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壁に飾りたくなるジャケット [雑記]

レコードとCDの大きな違いとはなんでしょうか?

音質面の違いでしょうか?
実際、オリジナル盤と最新のリマスターが施されたCDの音質はまるっきり別物です。
レコードとCDはそれぞれ別のフォーマットなので、音質が違って聴こえるのは当たり前かもしれません。
もちろん、そのどちらがいいのかは聴く人の捉え方によって違ってきます。

やはり、レコードとCDの最大の違いはジャケットでしょう!
CDにも紙ジャケがありますが、どう頑張ってもオリジナルのジャケットを再現するのは不可能です。
残念ながら、根本的な大きさが違いすぎます。
いつも思うのですが、レコードのジャケットほど絶妙な大きさの物は他にないでしょう!

私がオリジナル盤を集めている理由は音質面を含めいろいろあるのですが、ジャケットの存在というのも大きな理由のひとつです。

特にブリティッシュ・ビート系のアルバム・ジャケットには良いデザインのものが多いと思います。
70年代に入ると、有名なデザイナー集団ヒプノシスがデザインしたジャケットなどが話題を集めますが、個人的にそれらのジャケットはあまり好きではありません。
やはり、ジャケットは装飾過多なデザインよりもシンプルでカッコ良いものに魅かれます。

というわけで、今日はそんな中でも私が気に入っているブリティッシュ・ビート系のジャケットを紹介したいと思います。

まずは、ジャケット・デザインが最もカッコいいこのグループからです。
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ちょっとベタかもしれませんが、ROLLING STONESではこれが一番カッコいいですね!
勿論、これは緑っぽい色の70年代の再発ジャケではなく、完全モノトーンのオリジナル・ジャケがベストです。

US盤ではこれです。
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これはジャケ左上に”ELECTRONICALLY RE-PROCESSED"表記が無い、初期仕様のジャケです。
このジャケットは余計な文字が少ない方が好ましいと思います。

STONESはカッコいいジャケットが多いので選ぶのに悩みますね!

次は、これまたジャケットのセンスが良いBEATLESです。
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個人的には『WITH THE BEATLES』のデザインが良いと思っているのですが、一番印象が強いのはこのジャケットです。
これは私が一番最初に買ったレコードだからでしょうか・・・

続いて、我らがDAVE CLARK FIVEです。
意外とDC5はジャケット・センスが良くないのですが(苦笑)、これは結構気に入っています。
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このアルバムは映画のサウンド・トラックも兼ねていますが、それらしい雰囲気があっていい感じです。

問題の(?)HOLLIESです。
今まで、このブログではHOLLIESのジャケット・センスが悪いと散々酷評してきましたが(笑)、このアルバムだけは例外です。
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HOLLIESとしては奇跡的に(笑)良い雰囲気のジャケットです。
何となく、BEATLESの『FOR SALE』と並べて飾りたくなります。

マージー・ビートを代表するジャケットといえば、これですね!
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コミック・バンドみたいな1stのジャケはイマイチですが、このジャケット・デザインは秀逸です。
ジャケットを眺めているだけでも、リヴァプールに行った気分になれます。

最も”ビート・グループ”らしいジャケットといえばこれです。
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特に理由はありませんが、このジャケは何故かカッコ良く見えます。
ワガママちゃんなギタリストも、ここではまだバンドの一員です。
このジャケットからはグループとしての一体感が伝わってきます!

ご当地ジャケの傑作といえばこれです。
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普通、この手のジャケはカッコ悪くなりがちですが、さすがに彼らは例外です。
どちらかといえば、UK1stよりもこちらの方が好きかもしれません。

ガール・ポップを代表するのは、このジャケです。
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おしゃれな感じがいいですね。
SWINGING LONDON!!という雰囲気があります。

60年代のビート・グループといえば、どれも少なからずアイドル的な要素があったはずですが、そんなことを微塵も感じさせないのがこのジャケットです。
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彼らはふてぶてしくてナンボです(笑)

不良少年(?)が写っているジャケにも魅かれるものがあります(笑)
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この少年はUS盤『GIMME SOME LOVIN’』でもタバコを吸っています(笑)

夏の終わりを思わせるジャケットです。
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これは裏ジャケもいい感じです!
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今の時期にピッタリなジャケットです。

最後は、前にも大絶賛したこのジャケです。
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『KINDA KINKS』も結構好きです。
KINKSはDAVE DAVIESを中心にすると、カッコ良くキマるみたいです(笑)

今回ご紹介したアルバムの多くは紙ジャケCDも出ていますが、やはりオリジナル・ジャケットの魅力には及ばないと思います。
特に美しくラミネート・コーティングされたUKオリジナルのジャケットは芸術品と言えます。
この辺の繊細な質感を紙ジャケCDで表現するのは難しいでしょう。
それに紙ジャケCDは壁に飾っても見映えが良いとは言えませんからね(笑)

それにしても、ブリティッシュ・ビートのアルバム・ジャケットには良いものが多いです。
今回はいくつかを抜粋してみましたが、あまりにも良いものが多すぎるので選ぶのにかなり悩んでしまいました。
カッコ悪いジャケやヘンなジャケなら即答出来ますけどね(笑)


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コメント 4

へどろん

いやぁ、確かに絶妙な大きさですよね♪
そしてかっこいいジャケはホント多いっすよね。
だから今度はかっこ悪いジャケ特集を期待してる俺です、うふ♪

ビートルズのセンスもいいですけど、初期ストーンズのあの不良っぽい雰囲気にマッチしたジャケの数々のセンスはホント最高っす。
誰のアイデアでしょうね?個人的にはヒプノシスより…うひょ!
by へどろん (2009-08-19 00:28) 

poposuke

へどろんさん おはようございます

カッコ悪いジャケット特集は週末あたりにでもやろうと思っております。
あまり期待せずにお待ちくださいね♪

STONESはUK盤・US盤共にハズレが少ないと思います。
やはり、これはマネージャーさんの戦略でしょうか?
ただ、近年のジャケのセンスは最低だと思います(苦笑)

ヒプノシスは何かわざとらしい感じがしますね。
いかにも狙った感じが興醒めしてしまいます。
確かに良い物もたくさんあるんですけどね。

by poposuke (2009-08-19 07:20) 

parlophone

こんばんは~。
やっぱりアナログ盤はいいですよね。
そしてジャケの存在感!
ぼくはダスティのジャケットは初めて見ました。
サイケでいいですね。

それから思わず「おお」と思ったのがチャド&ジェレミー。
『遠い渚』じゃないですか~。
いいですよね~。
USオリジナル盤をお持ちとはうらやましいです^^
by parlophone (2009-08-21 01:55) 

poposuke

遼さん おはようございます

やっぱりレコードはジャケットが命だと思います(笑)
良いデザインのモノはどうしてもレコードで欲しくなりますね。
レコードの値段が高すぎたら、紙ジャケCDでもいいのですが・・・

CHAD & JEREMYのこのアルバムは所謂”ジャケ買い”なのですが、内容もジャケットと同じくらい素晴らしいですよ♪
恐らく、彼らの最高傑作はコレだと思います。

>USオリジナル盤をお持ちとはうらやましいです^^

日本での彼らは人気薄(?)のせいか、USオリジナル盤でも安かったです。
記憶が曖昧ですが、私の購入金額は2000円弱だったと思います。
これはジャケ、内容共に買って損はありませんでした。
もし、安く売られているのを見かけたら是非どうぞ♪

by poposuke (2009-08-21 07:33) 

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