CAROL DEENE "A LOVE AFFAIR" [GIRL POP]
つい最近まで、このアルバムの存在は全く知りませんでした。
CAROL DEENEの『A LOVE AFFAIR』です。
WORLD RECORD CLUBから1970年にリリースされています。
CAROL DEENEは1961年に17歳でデビューし、「NORMAN」(1962年、全英24位)、「JOHNNY GET ANGRY」(62年、全英32位)、「SOME PEOPLE」(62年、全英25位)の中ヒットを出しています。
この後に巻き起こる空前のビート・グループ・ブームによって、60年代初頭にデビューした他のティーン・アイドル達と同様、彼女の人気は失速してしまいますが、その後も英HMVやCOLUMBIAなどからコンスタントにシングルを出し続けます。
そんな彼女は60年代の終わりと共にそのままフェードアウトしてしまったものと思い込んでいたのですが、まさかこのようなアルバムを残していたとは・・・
メジャーなEMI系の中でも、ややマイナーなWORLD RECORD CLUBからのリリースというのも盲点でした。
60年代初頭から半ばにかけて人気があったティーン・アイドルではBILLIE DAVISも似たような経歴です。
ただ、BILLE DAVISが英DECCAから同じ1970年にリリースしたアルバムは今やレア盤として人気ですし、CD化もされています。
それに対して、CAROL DEENEの本作はCD化されていないですし、中古市場で人気があるとも思えません。
私はこのアルバムをeBay UKで偶然見かけたのですが、送料も含めた価格は2700円ほどでした。
このような不人気盤(?)の本作ですが、あまり期待していなかったわりに良い内容でした。
「MY GUY」や「I'LL SAVE THE LAST DANCE FOR YOU」など、1970年という時期を考えるとちょっとどうかな?というカバー曲もありますが、これらの出来も悪くありません。
それにしても「MY GUY」という曲は、MARY WELLS嬢のオリジナルよりもカバーの方が良く聴こえるのはなぜでしょう(笑)
この他にスタンダード・ナンバーもいくつか歌っていますが、大人になった彼女の魅力が上手く発揮されていると思います。
このアルバムは彼女の大人っぽい部分とポップな部分がちょうど良い案配だと思います。
あまり大人っぽい雰囲気を強調しすぎると、ガール・ポップ好きとしては退屈な内容になってしまうんですよね。
現在、サブブログの『新・自己満足レコード館』ではガール・ポップのアルバム特集を行っていますが、このように私が存在を知らないアルバムもまだまだありそうです。
ブリティッシュ・ビートのアルバムも足踏み状態ですが、ガール・ポップのアルバムも課題が多いですね・・・
CAROL DEENEの『A LOVE AFFAIR』です。
WORLD RECORD CLUBから1970年にリリースされています。
CAROL DEENEは1961年に17歳でデビューし、「NORMAN」(1962年、全英24位)、「JOHNNY GET ANGRY」(62年、全英32位)、「SOME PEOPLE」(62年、全英25位)の中ヒットを出しています。
この後に巻き起こる空前のビート・グループ・ブームによって、60年代初頭にデビューした他のティーン・アイドル達と同様、彼女の人気は失速してしまいますが、その後も英HMVやCOLUMBIAなどからコンスタントにシングルを出し続けます。
そんな彼女は60年代の終わりと共にそのままフェードアウトしてしまったものと思い込んでいたのですが、まさかこのようなアルバムを残していたとは・・・
メジャーなEMI系の中でも、ややマイナーなWORLD RECORD CLUBからのリリースというのも盲点でした。
60年代初頭から半ばにかけて人気があったティーン・アイドルではBILLIE DAVISも似たような経歴です。
ただ、BILLE DAVISが英DECCAから同じ1970年にリリースしたアルバムは今やレア盤として人気ですし、CD化もされています。
それに対して、CAROL DEENEの本作はCD化されていないですし、中古市場で人気があるとも思えません。
私はこのアルバムをeBay UKで偶然見かけたのですが、送料も含めた価格は2700円ほどでした。
このような不人気盤(?)の本作ですが、あまり期待していなかったわりに良い内容でした。
「MY GUY」や「I'LL SAVE THE LAST DANCE FOR YOU」など、1970年という時期を考えるとちょっとどうかな?というカバー曲もありますが、これらの出来も悪くありません。
それにしても「MY GUY」という曲は、MARY WELLS嬢のオリジナルよりもカバーの方が良く聴こえるのはなぜでしょう(笑)
この他にスタンダード・ナンバーもいくつか歌っていますが、大人になった彼女の魅力が上手く発揮されていると思います。
このアルバムは彼女の大人っぽい部分とポップな部分がちょうど良い案配だと思います。
あまり大人っぽい雰囲気を強調しすぎると、ガール・ポップ好きとしては退屈な内容になってしまうんですよね。
現在、サブブログの『新・自己満足レコード館』ではガール・ポップのアルバム特集を行っていますが、このように私が存在を知らないアルバムもまだまだありそうです。
ブリティッシュ・ビートのアルバムも足踏み状態ですが、ガール・ポップのアルバムも課題が多いですね・・・
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