長らく放置していた無意味なコーナーの復活です。

今回は英国四大レーベルのひとつ、DECCAのジャケットについてです。


DECCAのジャケットには裏に折り返しが無いものと、

上下2辺が折り返されているものがあります。


中にはROLLING STONESの1stアルバムのように、2種類のジャケットが存在するものもあります。


私の知っている限りでは、フリップ・バック(折り返し)のあるジャケットは67年頃までしか存在しないようです。

DECCA系のジャケット製作会社は複数あります。

MacNeill Press、

Clout & Baker、

Robert Stace、

James Upton、

Garrod & Lofthouse、

Moore & Matthes、

まだこの他にもあるかもしれません。
この中で数が多いのはRobert Stace社です。

DECCA系のジャケットは紙質が軟らかく傷みやすいのが共通しています。

60年代末のジャケ裏右上にはモノラルとステレオを認識する穴(所謂DECCA穴)が開いています。

モノラルだと赤で、ステレオだと青になります。

また、60年代のDECCAには印象深いジャケットがいくつかあります。