前日の記事の続きです。

こちらは本家本元の『ABBEY ROAD』です。



このアルバムは以前から国内アナログ盤やCDを所有していました。

しかし、ある日UKオリジナル盤をどうしても欲しくなってしまいました。

それは両面にラミネート・コーティングが施されたジャケットが美しすぎたからです。


このジャケットは紙質がやや薄いせいか結構傷んでいる物が多いのですが、私が所有している物は目立ったダメージも無いまずまずの美品です。

やはり、このジャケットはきれいな物を持っていたいものですね!

このUK盤のレーベルは”ダーク・グリーン・アップル”です。



マトリックスはA面が2、B面が1です。

何の変哲もない通常盤ですが、ジャケット裏とB面のレーベルには「HER MAJESTY」の表記がありません。




ジャケット目当てで購入したこのUK盤ですが、音質の方も国内アナログ盤やCDとは一味も二味も違います。

この盤は60年代初期から中期のモノラル盤のような音圧勝負の音ではありませんが、とても端正でメリハリのある音がします。
特にB面のメドレー部分などでは、この瑞々しくクリアーな音の本領が発揮されているように思います。
私はこのUKオリジナル盤を聴いて、このアルバムに対する印象が劇的に変わりました。

この盤とBEATLES初期の頃のUKオリジナル盤を聴き比べると、僅か数年の間に録音技術がもの凄い早さで進歩したことがわかりますね!