先週、今週と出張が続いていました。

私は出張で関西地区より西に行くことがほとんどありません。
しかし、今週は珍しく福岡への出張でした。
福岡に行くのは初めてのことです。

福岡には先日の「続・札幌レコード店ツアー2016」でご一緒した、音楽ブログ『analog Beat』の管理人であるJDさんがお住まいです。
今回の出張は平日でしたし、福岡市内の滞在時間が非常に短かったこともあって、残念ながらJDさんにお会いすることはできませんでしたが、大変ありがたいことにJDさんからは福岡市内のレコード店情報を事前に教えて頂きました。

私の勝手な印象ですが、福岡は音楽が盛んな場所というイメージがあります。
福岡出身のミュージシャンは数多くいますしね。
実際、福岡市内のレコード店の軒数はそれなりに多いようですが、出張中の自由時間には限りがあります。
自由行動は2時間ほどしかありませんし、店間の移動を考えると2、3軒くらいしか回ることができないでしょう。
そこでJDさんから頂いた資料を参考に、訪問する店を3軒に絞りました。

まず最初に訪問したのは、「GROOVIN'福岡店」(福岡市中央区赤坂1-1-19アイリスビル1F)です。
地下鉄赤坂駅から徒歩5、6分の所にあるお店ですが、JDさんから店の地図を頂いていたので、すぐに場所が分かりました。
GROOVIN'は広島県や岡山県、そしてJR博多駅近くにも店舗があるチェーン店ですが、JDさんの事前情報では最も期待できそうなお店でした。
店内はCD売場の方が多いように感じましたが、レコードもそれなりの在庫量がありました。
品揃えはオール・ジャンルですが、ロック系や黒人音楽系は充実しており、価格帯も手頃でなかなか良い感じのお店でした。
数はそれほど多くありませんでしたが、ブリティッシュ・ビート系のUKオリジナル盤やUSオリジナル盤もありました。既に持っている物ばかりでしたが・・・

このお店の難点は商品の大半が壁面の陳列棚にあって、背表紙が正面になって並んでいることです。
これはレコードが探しにくいから好ましくないんですよね。
自分の目線に商品があるならまだ良いのですが、商品が足元にあったり、手の届きにくいような高さにあると非常に探しにくいです。
ましてや、この店は通路幅が狭く、他のお客さんがいると尚更探すのに苦労します。
地元でもこのような陳列をしているレコード店はありますが、今回のように時間が少ない遠征先では棚を見た時点で焦ってしまいます(苦笑)
それでも、じっくり探索をすると何かが出てきそうな雰囲気だったので、1時間ほど壁面の陳列棚をかき分けて探し出したのがこのレコードです。