SYMARIP "SKINHEAD MOONSTOMP" [その他の音楽]
最近は海外の通販やネット・オークションを以前ほど使わなくなりました。
理由はもちろん円安のためですが、特に英ポンドに対しての変動が極端ですね。
一年ちょっと前は1ポンド=120円台だったのに、今は170円前後です。
この50円の差はかなり大きいです。
それでも、国内で入手困難な物は海外から買うしかありません。
また、国内の市場価格よりも海外のネット通販などで買った方が安い場合もあります。
このCDは後者の方でした。
TROJANから発売されていたSYMARIPの『SKINHEAD MOONSTOMP』2枚組デラックス・エディションです。
何度も聴いた作品のデラックス・エディションなどはもうたくさんですけど、このようなあまり日の目を見ないアルバムの再発は素晴らしいと思います!
このCDが発売されたのは数年前ですけどね(笑)
ちなみにSYMARIPは在英ジャマイカ人のグループで、PRINCE BUSTERの全英ツアーのバック・バンドを務めていたようですし、EQUALSなどが所属していたマイナーレーベル英PRESIDENTからTHE PYRAMIDS名義で一枚のアルバムもリリースしています。
このCDの裏ジャケです。
ジャケット表に写っている怖そうなお兄さん達はグループのメンバーではありません(笑)
このアルバムのオリジナル盤がリリースされたのは1970年です。
当ブログでも何度か取り上げていましたが、60年代末の英国ではちょっとしたレゲエ・ブームが発生していました。
そのレゲエ・ブームを支えていたのは増え続けていた在英ジャマイカ人達と、モッズから派生したスキンヘッドと呼ばれる若者集団でした。
スキンヘッドについての説明は面倒なので省きますが、彼らが愛した音楽はR&Bとジャマイカの音楽でした。
スキンヘッド達と在英ジャマイカ人との間では共感しあえる部分も多かったのでしょう。
当時の英国では両者とも社会の底辺の方にいる人達だったようですから・・・
このアルバムのタイトル曲もスキンヘッド達への応援歌みたいなものです。
また、スキンヘッド達にとってブルー・ビートやレゲエは非常に身近な存在だったと思います。
遠い所にいるアメリカのR&Bシンガーと違って、ブルー・ビートやレゲエの歌手は本人を見ようと思えばすぐ近くにいましたからね!
CLASHのPAUL SIMONONが何かのインタビュー記事で「レゲエは少年時代に子守唄のように聴いていた」ということを言っていましたけど、英国の一部ではこの当時からレゲエがしっかりと根付いていたのだと思います。
ちょうど60年代の終わり頃はロックステディからレゲエへの転換期でした。
この時期のレゲエには新しい音楽が生まれる時にあるエネルギーに満ちていますし、不思議な高揚感があります。
時代や国も社会背景も違う私とスキンヘッド達では共通する部分が少ないかもしれませんけど、このような熱い音楽に魅かれる部分だけは時代や国籍に関係なく一緒だと思います!
理由はもちろん円安のためですが、特に英ポンドに対しての変動が極端ですね。
一年ちょっと前は1ポンド=120円台だったのに、今は170円前後です。
この50円の差はかなり大きいです。
それでも、国内で入手困難な物は海外から買うしかありません。
また、国内の市場価格よりも海外のネット通販などで買った方が安い場合もあります。
このCDは後者の方でした。
TROJANから発売されていたSYMARIPの『SKINHEAD MOONSTOMP』2枚組デラックス・エディションです。
何度も聴いた作品のデラックス・エディションなどはもうたくさんですけど、このようなあまり日の目を見ないアルバムの再発は素晴らしいと思います!
このCDが発売されたのは数年前ですけどね(笑)
ちなみにSYMARIPは在英ジャマイカ人のグループで、PRINCE BUSTERの全英ツアーのバック・バンドを務めていたようですし、EQUALSなどが所属していたマイナーレーベル英PRESIDENTからTHE PYRAMIDS名義で一枚のアルバムもリリースしています。
このCDの裏ジャケです。
ジャケット表に写っている怖そうなお兄さん達はグループのメンバーではありません(笑)
このアルバムのオリジナル盤がリリースされたのは1970年です。
当ブログでも何度か取り上げていましたが、60年代末の英国ではちょっとしたレゲエ・ブームが発生していました。
そのレゲエ・ブームを支えていたのは増え続けていた在英ジャマイカ人達と、モッズから派生したスキンヘッドと呼ばれる若者集団でした。
スキンヘッドについての説明は面倒なので省きますが、彼らが愛した音楽はR&Bとジャマイカの音楽でした。
スキンヘッド達と在英ジャマイカ人との間では共感しあえる部分も多かったのでしょう。
当時の英国では両者とも社会の底辺の方にいる人達だったようですから・・・
このアルバムのタイトル曲もスキンヘッド達への応援歌みたいなものです。
また、スキンヘッド達にとってブルー・ビートやレゲエは非常に身近な存在だったと思います。
遠い所にいるアメリカのR&Bシンガーと違って、ブルー・ビートやレゲエの歌手は本人を見ようと思えばすぐ近くにいましたからね!
CLASHのPAUL SIMONONが何かのインタビュー記事で「レゲエは少年時代に子守唄のように聴いていた」ということを言っていましたけど、英国の一部ではこの当時からレゲエがしっかりと根付いていたのだと思います。
ちょうど60年代の終わり頃はロックステディからレゲエへの転換期でした。
この時期のレゲエには新しい音楽が生まれる時にあるエネルギーに満ちていますし、不思議な高揚感があります。
時代や国も社会背景も違う私とスキンヘッド達では共通する部分が少ないかもしれませんけど、このような熱い音楽に魅かれる部分だけは時代や国籍に関係なく一緒だと思います!
ブルー・ビートまでフォローしきれいていない自分ではありますが、以前ラジオでブルー・ビートを聞いたときは、その新鮮さに息をのんだ覚えがあります。フロント・ジャケの写真がメンバーじゃないとのことですが、なかなか恰好良いですね。音は想像するしかありませんが、poposukeさんの推す音楽なので、きっと素晴らしいのだろうなぁ~
by Speakeasy (2014-02-25 23:17)
Speakeasyさん こんばんは
nice!&コメントありがとうございます♪
私はブリティッシュ・ビート好きですが、ブルー・ビートはブリティッシュ・ビートと密接な関係があると思っております。
私が最初にブルー・ビートを意識したのはYARDBIRDSの1stアルバム『FIVE LIVE YARDBIRDS』でした。
他にもブルー・ビートに影響された曲は結構ありますよ!
レゲエについては正直なところそれほど詳しくありません(汗)
興味があるのは70年前後までで、レゲエが世界的にメジャーな音楽になって以降はあまり興味がありません。
記事中にも書きましたけど、この時期のレゲエは躍動感があって素晴らしいと思います!
by poposuke (2014-02-26 22:47)
グリンクリンさん おはようございます
nice!ありがとうございます♪
by poposuke (2014-03-01 08:15)