BEATLESの3作目です。
このアルバムは全曲オリジナルです。
オリジナル曲といっても内容が必ずしも良いとは限りませんが、そこはさすがにBEATLES、捨て曲無しの素晴らしい内容です。
特に彼らの初主演映画の収録曲で構成されるA面は、いつも繰り返し聴いてしまいます。
私が所有しているのはモノラル盤です。
マトリックスは両面3で、レーベルのレコード番号“PMC1230”の文字が大きい初期プレス盤です。
タックス・コードは”KT”の刻印があります。
ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE製です。
このアルバムは『WITH THE BEATLES』とほぼ同時期に購入しました。
私にとってBEATLESのUKオリジナル盤としては最初の頃に聴いた1枚ですが、さすがUKオリジナルのモノラル盤、冒頭のギターの音からして国内アナログ盤やCDとは全然違いました。
勿論、タイトル曲に代表されるような元気のいい曲で音が飛び出してくるような迫力も凄いのですが、「IF I FELL」や「AND I LOVE HER」のようなバラード系の曲で、本人達がすぐ近くで演奏しているような生々しさも大きな魅力です。
このアルバムに収録されている曲の大半はJOHN LENNONがメインの曲です。
曲の良し悪しは別にして、この頃の彼は作曲家として一番創作意欲に満ちていた時期なのでしょう。
どの曲も勢いがあり、ノリに乗っています。
PAULの若さ爆発の「CAN`T BUY ME LOVE」なども大好きですが、このアルバムはBEATLES時代のJOHNの代表作だと思います。