少し前の記事で、monkeyさんから以下のようなご質問を頂きました。
「60s後半から70s中頃にかけてのソフトロックのレコードはお持ちでしょうか?もし、あれば紹介してほしいです!」
もちろん持っておりますよ♪
ただ、monkeyさんへのコメント返しにも書いたのですが、個人的には”ソフト・ロック”という言葉の定義がいまひとつピンときません。
かなり漠然としたイメージはあるのですが、具体的にコレだ!というのはなかなか思い浮かびません。
”ハード・ロック”なら簡単に思い浮かぶんですけどね(笑)
とりあえず、CDの棚から”ソフト・ロック”っぽいアルバムを5枚ほど引っ張り出してみました。
もちろん他にもいろいろありましたが、聴く機会が多いのはこの辺のアルバムです。
何故か全部アメリカのド定番ものですね(笑)
どちらかといえば、ソフト・ロックはアメリカ発の音楽という印象が私には強いかもしれません。
でも、アメリカの音楽サイトなんかでは、上記のアルバムを”サンシャイン・ポップ”という括りで紹介していることが多いです。
確か
allmusicでもそうだったと思います。
よく考えると”ソフト・ロック”という言葉はちょっと変ですよね(笑)
”サンシャイン・ポップ”という言葉の方が個人的にはしっくりくる感じがします。
それはそうとして、このブログはあくまでも”ブリティッシュ・ビート”が基本のブログです。
やはり、英国ビート系のアルバムもいくつか取り上げないといけません(笑)
ビート・グループの中でソフト・ロックっぽいといえばハーモニー重視のグループ、例えばROCKIN' BERRIES辺りでしょうか?
でも、彼らをアルバム単位で聴くと妙にR&B色が濃い曲もいくつか含まれています。
全体的な雰囲気としてはちょっと違うような・・・
他にはフォーク畑出身のビート・グループ、OVERLANDERSやSEEKERSなどもソフト・ロックっぽいかもしれません。
でも、これらのアルバムはあんまり聴かないんですよね(苦笑)
決して悪いアルバムではないのですが・・・
あとはPYEレーベルのポップ職人TONY MACAULAYがプロデュースした人達、FOUNDATIONSなどもソフト・ロック的かもしれませんね。
でも、60年代後半以降の作品が多いので、”ブリティッシュ・ビート”の括りで考えると、ちょっと無理があるような・・・
なんてことを言っていると取り上げるアルバムが無くなってしまいますね(苦笑)
ZOMBIESの『ODESSEY AND ORACLE』やMANFRED MANNの『MIGHTY GARVEY』、HOLLIESの『BUTTERFLY』なんかをソフト・ロックの括りに入れることもあるみたいですけど、私の中でこれらのアルバムは完全に別枠です。
そんなわけで次回の記事までに5枚分を考えておきます!
とはいっても大体決まっているんですけどね(笑)
あとはその日の気分次第です。