私にとっての懐メロの定義は、”懐かしの50~60年代ポップス大全集”とかに収録されている曲です。
これは、よく通信販売などで売られているようなセット物です。
昔、私の実家にもこのようなカセット・テープのセットがありましたね(笑)
よくありがちな収録曲としては、
ジェリー&ペイスメーカーズ「マージー河のフェリー・ボート」
アニマルズ「朝日のあたる家」
ホリーズ「バス・ストップ」
ピーター&ゴードン「愛なき世界」
デイヴ・クラーク・ファイヴ「ビコーズ」
などが挙げられます。
見てお分かりのように、ANIMALSを除くと一般的には”マージー・ビート”の範疇に括られている人達です。
実際にはマージー・ビートじゃない人達がほとんどなのですが・・・(苦笑)
ここにBEATLESやROLLING STONESなどが収録されていることはまずありません。
それは権利関係のことが大きいのだと思いますが、基本的に彼らは懐メロ扱いされていないのでしょう。
それに、ロンドンR&B系グループやモッズ系のグループも収録されていません。
これらについては、60年代当時の日本での一般的な知名度が無かったのでしょう。
多分、若い音楽ファンの人達の中で、BEATLESやROLLING STONES、THE WHO、SMALL FACES,KINKSなんかを懐メロ扱いする人は少ないと思います。
中には懐メロ扱いしている人も存在しますが・・・
これらのグループが今でも懐メロ扱いされないのは、常に色々な媒体に取り上げられているからではないでしょうか?
だからこそ、モッズ系グループの多くは若い人達からも再評価されているのでしょう。
しかし、マージー・ビート系グループの大半は音楽専門誌からも冷たく扱われているのが現状です。
若い人にマージー・ビート勢の人気がないという理由は、単に露出が少なく、若い方に知られる機会が少ない、ということだと思います。
これなんて誰が聴いても傑作だと思うんですけどね~
知る機会さえあれば、もっとイメージが変わると思うのですが・・・
70年代生まれの私にとって、60年代の音楽は未知の部分が多い新鮮な音楽です。
懐メロなんかじゃありません。
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勝手な想像なのですが、このブログをお読みになっておられる方は、私と同年代の方か年上の方ではないかと思っています。
恐らく、20代や10代の方は少ないと思います。
ここ最近、このブログへの1日の訪問者数は200~300人くらいなのですが、私より下の世代の方は10分の1くらいではないでしょうか?
基本的にこのブログでは60年代の音楽しか取り上げておりませんし、アナログについての記事も登場するので、若い音楽ファンの方にとっては興味が持ちにくいかもしれません。
そもそも、20代以下でレコードを集めている方はご両親の影響か、DJ志望の人、またはちょっと変わった人(勿論いい意味で 笑)くらいだと思います。
ここでのメイン・テーマである”ブリティッシュ・ビート”というカテゴリーに対して、どれだけの若い音楽ファンの方が関心を持っているかといえば、ごく少数なのかな?という気がします。
なんせ40年前の音楽なので、興味の持ちようがないのも当然といえば当然ですが・・・
こんなブログではありますが、BEATLES関連の記事を取り上げると通常よりもアクセス数が増えます(笑)
21世紀になった現在でも、若いファンを獲得し続けるBEATLESはやはり偉大です。