やはり、この中で最も不安なのは英語についてでしょうか?
私も英語力には全く自信がありません(苦笑)
でも、結論から書いてしまうと、eBayで英語を使うのは最初のユーザー登録時と、出品者に質問する時くらいです。
出品者への質問が無ければ、通常の取引において英語でのやり取りをする必要はありません。
私が出品者にする質問は、日本への商品の発送が可能かということと、送料の確認がほとんどです。
これらの英語の例文は
eBay日本語ガイドに載っております。
私はいつもこれらをアレンジして使っています。
ちょっと面倒なのはeBayのユーザー登録です。
これは全て英語で行わなければなりません。
ただ、これについても、
eBay日本語ガイドに詳しい登録方法が記載されています。
私もこれを見ながらユーザー登録をしましたが、それほど難しい内容ではないと思います。
登録する際に用意するのはメールアドレスとクレジットカードだけです。
ユーザー登録さえ行なってしまえば、世界各地のeBayに参加することが可能になります。
登録時に要注意なのは住所の記入です。
eBayで商品を落札した際には、ここで登録した住所が出品者へ通知されます。
なので、もちろん住所の登録も英語で行なわなければいけないのですが、実際に商品を手元へ配達するのは日本の郵便屋さんです。
日本の郵便屋さんにも分かるように住所の枝番なんかもしっかりと明記しなければなりません。
あと、海外とのレコードの取引で心配なのは、商品の状態表記が適切であるか?という部分です。
私はeBay UKでの取引しかしておりませんが、英国の盤面などの評価は日本よりも若干甘めのような気がします。
でも、全体的に大きな差は無いと思いますし、EX評価以上の商品を選んでいれば大きな問題は起きないと思います。
私が今まで取引してきた中にも数件、これはひどい!という盤もあるにはありましたが、それは国内のネットオークションや通信販売でもあったことです。
現物を見ないで買物をしている限りは少なからずのリスクも付き物です。
某ヤフ〇クなどでもそうですが、状態の表記がしっかりしていない商品や、評価(eBayの場合はフィードバック)が極端に低い出品者からの商品には、最初から手を出さないのが賢明かと思います。
海外との取引では、商品代金の支払い方法も不安です。
eBayで落札した商品代金の支払いはPayPalを通して行ないます。
PayPalは某ヤフオ〇のYahoo!かんたん決済と同じようなシステムです。
これを使えば出品者と直接やり取りをする必要はありませんし、クレジットカードなどの個人情報も相手には伝わりません。
PayPalの登録もeBayのユーザー登録と同時に行ないますが、これにもメールアドレスとクレジットカードが必要になります。
また、PayPalにも
日本語サイトがあります。
このサイトからはeBayでの支払い情報の確認も出来ますし、取引で深刻なトラブルが発生した際にはここから異議の申し立てをすることも出来ます。
英国からの商品の発送はRoyal Mailのエア・メールが主に使われます。
日本へのエア・メール送料は荷物の重量が200gまでで£3.2、500gまでで£6.87です。
ちなみに今のレートで1ポンドは145円くらいです。
大体ですが、シングル1枚だと450円、LP1枚で1000円くらいになるかと思います。
出品者によっては、これに梱包資材料や手数料を加える場合があります。
また、荷物に補償を付けると500gで£11くらいになってしまいますが、貴重盤などの発送には補償を付けた方がいいかもしれません。
配達にかかる日数は1週間から10日ほどですが、イギリスの出品者の場合は入金確認後に即発送、というわけでもないので、2週間くらいは気長に待たなければいけません。
ただ、3週間以上経っても商品が未着であれば、出品者に問い合わせた方が良いでしょう。
eBayでレコードを取引した際にトラブルになりがちなのは、商品の未着と針飛びだと思います。
私の場合ですと、150件ほどの取引で中で商品が未着のままで終わったのは1件だけです。
この時はもちろん出品者に問い合わせをしたのですが、出品者側は商品は発送済みの一点張りでした。
(英語での問い合わせは
eBay日本語サイトの例文を参考にしました!)
結局、この時はPayPalに異議申し立てをして解決しました。
商品の未着の場合、商品代金はほぼ100%帰ってくるようです。
eBayやPayPalのシステムは買い手側優位になっています。
針飛びの場合も同様です。
今まで針飛びの発生したレコードは5枚ほどありましたが、どれも商品代金を払い戻してもらいました。
どの出品者も針飛びについては意外とすんなり返金に同意してくれました。
針飛びが発生したレコードのうち3枚については、商品の返送が不要とのことでしたが、残りの2枚は英国まで商品を返送しました。
こんな機会がなければ、海外まで荷物を発送することなんて無かったと思います(笑)
いい勉強にはなりましたけどね(笑)
ちなみに商品を返送する送料はこちらが負担することが多いようです。
ちょっと納得いかないですけど・・・(苦笑)
私はすっかりeBayに慣れてしまったので、今では国内のネット・オークションで買物をするのと同じような感覚になっています。
最初に考えていたよりも意外と簡単だった、というのが率直な印象です。
しかし、海外との取引に全くリスクが無い訳ではありません。
・フィードバック(評価)の総数が二桁の人とは取引しない
・余程のことがない限り盤面の評価がVGクラスの商品には手を出さない
・説明文や写真で状態が判断出来ない商品にも手は出さない
・もしものことがあったら嫌なので、£40を超える買物は基本的にしない
この四点が私のeBay UKにおける自主基準です。
慎重な取引を心掛けてさえいれば、海外との取引でも大きな問題は発生しないと思います。
あくまでも無理をしないのが大事です。
最後に、eBayには某〇フオクのように不愉快な(?)自動延長システムがありません。
某ヤフオクのように終了間際に熱くなりすぎて、気が付いたら予算を大幅に超えてしまった、なんて事態は発生しません(笑)
最初に決めた予算の範疇でオークションに参加することができるのも、eBayの利点のひとつかもしれませんね(笑)
ただ、問題なのは英国と日本の時差です。
eBay UKでは、ほとんどのオークション終了時間が日本時間の真夜中から早朝にかけてです。
私の場合はオークション終了直前の一発勝負が入札の基本なので、一時期はかなり寝不足になりました(苦笑)
eBayにはいろいろと魅力的な部分が多いと思いますし、実際にやってみると大袈裟かもしれませんが世界観も変わります。
でも、睡眠不足には注意しましょうね!
偏頭痛に苦しんでいる私が言うのも変ですが、やっぱり健康が第一です。
健康でなければ、好きな音楽も思い存分聴けませんからね!