせいか中古市場で簡単に入手可能だと思います。
彼らのデビュー曲「HOW DO YOU DO IT」の動画です。
本作には収録されておりませんが・・・(本当に紛らわしいタイトルです!)
最近では彼らのルックスさえも良く見えるようになってきました(笑)
かなり重症です・・・
彼らのルックスやジャケット・デザインで本作をスルーされた方もおられると思いますが、そんな先入観を捨てて本作を聴いてみて下さい。
このアルバムはブリティッシュ・ビート好きの方には必須アイテムだと思います。
前にもどこかの記事で書きましたが、ハッキリいってそれは間違いです。
彼らはたまたま、BEATLESと同じ出身地で、同じマネージメント、同じプロデューサーだったにすぎません。
彼らには彼らの確かな個性があります。
それは彼らが残した作品をきちんと聴けばすぐに理解出来ることだと思います。
何でもBEATLESが一番だと思い込んでいる評論家の評価などは無視すべきです。
それに全然イケていないルックスも問題ですね。
でも、これは事実だから仕方ないか(笑)
本作のコミック・バンド風のジャケットにしても、今の視点で見るとありえないくらいイケていません(笑)
このジャケットを見て本作をスルーされた方も多いかと思います。
実際に以前の私もそうでした。
本作に関していえば、カバー曲が多いのも軽く見られる要因のひとつかと思います。
しかし、収録曲がオリジナルであるのか、他人の曲であるのかというのは、大して重要な問題ではありません。
誰の曲であろうとも、どのように我々の耳に聴こえるのかが重要なことだと思います。
同時期のBEATLESのアルバム『PLEASE PLEASE ME』や『WITH THE BEATLES』にも、秀逸なカバー曲が数多く含まれています。
それらをカバー曲だといって軽く見るBEATLESファンは誰もいないはずです。
本作にも同じことが言えます。
本作の14曲中13曲が他人の曲ですが、それは本作の評価を落とすことにはなりません。
さて、そんな本作ですが、まずは曲順からして素晴らしいと思います。
冒頭の「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」から「JAMBALAYA」、「WHERE HAVE YOU BENEN ?」へと続く流れは完璧ですし、A面の最後にドラマチックな大ヒット曲「YOU'LL NEVER WALK ALONE」を配置するあたりも絶妙です。
特に冒頭の「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」はインパクト大です。
これは『PLEASE PLEASE ME』における「I SAW HER STANDING THERE」と同等の価値があると思います。
やはり、この辺の緩急織り交ぜた曲の配置は、本作のプロデューサーであるGEORGE MARTINのセンスなのでしょうか?
ちなみに次作『FERRY CROSS THE MERSEY』での曲順も最高です。
本作の収録曲はカバー曲が中心ですが、どれも原曲以上の魅力を放っています。
他人の曲をあたかも自分の曲のように仕上げるのはマージー・ビート系グループのお家芸ともいえますが、その中でも彼らのセンスの良さは群を抜いています。
彼らのR&BやC&W、ミュージカル曲などの幅広い選曲の良さは勿論ですが、ここではARTHUR ALEXANDERのカバー曲に注目です。
ARTHUR ALEXANDERはマージー・ビート系グループから愛されたR&Bシンガーです。
彼の曲はBEATLESの「ANNA」をはじめ、数多くのグループにカバーされています。
本作でも、「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」、「WHERE HAVE YOU BEEN ?」、「YOU'RE THE REASON」の3曲がカバーされています。
これらはどれも素晴らしい!
GERRY MARSDENの歌唱は勿論、PACEMAKERSの的確な演奏、彼ら流のアレンジの良さ、全てが最高です。
これらの曲は他のビート・グループにもカバーされているので、機会があれば是非それらと聴き比べて下さい。
彼らのセンスの良さが分かります!
私が所有しているのはUKオリジナルのモノラル盤です。
レーベルはBLUE COLUMBIAラベルです。
マトリックスは両面1で、タックス・コードは“MKT”刻印です。
GARROD & LOFTHOUSE社製のジャケットは表がラミネート・コーティングされ、裏は3辺の折り返されています。
付属しているインナーは所謂“EMITEX”です。
窓の部分が透明になっています。
本作は以前からCD化されているので容易に入手可能だと思いますが、これは是非ともUKオリジナル盤で聴くことをお勧めします。
現行CDの音質もクリアーで素晴らしいと思うのですが、このオリジナル盤の迫力には敵いません。
このUKオリジナル盤はとにかく音がデカい!
普通のレコードの1.5倍くらい(ややオーバー)のデカい音が飛び出してきます。
特に冒頭の「A SHOT OF RHYTHM AND BLUES」の出だしで、GERRYの掛け声と共にベースが鳴る部分はいつ聴いてもゾクゾクします。
『PLEASE PLEASE ME』やBILLY Jの『LISTEN』、FREDDIE & DREAMERSの1stなども同様ですが、1963年頃までのEMI系のUKオリジナル盤は本当にスゴイ音がします。
このUKオリジナル盤からは彼らの躍動感がダイレクトに伝わってきます。
この盤を聴くと彼らの優等生的な印象も変わるかもしれません。
本作のUKオリジナル盤は不人気のせいか、状態の良い物でも5000円以下で入手可能です。
私が所有している盤も専門店で4500円で購入しました。ちなみに盤の状態は良好です。
それに本作は比較的流通量が多いのか、ネット・オークションなどでもよく見かけます。
きっとUKオリジナル盤にしてはお買い得な価格帯で購入できると思います。
また、レコード・プレーヤーをお持ちでない方には、数年前に東芝EMIから発売されていた紙ジャケCDもお勧めです。
これにはアルバムに収録されていないシングル曲がボーナストラックとして多数収録されていますし、音質面も非常に良好だと思います。
このCDは現在廃盤状態(?)のようですが、これも不人気のせいか中古市場で簡単に入手可能だと思います。
彼らのデビュー曲「HOW DO YOU DO IT」の動画です。
本作には収録されておりませんが・・・(本当に紛らわしいタイトルです!)
最近では彼らのルックスさえも良く見えるようになってきました(笑)
かなり重症です・・・
彼らのルックスやジャケット・デザインで本作をスルーされた方もおられると思いますが、そんな先入観を捨てて本作を聴いてみて下さい。
このアルバムはブリティッシュ・ビート好きの方には必須アイテムだと思います。