BEATLEMANIA [MERSEY BEAT]
BEATLESの登場から始まった空前のマージ―ビート・ブームは様々な怪しいアルバムを生み出しました。
例えば、マージ―ビートの本場である英国で発売されたこんなのや、
こんなの、
それにこんなのです。
ただ、「BEATLES」というキーワードで限定した内容のアルバムになると意外と少ないです。
BEATLESの曲オンリーの英国盤だと、
この2枚くらいでしょうか。
前者はDECCA系の廉価レーベルACE OF CLUBSから出ていたMERSEYBOYSのアルバム、後者はFONTANA SPECIALから出ていたKOPPYKATSの2枚組(!)アルバムです。
ちなみにKOPPYKATSの正体はリヴァプールの中堅バンド、IAN & ZODIACSです。
リヴァプールから遠く離れたアメリカではかなり怪しげなBEATLESもどきのアルバムが数多く発売されておりましたが、さすがに本場の英国ではまがい物アルバムを出すわけにいかなかったのでしょう(笑)
と思っていましたが、こんな変なのが英国で発売されておりました。
『BEATLEMANIA』なるタイトルのアルバムです。
レーベルです。
アーティスト名の表記はレーベルにもジャケットにもありません。
TOP SIXというレーベルはあまり聞いたことがありませんでしたが、
どうやらPYE系列の廉価レーベルだったようですね。
収録曲はこんな感じです。
この手の廉価アルバムにはよくあることですが、ジャケットにラミネート・コーティングは施されておりません。
ジャケットの背部分の表記も当然ですが何もありません(笑)
また、これもいつものことではありますが、このような企画盤は低予算で制作されています。
(たぶん)スタジオ・ミュージシャンによる一発録りの演奏はヨレヨレですし、録音は非常にチープです。
ただ、こんなアルバムでもBEATLESマニアの方には興味深いことがひとつだけあります。
このアルバムのドラムを担当しているのはJIMMY NICOLです。
BEATLESマニアの方には説明不要かと思われますが、JIMMY NICOLは(病欠だった)RINGOの代役としてBEATLESの欧州&豪州ツアーで臨時ドラマーを務めた人です。
RINGOの代役として彼が選ばれたのはこのアルバムがきっかけだったみたいです。
BEATLESの曲なら一度レコーディングしているので練習不要だろうというのが理由のようですけど、怪しい内容の仕事でもきちんとやっておくものですね(笑)
このアルバムはBEATLESマニアの方ならチェックしてみる価値があるかもしれませんし、変なアルバムが好きな方には確実にお勧めできる内容です!
勿論、私は後者の方ですけどね(苦笑)
例えば、マージ―ビートの本場である英国で発売されたこんなのや、
こんなの、
それにこんなのです。
ただ、「BEATLES」というキーワードで限定した内容のアルバムになると意外と少ないです。
BEATLESの曲オンリーの英国盤だと、
この2枚くらいでしょうか。
前者はDECCA系の廉価レーベルACE OF CLUBSから出ていたMERSEYBOYSのアルバム、後者はFONTANA SPECIALから出ていたKOPPYKATSの2枚組(!)アルバムです。
ちなみにKOPPYKATSの正体はリヴァプールの中堅バンド、IAN & ZODIACSです。
リヴァプールから遠く離れたアメリカではかなり怪しげなBEATLESもどきのアルバムが数多く発売されておりましたが、さすがに本場の英国ではまがい物アルバムを出すわけにいかなかったのでしょう(笑)
と思っていましたが、こんな変なのが英国で発売されておりました。
『BEATLEMANIA』なるタイトルのアルバムです。
レーベルです。
アーティスト名の表記はレーベルにもジャケットにもありません。
TOP SIXというレーベルはあまり聞いたことがありませんでしたが、
どうやらPYE系列の廉価レーベルだったようですね。
収録曲はこんな感じです。
この手の廉価アルバムにはよくあることですが、ジャケットにラミネート・コーティングは施されておりません。
ジャケットの背部分の表記も当然ですが何もありません(笑)
また、これもいつものことではありますが、このような企画盤は低予算で制作されています。
(たぶん)スタジオ・ミュージシャンによる一発録りの演奏はヨレヨレですし、録音は非常にチープです。
ただ、こんなアルバムでもBEATLESマニアの方には興味深いことがひとつだけあります。
このアルバムのドラムを担当しているのはJIMMY NICOLです。
BEATLESマニアの方には説明不要かと思われますが、JIMMY NICOLは(病欠だった)RINGOの代役としてBEATLESの欧州&豪州ツアーで臨時ドラマーを務めた人です。
RINGOの代役として彼が選ばれたのはこのアルバムがきっかけだったみたいです。
BEATLESの曲なら一度レコーディングしているので練習不要だろうというのが理由のようですけど、怪しい内容の仕事でもきちんとやっておくものですね(笑)
このアルバムはBEATLESマニアの方ならチェックしてみる価値があるかもしれませんし、変なアルバムが好きな方には確実にお勧めできる内容です!
勿論、私は後者の方ですけどね(苦笑)
JIMMY NICOL、知りませんでした^^!
勉強になります♪
by おさかな♪ (2013-02-18 21:11)
おさかな♪さん こんばんは
nice!&コメントありがとうございます♪
JIMMY NICOLはセッション・ドラマーとして活動していた他に、JIMMY NICOL & THE SHUBDUBS名義でシングル(「HUMPTY DUMPTY」)も残しています。
「HUMPTY DUMPTY」は当時のビート・グループが好んで取り上げていたブルービート~スカですが、JIMMY NICOLのはドラムが協調されすぎて変な感じです(笑)
by poposuke (2013-02-19 23:20)
マチャさん こんばんは
nice!ありがとうございます♪
by poposuke (2013-02-19 23:20)
DEBDYLANさん こんばんは
nice!ありがとうございます♪
by poposuke (2013-02-19 23:21)
だいぶ前から見させてもらってますが、
コメントは初めてであります。
ジミー・ニコルというと、その後スプートニクスに加入し、
ビートルズより少し早く来日するのですが、
その時のライブ盤が割りと楽しいので、
本当に実力あったのだなあと思いました。
特に、「涙の太陽」でのズンドコな力技ドラミングは、
東京の聴衆を驚かせたと思います。
by トムスプリング (2013-02-21 08:35)
トムスプリングさん はじめまして
コメント返しが遅れてしまい申し訳ございませんでした。
>だいぶ前から見させてもらってますが、コメントは初めてであります。
最近サボり気味のブログではありますが(汗)、今後とも宜しくお願い致します!
JIMMY NICOLがスプートニクスの一員として来日していたことは存じておりましたが、肝心のライヴ盤は恥かしながら未聴です(汗)
ただ、この『BEATLEMANIA』やJIMMY NICOL & THE SHUBDUBS名義の曲を聴く限りは、繊細なテクニックを持ったドラマーというよりも力技勝負のドラマーという感じはします。
RINGOとは少しタイプが違うドラマーかもしれませんけど、業界内でもそれなりに実力は評価されていたのでしょうね。
by poposuke (2013-02-23 18:19)