昨日の記事の続きです。

今日もマージー・ビート特集の番外編(?)です。

今では信じられないことですが、我が国ではデビュー当初のROLLING STONESを”リヴァプール・サウンド”として紹介していました。
事実、キング・レコードからの国内1stアルバムのタイトルは”これがリヴァプール・サウンドの決定盤!!ザ・ローリング・ストーンズ”となっています。

当時はリバプール出身ではないグループまでもが、”リヴァプール・サウンド”または”マージー・ビート”として紹介されていたようです。
今と違って情報量が限られていた当時なら、多少の事実誤認は仕方なかったのかもしれませんね。

実際、彼らはこんな曲もやってます・・・


「I WANNA BE YOUR MAN」の動画です。

BEATLESが提供したどうでもいい曲(?)を、それなりの状態に仕上げたBRIANのセンスはさすがです。
極論を言えば、この曲にMICKのヴォーカルは要りません。BRIANのソロでいいと思います(←暴論です)

当時のSTONESはこのように屈辱的(?)な扱いをされてはいましたが、今でも現役の彼らをマージー・ビートの一種として捉えている人は皆無でしょう。

しかし、60年代しか活動していなかったグループになると話は変わってきます。

そのような誤解を受けたままになっている代表例がロンドン出身の彼らでしょう。