ここ最近、よく聴いているのがこのアルバムです。

"モッズのアイドル”、”裸足の歌姫”、”スクーターに乗せたい女の子No.1”(笑)SANDIE SHAWの1stアルバムです。

1965年にリリースされた本作は全英3位まで上昇しました。

このアルバムを聴いてまず感じるのは、PYEレーベルのガール・ポップの質の高さです。
本作には彼女の出世作、「恋のウェイト・リフティング」(笑)などのヒット曲は収録されていません。
しかし、地味ながらも粒揃いの収録曲は充分以上に楽しめると思います。

勿論、それにはCHRIS ANDREWS(ADAM FAITHなども手掛けた)などの優秀なスタッフ陣の貢献も大きいと思いますが、やはり一番大きいのは彼女自身の魅力や歌唱力の高さだと思います。
当時のアイドルはルックスだけではありません。
この時点での彼女は18歳くらいのはずですが、とてもそうとは思えないくらい堂々とした歌いっぷりを披露しています。
また、それと同時に彼女の初々しい部分が所々に垣間見えるのがこのアルバムの絶妙なところです。
この絶妙なバランス感がPYEのガール・ポップものの良いところだと思います。

彼女の代表曲「恋のウェイト・リフティング」(全英1位)です。
それにしても、この邦題はあんまりですね(苦笑)

なんだか、この映像の彼女はややイマイチに見えます。
個人的にはジャケット写真の方が数段良く見えるのですが・・・