仕事が忙しくなると、ブログの更新の更新が滞ってしまいますね。

というか、やる気が全くなくなってしまいます(苦笑)

しかし、そうも言っていられないので、先週ネットで買い物したレコードやCDについて記事にしたいと思います。

まずはコレ、英国の女性ブルース・シンガー、JO-ANN KELLYが米EPICに残した1stアルバム(1969年)です。

私が学生だった頃、ブルースを集中的に聴いていた時期がありました。
ブルースにはブリティッシュ・ビートのルーツを探求しているうちに辿り着いたのですが、その当時は本物のブルース・マンのレコードは勿論のこと、ブリティッシュ・ブルースのレコードもよく聴いていました。
JOHN MAYALLやALEX KORNER、SAVOY BROWN、PETER GREEN在籍時のFLEETWOOD MACなんかです。
このJO-ANN KELLYのアルバムも存在を知っていて探してはいたのですが、今に至るまで入手できずにいました。

ところが、先日ネットで安く売られているのを発見してようやく入手しました。
米EPICの80年代プレスの再発盤でしたけどね。
この辺のアルバムにはオリジナル盤への拘りなんて全くありません。
私が持っているブルース関連のアルバムは再発盤だけです(笑)

JO-ANN KELLYは”第二のジャニスになりそこねた人”みたいに言われているみたいですけど、実際に聴いてみるとそれは全然違うと思います。
レコード会社の思惑はどうであったか知りませんけど、彼女自身にそんな気は皆無だったのでしょう。
彼女がやりたかったのは純粋なカントリー・ブルース。
彼女には大きな会場で爆音を響かせるという当時流行りの”ブルース・ロック”なんかに興味がなかったのでしょうね。

そんな彼女のアルバムですが、素朴ではありますけど素晴らしい出来です。
彼女の歌唱力の高さは勿論のことですが、ギターの腕前も大したものです。
何の先入観もなしに聴けば、これを25歳の若い女性、しかも英国出身者が一人で歌い演奏したなんて思わないでしょう!