英国4大レーベル(?)のジャケットはこれで最後です。

PHILIPS系のジャケットです。

PHILIPS系のジャケットは大まかに分けて3種類あります。

まずは裏にフリップ・バック(折り返し)のあるジャケットです。

もちろん、表にはラミネート・コーティングが施されております。

フリップ・バックの形状は微妙に異なっています。

これが最もポピュラーなタイプです。

これも60年代中頃まではよく見かけるタイプです。


これは数が少ないです。


次は裏に折り返しの無いジャケットです。


ライナーが上から貼り付けられています。

アメリカのジャケットみたいな作りです。

このタイプのジャケットは、表にぶ厚いラミネート・コーティングが施されていることもあって非常に頑丈です。
多分、UK盤のジャケットの中で最も頑丈な作りなのは、このタイプだと思います。

最後は両面にラミネート・コーティングが施されているジャケットです。

これは60年代後半から多くなります。
他のタイプと比べると紙質が若干薄めなので、少々傷みやすいジャケットです。

PHLIPS系のジャケットには製作会社のクレジットがありませんが、恐らく複数の製作会社を使っていたと思われます。
この他にもいくつかの種類があるようですが、私にはたくさんありすぎて理解不能です(苦笑)

例えば、このジャケットにもフリップ・バックがあるものと無いものが存在するみたいですね。

ちなみに、私のはフリップ・バック無しのジャケットです。

PHILIPS~FONTANA系の紙ジャケCDの場合はどちらになっているのでしょうか?

どうでもいいことではありますが、ちょっと気になります(苦笑)