GENO WASHINGTON & THE RAM JAM BAND "HAND CLAPPIN' FOOT STOMPIN' FUNKY-BUTT...LIVE!" [BRITISH BEAT]
リアル・モッズ・ヒーロー、GENO WASHINGTONの1stアルバムです。
本作は60年代ブリティッシュ・ビートを代表するライヴ・アルバムでもあります。
1966年にリリースされた本作は、全英5位まで上昇する大ヒットになりました。
本作はスタジオ内にファンを動員したスタジオ・ライヴ盤です。
厳密な意味で本作は本物のライヴ盤とは言えないかもしれませんが、そんな事はどうでもいいのです。
この盤に刻まれた熱気はまさしく”本物”です。
GENO WASHINGTONは元イギリス駐在のアメリカ軍兵士でした。
彼は軍を退役後、RAM JAM BANDをバックに付けてイギリス中のクラブを回っていました。
そうする内にモッズ少年・少女達の間で人気に火が付き、PYE系列のPICCADILLYからレコード・デビューすることが出来ました。
今更言うまでもありませんが、モッズ達の間で好まれていた音楽はモータウンやスタックスのR&Bです。
本場アメリカのアーティスト達は彼らがいくら憧れていても手の届かない遠い存在でしたが、GENO WASHINGTONは彼らの身近な所にいる”本物の”ソウル・シンガーでした。
本作からも、モッズ少年・少女達の彼に対する熱いリスペクトの想いが伝わってきます。
GENO WASHINGTONは愚直なくらい直球勝負のヴォーカリストです。
彼にコクや深みを求めてはいけませんが、勢いだけなら本場のソウル・シンガー達にも決して負けてはいません。
本作はR&Bやソウルのカバー曲が中心ですが、どの曲も熱いシャウト・ヴォーカルで突っ走っています。
特に「HOLD ON I'M COMIN'」や「RESPECT」といったスタックス系の曲で、彼の本領が発揮されていると思います。
また、バックのRAM JAM BANDも勢い溢れる演奏で好サポートしています。
個人的には上記2曲の他に、彼の数少ないシングル・ヒット曲「MICHEL」や「QUE SERA SERA」が気に入っています。
このアルバムは男気溢れる(?)好内容のライヴ盤だと思います。
私が所有している盤はUKオリジナルのモノラル盤です。
マトリックスは両面1で、タックス・コードは”KT"刻印です。
ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製です。
付属していた無地の窓付きインナー・スリーブです。
このUKオリジナル盤は凄い迫力の音がします。
最近、このアルバムも紙ジャケCD化されたようですが、この熱気溢れるライヴ盤はUKオリジナルのモノラル・サウンドで聴くのが一番でしょう!
彼らは本作を含めて3枚のライヴ・アルバムを残していますが、どれも甲乙付け難い素晴らしい出来です。
ここ日本ではあまり評価されていない彼らですが、本作はモッズ好きの方なら必ず気に入ってもらえる内容のアルバムだと思います。
彼らは本当のモッズ達から熱烈な支持を受けていたのだから間違いないでしょう!
このライヴ・アルバムからも熱い想いが確かに伝わってきますよ!
おまけの動画です。
いつも思うのですが、彼のように60年代のイギリスで活躍した黒人アーティストは不当なくらい低い評価しかされておりません。
最近ではモッズについて興味を持たれる若い方も多いかと思いますが、モッズ少年達が聴いていた音楽はTHE WHOやSMALL FACESだけではありません。
彼らのような存在がモッズ・ブームを支えていたのだと思います。
今では彼らの紙ジャケCDもありますし、安価な輸入盤CDボックスもあります。
彼らのライヴ盤にハズレはありません!
モッズに興味がある方には是非とも聴いて欲しいと思います!
