最近の私はCDばかりでレコードをあまり購入しておりません。

しかし、何も購入していないわけではなく、昨日も海外からレコードが一枚届きました。

PETULA CLARKの説明不要の大名盤『DOWNTOWN』です。

UKオリジナル盤で、もちろんモノラル盤です。


今までこのアルバムはジャケットが異なるUSオリジナル盤を愛聴してきましたが、

これを処分対象にするかどうか迷っています。
ただ、このステレオ盤も捨てがたいです・・・
私はこのように後で悩むような買い物ばかりをしているから常にお金が無いのでしょうね(苦笑)

それはともかくとして、本作はガール・ポップの大名盤だと思います。
「30歳過ぎの人妻がガール・ポップ?」と思うのは野暮なものです(笑)
普通、彼女くらいのキャリアと力量がある人の作品は貫禄と余裕に満ちた内容になりがちですが、本作の彼女は奇跡的と言えるくらい瑞々しいです。
これはどこを切っても「ガール・ポップ」としか言えません!
また、どうしても超有名な表題曲ばかりが注目されがちですが、他の収録曲のクオリティーも非常に高いです。
彼女が所属していたPYEレーベルはガール・ポップの宝庫ですが、その中でも確実に本作は上位に入ります。
本当にガール・ポップの教科書みたいなアルバムです。