先日でDAVE CLARK FIVEのリード・シンガー兼キーボード奏者のマイク・スミスが亡くなってから6年が経ちました。

このブログでは彼の命日の度に追悼記事を書いていましたが、去年は記事にしませんでした。

とはいっても、別に彼のことを忘れていたわけではありません。
去年は当ブログを続ける意欲が低くなっていただけで、彼はいつだって私達の中で生き続けています。

しかし、残念なことに今の彼はすっかり忘れ去られた存在になってしまったように感じます。

いや、忘れられたというよりも、最初から存在そのものが知られていないのかもしれません。

ブリティッシュ・ビートを代表するシンガーとしての彼の存在は勿論ですが、DAVE CLARK FIVEの代表曲「GLAD ALL OVER」等を書いた作曲家としての才能、そして地味ながらもDC5のサウンドを支え続けたキーボード奏者としての確かな実力・・・
これらの事実が多くの音楽ファンに知られていないことはとても悲しいことです。

その最大の要因については・・・このブログで言及するのは止めにします(苦笑)

それに彼はエゴむき出しの人が多いリード・シンガーの中では例外的に控えめな人でした。
彼は見た目そのままに「いい人」だったみたいですね。
それはDC5の他の3人もそうです。
どう見たって全員がいい人そうに見えます。
しかし、それが彼(彼ら)の印象を薄くさせてしまっている要因のひとつなのかもしれません。

その分、全員のエゴを吸収してしまったような人がいるから、結局は帳尻があっているのかもしれませんが・・・(苦笑)

そうであったとしても、彼がほとんど評価すらされていない現実は非常に残念なことです。