本作は60年代ブリティッシュ・ビートを代表するライヴ・アルバムでもあります。
1966年にリリースされた本作は、全英5位まで上昇する大ヒットになりました。
本作はスタジオ内にファンを動員したスタジオ・ライヴ盤です。
厳密な意味で本作は本物のライヴ盤とは言えないかもしれませんが、そんな事はどうでもいいのです。
この盤に刻まれた熱気はまさしく”本物”です。
GENO WASHINGTONは元イギリス駐在のアメリカ軍兵士でした。
彼は軍を退役後、RAM JAM BANDをバックに付けてイギリス中のクラブを回っていました。
そうする内にモッズ少年・少女達の間で人気に火が付き、PYE系列のPICCADILLYからレコード・デビューすることが出来ました。
今更言うまでもありませんが、モッズ達の間で好まれていた音楽はモータウンやスタックスのR&Bです。
本場アメリカのアーティスト達は彼らがいくら憧れていても手の届かない遠い存在でしたが、GENO WASHINGTONは彼らの身近な所にいる”本物の”ソウル・シンガーでした。
本作からも、モッズ少年・少女達の彼に対する熱いリスペクトの想いが伝わってきます。
GENO WASHINGTONは愚直なくらい直球勝負のヴォーカリストです。
彼にコクや深みを求めてはいけませんが、勢いだけなら本場のソウル・シンガー達にも決して負けてはいません。
本作はR&Bやソウルのカバー曲が中心ですが、どの曲も熱いシャウト・ヴォーカルで突っ走っています。
特に「HOLD ON I'M COMIN'」や「RESPECT」といったスタックス系の曲で、彼の本領が発揮されていると思います。
また、バックのRAM JAM BANDも勢い溢れる演奏で好サポートしています。
個人的には上記2曲の他に、彼の数少ないシングル・ヒット曲「MICHEL」や「QUE SERA SERA」が気に入っています。
このアルバムは男気溢れる(?)好内容のライヴ盤だと思います。
私が所有している盤はUKオリジナルのモノラル盤です。
マトリックスは両面1で、タックス・コードは”KT"刻印です。
ジャケットはGARROD & LOFTHOUSE社製です。
付属していた無地の窓付きインナー・スリーブです。
このUKオリジナル盤は凄い迫力の音がします。
最近、このアルバムも紙ジャケCD化されたようですが、この熱気溢れるライヴ盤はUKオリジナルのモノラル・サウンドで聴くのが一番でしょう!
彼らは本作を含めて3枚のライヴ・アルバムを残していますが、どれも甲乙付け難い素晴らしい出来です。
ここ日本ではあまり評価されていない彼らですが、本作はモッズ好きの方なら必ず気に入ってもらえる内容のアルバムだと思います。
彼らは本当のモッズ達から熱烈な支持を受けていたのだから間違いないでしょう!
このライヴ・アルバムからも熱い想いが確かに伝わってきますよ!
おまけの動画です。
いつも思うのですが、彼のように60年代のイギリスで活躍した黒人アーティストは不当なくらい低い評価しかされておりません。
最近ではモッズについて興味を持たれる若い方も多いかと思いますが、モッズ少年達が聴いていた音楽はTHE WHOやSMALL FACESだけではありません。
彼らのような存在がモッズ・ブームを支えていたのだと思います。
今では彼らの紙ジャケCDもありますし、安価な輸入盤CDボックスもあります。
彼らのライヴ盤にハズレはありません!
モッズに興味がある方には是非とも聴いて欲しいと思います!
いやぁ、正直前から気になっていたんですが、未聴なのです。
必聴っすか…ピカデリーのオリジナルは高そうなんで、↑のボックスみたいなやつは…ありゃ廃盤みたいっす。
そっかー、じゃあ忘れないように…へどろんチェックリストに、っと…じーの、ジーノ、Geno…うふ♪
by へどろん (2009-05-17 22:28)
へどろんさん こんばんは
これはなかなか良いアルバムですよ!
UKオリジナル盤も不人気(?)のせいか、それほど高くありませんよ♪
>↑のボックスみたいなやつは…ありゃ廃盤みたいっす。
あれ!?いつの間に廃盤になったのかな・・・(汗)
少し前までは確かにあったので、まだ中古なら出回っているかもしれませんね。
紙ジャケCDも廃盤になっているみたいですね。
きっと大して売れなかったのでしょうね・・・
by POPOSUKE (2009-05-17 23:09)