今日は珍しくかなり長い記事です。

薄々お気づきの方もおられると思いますが、私は北海道札幌市在住です。
生まれも育ちも札幌ですし、今に至るまでずっと札幌に住んでいます。

私はここで生まれ育ったことに誇りを感じておりますし、この街が大好きで愛しています。
なので、基本的にはここ札幌が世界一住みやすい都市だと勝手に自負しておりますが、もちろん良いところばかりではなく、悪いところだってあります。
今の時期は世界一住みやすいですけど、冬になると住みにくい都市へと転落します(笑)

それにレコード店の数が少ないのも以前から不満でした。

札幌は曲がりなりにも人口190万人の都市です。
東京、横浜、大阪、名古屋に次ぐ規模の大都市のはずです。
しかし、その規模に見合った軒数のレコード店があるわけではありません。
もちろんタワーレコードやHMVなどの大手のお店は存在しますけど、マニアやコレクターの方でも満足できそうな専門店や中古店になると、非常に数が少ないのが現状です。
また、それらの数少ないお店も首都圏の店舗と比較すると、商品の質と量で大きく見劣りしていると思います。
もしかすると札幌よりも人口の少ない京都や福岡、広島あたりと比べても、店舗の数や品揃えの面では見劣りしているのかもしれません。

そのような長年の不満もあって、近年の私はネットでの買物が中心になってしまい、地元のお店に足を運ぶ機会が激減してしまいました。

でも、郷土を愛する者の一人として(笑)、地元のお店を応援したい気持ちは常に持っていました。
そう思っているだけで行動が全く伴っていませんでしたが・・・(苦笑)

そんな中、いつも大変お世話になっているブログ『analog Beat』の管理人であるJDさんが札幌に出張に来られているということで、急遽札幌市内のレコード店をご一緒に回ることになりました。

JDさんはブログを見て頂けるとお分かりのように、音楽やオーディオ関連について非常に深い造詣をお持ちの方です。
最近ではSMALL FACESの記事を取り上げておられますが、私のかなり怪しい内容の記事とは違って(笑)豊富な知識と経験に裏打ちされた愛情溢れる記事を書いておられます。
特にBEATLESやオーディオ関連の記事については非常に濃い内容なので、私にとっても大変勉強になるブログです。

そんなJDさんとは今回が初対面だったのですが、ブログではしっかりとした落ち着いた文章を書いておられますし、私から見ても深い知識をお持ちの方なので、私よりもだいぶ年配の方だと勝手に思い込んでいました。
しかし、実際のJDさんは私よりも年上ではありますが、とても若々しく親しみやすい方でした。
実は学者肌で冗談の通じない方だったらどうしようと少々不安でしたが、それはかなり余計な心配でした(笑)
むしろ考え方や物腰が非常に柔らかく、堅苦しさとは全く無縁の方でした。

JDさんが札幌へ出張に来られたのは初めてではなく、2年ほど前に一度レコード店巡りをされたとのことでした。
しかし、その時は4軒ほどしか訪問できなかったようで、今回は私がそれらのお店を含めた8店舗ほどをリスト・アップして回ることにしました。

以下は今回JDさんとご一緒に回ったお店の詳細です。