先日、私の娘と北海道新冠町のレ・コード館に行ってきました。

北海道の日高地方といえば競走馬の産地として有名ですが、新冠町はレコードと音楽による町づくりを進めています。
その中核をなす施設が国道235号線沿いの道の駅に隣接しているレ・コード館です。


レ・コード館には全国から寄贈された86万枚のレコードが収められています。

レコードが収納されているレ・コードバンクです。

レ・コードバンクに収納されているレコードは館内にある専用端末で検索することが可能で、それをリスニングブースで視聴することもできます。

数室あるリスニングブースのひとつではDENONのDP-47Fが使われていました。
リスニングブースの使用料は1時間400円です。
レ・コードバンクにあるレコードのリクエストは入口すぐの窓口で受け付けてくれます。

館内にはレコード店を思わせる「レ・コードプラザ」もあります。


ここにあるレコードは備え付けのプレーヤーで(ヘッドフォンではありますが無料で)聴くことができます。

他にも古いプレーヤーの展示や、

1979年製のジュークボックスなんかもありました。

ジュークボックスは今でも現役で、この日も来場された方の多くが使っていました!
ちなみに1曲100円です。

また、館内には「究極のレコードサウンドの再生」を目指して国内最大級の音響システムを備えたレ・コードホールもあります。
こちらも有料(大人300円)ではありますが、レ・コードバンクからリクエストしたレコードを視聴することができます。
レ・コード館ではこのような曲のリクエストが多いようです。

私も話のネタにここで何かのレコードを視聴しようかと思っていたのですが、娘が露骨に難色を示したのと(苦笑)先客がいたので諦めました。

先客とは驚いたことに高校生くらいの女性で、1回だけではなく2回続けてレ・コードホールを使用していました。
その方は持ち時間にジュークボックスを何度も使っていましたし、レコードへの愛情が高いように感じました。
私の娘と大違いですね(笑)
でも、レコードに愛着を持つ若い方がいるのは大変喜ばしいことだと思います。
次の世代の方には貴重な文化遺産であるレコードをきちんと引き継いでもらいたいですからね!